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住宅購入に関しての贈与税について

人生・ライフスタイル 遺産相続 2008/12/02 10:55

現在平成9年に購入した昭和40年後半に建てられた中古住宅に住んでおりましたが、このたび建て替えることになりました。その頭金に関する税金等についてご相談させていただきます。
○今住んでいる中古住宅は私達夫婦だけで購入し、頭金の分だけ私の名義、大部分は主人の名義になっております。
○頭金は10年ほど前から一緒に住んでいた義母が800万円出して頂けると言うことで、500万円を頭金として使う予定です。
○義母は80歳で、義父は同居するまえにはすでに他界しております。義父の遺産はそんなに沢山ではありませんでしたがすべて義母にということで、主人兄弟は遺産放棄しています。
○義母の子供は主人(50歳)と弟(48歳)の2人で弟はまだ未婚です。
○私達夫婦には中学生を筆頭に3人子供がおります。
○私は団体職員をしていて主人の扶養には、はいっておりません。
○今の中古で購入した家の住宅ローンが1000万円強ほど残っていて、それも一緒にして新しく建て替える住宅ローンを組む予定です。名義も夫婦の共同名義にして2人で住宅ローン減税を使う予定です。
このようなとき、義母が出していただける頭金には「住宅取得資金等の贈与を受けた場合の特例贈与税」は使えるのでしょうか。
また使えなかった場合は、普通に贈与税を払うしか方法はないのでしょうか。よろしくお願いします。

あやままさん ( 千葉県 / 女性 / 45歳 )

回答:1件

吉野 充巨

吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー

- good

相続時精算課税制度の住宅取得資金の特例について

2008/12/02 11:39 詳細リンク
(5.0)

あやまま様

初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

ご質問の「住宅取得資金等の贈与を受けた場合の特例贈与税」は

が父母又は祖父母から取得資金の贈与を受けた場合、住宅取得資金の1500万円までの部分について、5部5乗方式により、税額を計算できる住宅取得資金等の贈与を受けた場合の贈与税の計算の特例」は既に無くなり、下記の制度に移行しています。

「住宅取得等資金の贈与を受けた場合の特例(相続時精算課税)」

この制度の場合を活用する場合の適用要件は、
相続時精算課税制度は満65歳以上の親から、満20歳以上の子である推定相続人への贈与に関し、非課税枠の2500万円までの特別控除と、2500万円を超える部分には20%の贈与税が掛かるというものです。また、この制度に住宅取得資金に係る特例が有り、非課税額に1000万円が上乗せされ、親の年齢制限も有りません。

上記制度の活用は、親から子への贈与に適用されますので、ご主人が贈与を受ける形で所轄税務署に、最初の贈与を受けた年の翌年2月1日から3月15日までの間に相続時精算課税選択届出書を提出する必要が有ります。

なお、住宅取得でこの制度を選択される場合は、住宅取得資金の特例を先にお使い下さい。2500万円の非課税枠は、住宅だけでなく資産の制限が有りません。

この制度を利用しますと、相続開始まで制度が適用されますので暦年課税(控除枠110万円/年)は適用が受けられません。

詳しくは下記国税庁ホームページにてご確認下さい。
相続時清算課税制度のあらまし
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/pan1504-1/01.htm

住宅取得等資金の贈与を受けた場合の特例(相続時精算課税)
http://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4503.htm

評価・お礼

あやままさん

とても参考になりました。ありがとうございました。

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質問者

あやままさん

住宅資金特別控除について

2008/12/02 14:03

早速ご回答頂きましてありがとうございます。もう少しお伺いしたいのですが、「住宅資金特別控除」を使用する際に昔の制度では「2年以内に居住していてはいけない等」の項目があったように思いますが、今回は今まで住んでいる所に建て替えなので10年以上住んでいますが大丈夫でしょうか。
また、立て替えなので近所に仮住まいになりまして新しく建てた家は3月30日に業者からの明け渡しになります。「3月15日までに居住と・・・」とありますが住所が建て替え地のままにしてあれば、これに当てはまるのでしょうか。

あやままさん (千葉県/45歳/女性)

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