対象:ペットの医療・健康
雑種14才雄犬です。9月末突発性前庭疾患と診断され、血液検査は貧血気味以外に異常はなく、ステロイドとビタミン剤を投与、4日目にはビタミン剤のみ。食欲もあり一時はまっすぐ歩くようになったりしましたが、青っ鼻を出すようになり数日後一日食べなくなったので、通院。病院側では覚悟して下さいと流動食と栄養剤の注射。帰宅後は固形物も食べますが吐いてしまいます。小屋から出て吐いては倒れ、おしっこは時によろけながら自力でします。吐き気を押さえればまだ手立てはあるのではとあきらめきれません。
チビタマさん ( 東京都 / 女性 / 47歳 )
回答:1件
Re:前庭疾患か他の脳疾患か?
前庭は耳の一番奥の内耳と呼ばれる場所にあり、体の平衡感覚を維持するための器官です。
特発性前庭疾患とは高齢犬に発生する原因不明の前庭障害です。原因不明のため病気を確定する方法はありません。身体検査や神経学的検査、CTやMRIなどの画像検査などで他の病気を除外することで診断します。ただしCTやMRIの検査には全身麻酔が必要です。
主な症状は斜頚(頭が斜めに傾く)やまっすぐ歩けない、ふらふら歩くといった歩行異常、転倒、眼振(眼が規則的に動いている状態)、嘔吐などです。後遺症が残ることがありますが多くは1〜2週間で少しずつ改善します。
一般的に障害をうけた前庭自体を治療する方法はありません。対象療法として食欲がない場合は補液や栄養補給、吐き気がある場合は吐き気を止めるというように症状にあわせて治療を行います。
治療法や看護方法においてご不明な点はかかりつけの獣医さんとよくご相談されることをお勧めします。
評価・お礼
チビタマさん
ご回答頂けましたこと厚く御礼申し上げます。私の説明が不十分だったと思います。かかりつけの獣医師より十分な回答が得られなかったのでこちらにご相談させて頂いたわけですが、ネットで調べて得られる情報以外のことが知りたかったのです。私の無知ゆえの欲でしたかと思います。有り難うございました。
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