対象:投資相談
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ご自身の判断を最後まで信じるべきだと私は思います
はじめまして、たりらんらん様。アイスビィの植森宏昌です。
先月からのAIG問題も少し静か?になり、最近、私への問い合わせで1番多いのが、株価や投資信託の大幅に下落についてと、どうすれば良いか?という内容です。お問い合わせの内容は、その逆で下がっている時こそ買いではないかということですよね。
確かに、下がっている時に「買い」、上がった時に「売る」。これは投資の鉄則ですよね!ただ、プロの私達でも1番底値で購入し、1番高値で売る事は不可能です。
又、最近の傾向で、企業の本来の実力が株価に反映せず、業績とは関係ない部分でマネーゲームの様に売買されているケースも多々見受けられます。それに1番の問題点はマスコミ等が変に不安心理を煽り、世の中全体が動揺している様に感じます。
そんな時こそ冷静になる事が1番大切ではないでしょうか?現在、株や投資信託を持っている方で、株価連動型の運用商品を持っている人は動かない事が1番だと思います。ただ、不安感からか1番多い質問に「損切り」してでも売るべきかという問いです。本当に今すぐ資金が必要なら「売る」べきでしょうね?でも、必要でないなら状況を見てよく考えるべきだと思います。ただ、倒産しそうな会社の株を持っているのなら話しは別ですがね。
以上の点から考え、先ずは偏った運用や銘柄を購入せず、色々な業界や会社の株を幅広く持って焦らず時間を掛けて運用するのであれば収益は上がる可能性は高いと思いますよ。
投資をする上で1番大切な事はマスコミや雑誌に踊らされる事な無い様、正しい情報を掴み冷静に判断される事ではないでしょうか?ご自身が価格や会社を納得し購入された時が買い時だと思います。
回答専門家
- 植森 宏昌
- (大阪府 / ファイナンシャルプランナー)
- 有限会社アイスビィ 代表取締役
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数字のマジックに注意して
たりらんらん様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
投資の知識・経験が豊富なようですから少し違った角度から回答します。
まず、株式ですが「配当3%」は何に対して何が3%なのでしょうか?分母が直近の配当であれば、その配当の水準を維持できるどうかがよくわかりませんね。配当利回りの分母は、できれば将来の配当見通しであってほしいものです。
また、分子(株価)も昨今の大荒れの株式市場により大きく変動する可能性がありますね。こちらも気をつけたいものです。できれば、レポートなどを鵜呑みにするのではなく、数字の根拠も確かめたいですね。その上で、採っているリスクに見合うだけの配当利回りがあるのかを確認されるとよいでしょう。
一方、レアル建て債券についてですが、ブラジルの政策(短期)金利は13.75%、8年物の国債のイールドでも18%程度なのをご存知ですか?おそらく「配当」といわれているのはクーポンのことでしょうが、これだけ金利が高いとクーポンレートが10%あっても魅力的ではありません。購入されるときは、少なくとも現地通貨建て満期利回りを確認したほうがよいですよ。
満期利回りは購入した金額で数値が異なります。長期的に見れば、ブラジルと日本の短期金利の差は為替で相殺されることになると思います。したがって、残るのは、現地通貨建ての利回りが、現地の短期金利をどれだけ上回るかです。
評価・お礼
たりらんらんさん
とっても!!勉強になりました。
ありがとうございました。
回答専門家
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記事制作に関するご相談
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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全て買いという訳ではありません。
はじめまして、たりらんらんさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
安い時に買って、高い時に売る。
これは利益を生むのに当然の事ですよね。
そこで、購入した時より下がった時に買えば購入単価が下がり、利益を出しやすくなるのは確かです。
しかし多くの人は、投資がブームのようになり多くの人がやっていると、購入はいつの間にか高い時期に購入していて、調整が入ると評価損が出て不安になり安い時に売ってしまう結果になる事があります。
これから買い足しをお考えですが、個別株でしたら企業の業績や将来の見通しも重要になってくると思います。
こういう時こそ冷静な目で、投資先を見ることが必要でしょうね。
また先の見通しは、いつかは戻ってくるとは誰もが思っていますが、いつ戻るかは誰も分からないものです。
追加購入をする時は、数回に分けて購入されて時間の分散を取るのも良いでしょうね。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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株式の買い時の判断材料と対応について
たりらんらん 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
現在の日本株の株価レベルは各種指標を見ても、確かに異常なレベルといえます。
株価が安いときに買い、高いときに売るのは株で儲ける際の鉄則です。
例えば10月24日現在、東証1部全銘柄の純資産倍率は0.89倍(現在株式を購入し企業を精算すると利益が出るレベル)、株価収益率も予想では10.80倍(企業の利益に対して株価が低い段階)、平均配当利回りは予想で2.77%(国債を購入するよりも配当を得たほうが高い利回り)です。
市場全体では割安感があり、長期的に見れば底値に近いものと思われます。
但し、個別株は企業の将来の業績予測と財務内容等で現時点でも割安か割高かに分かれます。今後の業績によっては株価が長期低迷を続けるものがあります。
是非企業内容を確認の上ご購入ください。
また、短期的には現時点が底値かの判断は困難です。日本株の予想変動率が極めて高いレベルにあります、。従いまして、株価の乱高下は続くと市場関係者は見ています。従いまして短期では価格が下がることも十分に予想されます。
これらを考慮して、ご購入の際には業種を分けた分散か、個別リスクが抑えられているインデックスなどに連動するETFなどのご購入をご検討ください。また、資金が許せば時間分散もお勧めします。
(現在のポイント:-pt)
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