対象:心の病気・カウンセリング
30代の女性です。結婚し、3歳の子供がおり、現在は第2子を妊娠中です。
幼少期からピアノを習っていたのですが、途中からピアノの音に過敏になり、小学6年でやめて以来、ピアノに限らず楽器全般、酷い時は食器の触れ合う音、金属音、ボールの弾む音、テレビの音まで耐えがたくなります。
平気なときは、コンサート会場やピアノの演奏会などの席にもいることができますので、聴覚障害ではないと考えています。
一時は良くなっていたのですが(20代)、結婚後、また過敏になってきました。もともと音楽は好きですが、過敏になり始めると音楽も受け付けなくなります。
これまでは、精神的なコンディションが悪いときはなるべく静かな場所で過ごすことでやり過ごしてきましたが、上の子供がそろそろ楽器に興味を持ち始め、逃げてばかりいることも出来なくなり、何より子供のために一緒に楽器や音楽を楽しめるようになりたいという気持ちが強くなってきました。
これは、精神的な病気なのでしょうか?病名は何と診断されるのでしょうか?精神科受診で治るものなのでしょうか?投薬は必要でしょうか?また、妊娠、出産、授乳が続きますが、今すぐにでも治療は開始できますか?
もう20年来苦しんでいます。回答を頂ければ幸いです。
Dママさん ( 東京都 / 女性 / 34歳 )
回答:1件
聴覚過敏
幼少期から聴覚過敏にてお悩みとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
聴覚過敏は神経症や精神病の初期症状として生じますが、20年来とのことで前者に相当しうると思います。治療としては、神経を刺激しないよう、静かな環境でゆっくり休むことが第一です。騒がしい場所では耳栓をしても良いでしょう。
向精神薬も効果的ですが、妊娠中とのことで、少なくとも胎児の器官形成期である16週までは服薬を避けた方が良いでしょう。その後は産科医・精神科医とご相談し、服薬にともなうリスクとベネフィットを比較・検討して下さい。どうぞ宜しくお願い致します。
銀座泰明クリニック
補足
銀座泰明クリニックのリンクは以下へ移転しました。
http://ginzataimei.com
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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