繰り上げ返済の計画について

おはようございます。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

まずは今後の予定を考えましょう。そして、その予定に対していくら必要でそのお金はどのように準備するか検討です。
そうすると現在の預貯金をいくらぐらいそれに当てないといけないかはっきりすると思います。

また、結婚が近いのですかね?結婚後は今のマンションはどうするのでしょうか。それによっても資金計画が変わって来るでしょう。売却する場合にはローンを相殺して手元に現金がいくら残るのか想定しておきましょう。

最後に繰り上げ返済についてですが、返済の仕方に期間短縮する方法と返済額を軽減する方法があります。期間短縮するほうが総支払利息は多く減るのですが、月の支払いが変わらないので現状の収支は変わりません。それに対し当て毎月の返済額を軽減する方法をとると月の返済額が減るのでその分毎月のの貯金を増やすことができます。

今後の予定を考えどのようにするのが得策なのか検討してみてください。

モモンガ09さんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『結婚も視野に入れているので結婚資金を手元においておきたいのでどのような割合で計画を立てればいいか迷っています。』につきまして、預貯金残高460万円から結婚資金と緊急予備資金として月収の2〜3ヶ月分を手元に残した上で、繰り上げ返済資金を決定していただくとよろしいと考えます。

尚、繰り上げ返済につきましては、返済予定表をご確認していただくとお分かりいただけますが、返済当初の方が毎月の住宅ローンの返済額に占めるローン利息の割合が高くなっているため、繰り上げ返済を行うのであれば、返済当初の方が効果が大きくなります。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄