対象:ペットの医療・健康
大きめのインコを室内で2羽飼っています。
肺炎でセカンドオピニオンに診療をお願いしたところ、♂の血液検査結果で鳥結核が陽性反応と言われた。
1.このコを助ける為に、自宅で出来ることは?
2.つがいの健康な♀との間に卵が産まれた場合、
-1.仮に♂が陰性になった後の卵について、育雛中の雛達には伝染する可能性は?
-2.♂が陰性になった後の卵で、孵卵や育雛を人工的にすれな伝染を防ぐことは可能?
3.鳥たちの免疫力の強化や殺菌効果を狙い、栄養補給を考えています。
-1.ショウガ・ゴボウ・ニンニク等は有毒か?
-2.それらの食材の有効な量は?
-3.その他オススメの食材と栄養補給上の注意点は?
以上、回答頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
ひょっとこさん ( 山形県 / 女性 / 40歳 )
回答:1件
RE:ペットの鳥結核について
鳥結核は、細菌の1種であるMycobacterium Avium(マイコバクテリウム アビウム)の感染による病気です。初期の症状は軽く、体重減少が見られるだけのこともあります。
鳥結核の血液検査は、他の菌でも陽性反応がでるので、一度の血液検査で診断することは困難です。血液検査や糞便検査などを複数回行って診断します。
鳥結核の原因菌は、鳥から鳥へと感染が起こるので、同居しているインコへの感染防止として、隔離することをお勧めします。
肺炎の症状に対しては、複数の薬を用いた治療法が有効です。投薬が長期間に及ぶこと、強い薬を用いるため副作用が生じるリスクがあります。
産卵に関してですが、同居のインコの結核検査も行った方が良いでしょう。しかし、一度の検査では診断がつかず、孵卵や育雛は難しいです。
鳥結核の発症は5〜10歳で多く、発症には不衛生な環境での飼育、その他ストレスや免疫低下が関与していることから栄養補給は有効です。
しかし、ショウガ・ゴボウ・ニンニク等による栄養補給は現在、報告がありません。鳥用の栄養補助食品やサプリメントによる栄養補給をお勧めします。
鳥結核は、診断と治療がともに難しい病気ですので、近隣の専門病院での診察をお勧めいたします。
評価・お礼
ひょっとこさん
お忙しい中、回答頂きましてありがとうございました。
感染症の時対応してくださる専門病院があればいいなぁと思っていました。感染症において、症例や代替医療のあらゆる情報が集まっているセンター、そんな組織が、鳥に関しても存在しているなら・・・と思ったんです。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
ひょっとこさん
専門病院とは
2008/12/17 19:49鳥の専門病院にはもちろん診て頂いてるのですが、この度のM.Avium(ATB)感染における治療ですと、オススメの病院はありますか?東京都、関東ではいかがでしょうか。
もちろん陰転を目指して取り組みたいと思っています。陰転後の再発予防を含め何かアドバイスがございましたら、どうぞよろしくお願い致します。
ひょっとこさん (山形県/40歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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