対象:矯正・審美歯科
回答数: 2件
回答数: 6件
回答数: 5件
回答:5件
歯の矯正期間に2-3年かかるのは,抜歯の必要のある症例
悪い歯並びを機械的な装置を用いて矯正する試みは、既に17世紀から開始され、今から百年ほど前、現代矯正歯科の基礎を築いたのは、米国のDr. Angle, E.H.と言われています。
歯列矯正の期間に最低2-3年も期間がかかる症例は、原則として歯を抜く必要のある症例と思われます。この抜歯症例に於いては、歯の移動量が大きくなるために治療期間が長くなります。歯は、歯を支えている歯槽骨(しそうこつ)を吸収したり、作ったりしながら移動するのです。
強い力を加えれば加えるほど早く移動するのか、というとそうではなく、各々の歯に合った適当な力を加えないと骨の改造がスムーズに起こらないため、歯は動きません。
(関連サイト)
出っ歯(上顎前突)
http://www.aoyama.or.jp/orthod_depa.htm
2-3本の部分矯正
http://www.aoyama.or.jp/bracket_place.html
開咬(オープンバイト)
http://www.aoyama.or.jp/orthod_open.htm
青山審美会歯科矯正クリニック(渋谷駅・表参道駅)
舌側矯正(ぜっそく矯正)の専門サイト http://www.koyata.com/
回答専門家
- 小谷田 仁
- (東京都 / 歯科医師)
- 医療法人社団審美会 青山審美会歯科矯正クリニック
約30年の実績による舌側矯正と審美矯正。質の高い治療に努めます
東京都渋谷区にある、矯正歯科・審美歯科・歯列矯正の専門医です。 特に舌側矯正(裏側矯正)に関しては、開業医としては日本で初めて全面的に臨床に取り入れ症例数4400件以上(1980年1月~2011年1月)を超えています。確かな技術と安心の提供に努めています。
歯の矯正治療と期間について。
歯の矯正治療についての歴史は、ほかの医療や歯科治療のなかでも比較的に新しく、現代矯正歯科学としてはおおよそ100年の歴史ということになるでしょう。しかし、その進歩と矯正歯科治療の臨床的、学問的向上は著しく様々な方法の歯列矯正によって治療を行うことができます。歯の移動については、適正な力を与えることで歯と周りの組織が動いていきます。適正な力により骨が添加と吸収を行うことで、その中で歯の移動が行われるのです。そのサイクルがおおよそ3〜4週間で、そのため年単位の期間がかかってきます。
歯列矯正の期間については、歯を抜くか否か、表側からの矯正か裏側からの矯正法かなどによって違ってきますので
詳しくは、カウンセリングにて歯並びの状態を拝見して、お話をさせていただくといいでしょう。
カウンセリングは40分くらいのお時間を頂きますが、ご理解いただけますように写真や模型、治療例などをご覧いただき詳しくお話をさせていただきますのでしっかりとお聞きいただけるといいでしょう。
ティースアート 矯正歯科 渋谷:03-3464-8211 銀座:03-3541-3514
http://www.teethart-ortho.com
回答専門家
- Dr.TSUBAKI
- (東京都 / 歯科医師)
- ティースアート ティースアート代表
米国の最先端ホワイトニングを日々研究、提供しています
日本で最初のホワイトニングサロンを銀座にオープンさせて以来、講演活動などを通して国内のホワイトニングを牽引しています。常に新しい技術を習得することを心がけており、年2回アメリカの審美学会に出席、日本人の歯を白くすることに貢献しています。
歯科矯正に時間がかかるわけ。
はじめまして。むつみデンタルクリニックの倉田です。
歯を動かすという処置は300年以上前から行われていたと言われています。
ただ、「歯科矯正学」という学問が確立したのは、20世紀に入ってからぐらいですね。
歯に力が加わった時に、どういったことが起こって動いていくかというと、
''・歯に力が加わる⇒動いていく方の骨が溶ける⇒歯が動く⇒動いた所の骨が添加される。''
といった「添加・吸収」を繰り返しながら進んでいきます。
このように歯を動かすには、『持続的な弱い力』を加える必要があります。強い力を加えたからといって早く動くわけではないのが難しいところです。
そのような力で歯を動かす場合、歯の動くスピードは『一ヶ月に1mm』程度です。ですから全体の歯を動かし、咬み合わせを整えるのには2年程度の期間が必要となります。
矯正治療について
http://www.geocities.jp/mutsumidental/kyousei.html
千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
http://www.geocities.jp/mutsumidental/
歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜
http://blogs.yahoo.co.jp/mutsumi_dental
回答専門家
- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
倉田 友宏が提供する商品・サービス
晝間 康明
歯科医師
-
矯正歯科治療の歴史と治療期間がかかる理由
こんにちは,東京都立川市ひるま矯正歯科の晝間康明です.
**矯正歯科治療の歴史
矯正歯科治療の歴史については下記のコラムにて以前掲載しましたのでお暇な時にご覧下さい.
書き加えなければならない点も多々ありますが,参考になれば幸いです.
私のコラムより→ 矯正歯科治療の歴史 〜その1 夜明け編〜
**矯正歯科治療になぜ期間がかかるのか?
矯正歯科治療で歯を動かす際,歯に弱い持続的な力を加えなければ動かす事が出来ません.
また,歯を動かした後はその歯がその位置で安定するように歯を支えている骨の改造を待たなければなりません.
この,弱い力をかけてさらに骨の改造を待つ適切な期間が4週間前後と考えられています.
したがって,矯正治療では約4週間に1度来院していただきワイヤーの調整などを行なっているのです.
もしそれ以上短い期間で歯を動かすと,歯が傾斜して移動してしまう場合,歯の根が吸収してしまう場合,歯が骨から飛び出してしまう場合など様々な問題が起る事があります.
一方,歯の移動に対する反応が早い方もいてその様な場合は3週間おきに歯を動かしても大丈夫かもしれませんが注意が必要です.
歯の移動を筋力トレーニングに例えるなら,トレーニング後に負荷の加えられた筋肉が回復する事を待つ期間を置かなければ筋肉が傷ついてしまう事に似ていると言えます.
矯正治療では,2年6ヵ月くらいの歯を動かすための動的治療期間が必要ですが,来院して頂くのは月に1度と考えると約30回程度となります.
結論として矯正治療の期間がかかる理由は,''歯が動く事と骨の改造を待たなければならないから''です.
当院のホームページより
歯が動く仕組みと痛みが現われる原因
→http://www.hiruma.or.jp/html/documentary/06.htm
以上,参考になれば幸いです.
金田 竜典
歯科医師
-
質問にお答えします。
OPLさん こんにちは。
歯科医師の金田 竜典です。
歯の矯正は元々萌えてきた位置から動かしたい位置までゆるやかな力を加えて少しずつ移動させてます。
歯はその周りを歯槽骨という骨で支えていますので、力を加えることにより、動かす方向の骨は吸収され、もとあった位置は少しずつ骨が作られて移動していくのです。
従ってその骨の吸収や添加が追いつかないような力を加えると歯が抜けたり根が短くなったりします。
よってゆるやかな力でゆっくり移動させるため全体を仕上げるのに一般に2年後の期間が必要となります。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A