対象:ペットの医療・健康
3歳オスのアメリカンピットブルテリアです。
先週の木曜日(10月16日)、急に右斜頸、右顔面麻痺の症状が現われました。
金曜日に受診し、前庭疾患もしくは脳炎、脳腫瘍が考えられるとの事で、とりあえず抗生物質を処方され帰宅。
その後今日まで特に変化はなく、若干良くなったような気がします。
食欲旺盛、元気、熱もなし、症状は上記の2つのみです。ワクチン接種などももちろんきっちりしています。
以前、外耳炎の治療をした事もあり、内耳炎の可能性もあるのかなと思っているのですが、、、
脳腫瘍、脳炎ということもやはり考えられるのでしょうか?
MRIはまだかけていませんが、早急にした方が良いのでしょうか?
アドバイス、よろしくお願いいたします。
マキリンさん ( 大阪府 / 女性 / 37歳 )
回答:2件
原因不明の突発性顔面神経麻痺
ご指摘の通り、原因不明の突発性顔面神経麻痺を症状とする疾患には、脳腫瘍も含まれます。しかしながら、やはり腫瘍性疾患は老齢の動物に多いのも事実で、特に3歳では極めて稀なケースと言うことになるでしょう。原因不明の突発性顔面神経麻痺や、外傷性(打撲など)の顔面神経麻痺、耳道疾患の影響のほうが圧倒的に多いです。原因不明の突発性顔面神経麻痺は大体長くても2ヶ月で回復してきますが、それ以上症状に変化が見られない特は、症状が固定してしまうこともあります。治療(内服薬、ビタミン剤、サプリメント、光線療法など)でも全く進展が見られない場合には、MRなどの検査が必要になってきます。
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RE:前庭疾患・脳腫瘍?
斜頚や顔面神経の麻痺が頭蓋内(脳)に原因があるのかそれとも末梢性の疾患が原因であるのか現状では、はっきり分かりません。頭部のMRI検査を行うと脳の疾患があるかどうか分かると思います。斜頚や顔面神経の麻痺が中枢性であっても末梢性であっても治療の内容が大きく変わらないことがありますので現状、症状の改善が認められるようであれば経過を見るのも一つの方法です。ただ、原因がはっきりしませんので今後のことを考えて原因を追及していくのであればまずはMRIの検査を行ってみるのが良いと思われます。
(現在のポイント:-pt)
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