対象:住宅設計・構造
はじめまして。自宅(一軒家)の敷地に面して低層住宅が建つことになり現在工事中です。業者からの地域住民への説明会も終わり、工事がはじまりましたが、建物の箱が完成したら、突然、自宅玄関前に電磁盤が置かれました(30世帯の電磁盤です)。
説明会では電磁盤を置くことなど説明がありませんでしたし、不整脈を持つ両親の健康への影響も心配です。電磁波を24時間×365日×年数(半永久的)浴びることになりますので業者に抗議していますが、工事は着々と進んでいます。
当初説明になく、誠意を感じないので、訴訟も辞さない覚悟ですが、工事中断並びに電磁盤を移転させるための良い知恵がありましたらご教示ください。
命に関わることなので大変心配しております。
竹之内一郎さん ( 東京都 / 男性 / 48歳 )
回答:1件
電磁波の基準
竹之内さん はじめまして
やすらぎ介護福祉設計 斉藤と申します。
通常の住宅は、各戸別々に電線から電気を引き込むので、「電磁盤」とはおそらく「高圧受電設備のキュービクル」の事かと思います。
もしくは電線を埋設し、キュービクルから各住戸へ配電する設備かもしれませんね。
玄関から出たところに配電設備が配置されてしまった旨、お気持ち察します。
残念なことに日本ではまだ''電磁波の健康被害が起きる基準値規制がされてないのが現状''です。
参考hp
http://www.jet.or.jp/e_health/
一時期、オール電化における電磁波が話題になりましたので以下をご参考に、住宅会社にキュービクルの電磁波を計測していただいてはいかがでしょうか。
*国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が1988年にまとめたデータ(WHO協力)
**家電機器から発する「商用周波数帯」 100マイクロステラ
**IH調理器の加熱で発する「加熱周波数帯」 6.25マイクロステラ
上記数値以下なら人体の健康に悪影響はないそうです。
しかし、強力な電磁波や長期的被爆は「急性白血病」の原因になりますし、ご両親が不整脈をお持ちということで将来的にペースメーカー使用されることも考えられます。
近隣説明がなかったことはまずかったですが、業者側は法に違反していない施工をしていると思いますので、まずは''安全性について早急な回答''をお願いしてみてはいかがでしょうか。
ご参考まで
回答専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
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