対象:インテリアコーディネート
家の照明計画について悩んでいます。
2階のLDKで悩んでいるのですが、今まで賃貸で照明は全てシーリングでした。新しい家ではダウンライトが希望です。
ダウンライトのスッキリした印象が理想なので、他の照明器具は出来れば避けたいと思っています。
LDKは奥行き3600幅6965です。
北から対面キッチン(吊戸棚なしオープン)幅2275
ダイニング幅2275、南にリビング幅2475という広さになってます。
それぞれに仕切りはありません。
そこでこの広さのLDK、特にLDに必要なダウンライトの配置はどうすれば明るさに困らず、快適に過ごせる部屋になるのでしょうか?
シーリングとダウンライトでは、同じW数で合わせたとして
部屋全体の明るさは変わったりするのでしょうか?
今使っているシーリングの明るさにダウンライトの明るさを合わせれば、問題はないのかぁと何となく考えたりもします。
リビングは800×2000のテーブルを置く事にしています。
全く想像つかず、配置・W数・個数などアドバイスしていただけないでしょうか。お願いします。
はるけいさん ( 大阪府 / 女性 / 31歳 )
回答:2件
感じる明るさ。
はるけい様
はじめまして、インセンス斉藤と申します。
ご自宅計画中なんですね、完成が楽しみですが決めないといけないことも多いですね。
ご質問の照明の件、今まではシーリングで暮していたとありましたが、ダウンライトのみで、これまでと同じ明るさを求めるのは少々無理があるのではと思います。
感じる明るさは個人差がありますが、シーリングに慣れているとダウンライトのみでは暗く感じるかも知れません。
シーリングは光が全体に拡散して均一的な空間になります。
ダウンライトのみの場合は、取り付け位置や周りの反射条件にもよりますが、天井面や壁面は暗くなる部分も出てきます。卓上や床面で数値的に同じであっても目に入る壁面が暗いと、感覚的に暗く感じてしまいます。
スッキリした空間がご希望であれば、蛍光灯の間接照明で壁面や天井を照らすなどダウンライトと併用することも考えられます。
電球の種類を決めるのも、ランニングコストも考えたり点滅の頻度や目的によっても違ってきます。
目に見えない「明かり」を考えるのは、なかなか難しいものです。
明かりを体感することも大切なので、マンションのモデルルームや住宅展示場などで、ご自分のイメージとあうものを探してみては如何ですか。
具体的なお答えになっていませんが、何か参考になることあれば幸いです。
回答専門家
- 斉藤 克雄
- (東京都 / インテリアデザイナー)
- インセンス 代表
インテリアコーディネーターって・・・何する人?
暮らし方は十人十色…あなたの暮らしに合った提案をするのが、インテリアコーディネーターの仕事です。これまで約400組のお客様とお会いし、それぞれに合ったご提案を行ってます。あなたの「暮らし」のいろいろ、どうぞお気軽にご相談ください。
斉藤 克雄が提供する商品・サービス
作り付け収納でお部屋をすっきり。
現地でのインテリア相談と室内チェック
安井 正
建築家
-
照明配置の考え方の基本
照明の配置の考え方の基本はいくつかあると思います。
1.場所にあわせる。どこで何をするかを想定してそれに必要な明るさの器具を配置する。
2.フレキシブルに対応できるように全体を明るくする。あるいはライティングレールなどを使って可変性を重視する。
3.光の演出、雰囲気重視で考えていく。陰影のある空間づくり。
それぞれ、まったく違った考え方であり、出来上がりの明るさ、空間の雰囲気も違ってきます。
設計の仕事のなかでは、住む人がどんな空間を求めているのか、実用的なところを重視しているのか、もっと空間の雰囲気、陰影の美しさや落ち着きをもとめているのか、そんなところを建主さんご家族と話し合いながら、方向性を考えていきます。
あくまでも私の場合ですが・・・。
単に、何ルクスといった数値的なことを満たすだけなら、部屋の広さと学会などで研究されている必要照度などから照明器具の個数、W数を算出することはできますが、それだけでは人が暮らす場所として豊かなものにはなっていかないと考えています。
実際の住宅の設計では、上記の1から3を組み合わせて考えているのが実情ですね。
具体的に答えられずにスイマセン。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング