対象:住宅資金・住宅ローン
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主人(会社員・32歳)妻(主婦・35歳)娘(1歳)の3人家族です。収入は主人のみで、手取り38万円、ボーナス110万円くらいです。
現在、住宅を購入しようと、某ハウスメーカーに依頼し土地探しからはじめています。
担当の営業さんに資金計画をしていただき、頭金500万円、、提携ローン金利1.57%で4500万円借入し、月々13万円とボーナス時20万円で返済ということでした。
しかし、頭金の少なさや借入の大きさなど不安になり、ご相談させていただきました。
これからもう少し頭金を貯めてからの購入にすべきか、住宅の価格を押さえるべきか、または主人が若いうちにローンを組むべくこのまま話を進めてもよいのか。ご意見をお聞かせください。
dicoさん ( 神奈川県 / 女性 / 35歳 )
回答:2件
住宅購入についての予算について
dico さま
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、
住宅の購入はこれから迎える楽しい生活に対する希望のほかに、住宅ローンの返済に対する不安がどうしてもついてきてしまいます。
よく毎月の住宅ローン返済額は収入の何%以内にしましょうというアドバイスをされる方や書籍などを見かけますが、これは、何の根拠もない数字です。
例えば、生きがいの趣味にお金をかけていらしたり、逆に貯金が趣味でお金を全く使わなかったりしたら、月々の住宅ローンの返済に掛けれるお金も変わってきます。
なので、まずはこれからの日常の生活や、お子さまにかける教育費、セカンドライフなど、その新居で思い描いているライフプランを確認し、必要となるお金を把握するようにしてください。
頭金をどれくらい用意したら無理なく返済できるのかも同様です。頭金はもちろん多いに越したことはございません。よく物件価格の20%をご用意くださいというアドバイスもございますが、今の生活を切り詰めて20%の頭金をご用意されるのに何年かかりますか?
たとえ、頭金を20%用意できたとしてもかかった分の年数だけ、住宅ローンの完済年齢は繰り下げられますし、お子さまの教育費が貯める期間も必然と短くなってきてしまい、余計、家計を圧迫する場合もございます。
なので、住宅購入に掛かる資金計画は、個々のご家庭によってケースバイケースとなってしまいます。
繰り返しになりますが、その住宅を購入することによって得られる生活(日々の生活、お子さまの成長・教育方針、リタイア後の第2の人生など、、、、)がどのようなものなのかをイメージをして、その生活を得るために、いくらなら支払っていけるのか。また、いくら支払ってまで、その生活を実現したいのかが重要となってきます。
以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト 藤森哲也
評価・お礼
dicoさん
ご回答いただきましてありがとうございます。
おっしゃる通り、『頭金を20%』というのがなんとなくひっかかっていたのは確かです。
もう一度、家族のライフプランについて考えてみたいと思います。
回答専門家
- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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住宅購入の件
dicoさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『これからもう少し頭金を貯めてから購入すべきか...。』につきまして、ご主人様の手取り月収金額38万円に占めるボーナス分も月返済とした場合の負担割合は43%近くにもなってしまいますので、この水準にまでなると家計そのものが成り立たなくなってしまうものと思われます。
住宅ローンを組んだ後も無理なく返済していくための目安は28%程度となります。
よって、手取り月収金額38万円の場合、毎月の返済額としては11万円程度となります。
今の資金計画で購入した場合、後々住宅ローンの返済で苦労することになるものと思われます。
まず、住宅を購入する場合、購入後の住宅ローン負担を少しでも軽減するためにも、頭金として物件価格の20%プラス諸費用分は予め用意してから購入するようにしてください。
また、ボーナス収入は毎月の生活費の不足分に充当したり、家族旅行などのライフイベント資金に充当するようにして、住宅ローン返済には組み込まないようにすることをおすすめいたします。
万が一、ボーナス収入が見込めなくなってしまった場合、大変なことになってしまいます。
これからお子様の教育資金なども必要になることも十分に考慮したうえで、住宅を購入するかどうかを決定するようにしてください。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄
(現在のポイント:-pt)
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