対象:お金と資産の運用
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夫婦共に50歳です。
結婚以来その場しのぎで計画も持たずに家計を
やりくりして来た付けがたたり
現在ローンもありませんが、
まとまった貯蓄もありません。
相談者の皆さんの真剣な相談内容や
お若い方達の良く勉強されている様子に感心し
我が身を振返り反省しています。
遅まきながら、10年間毎月3万円を積立てようと
考えていますが、何をどう始めれば良いのか
さっぱりわかりません。
元本割れのない
ある程度形になる様な積立てはないかと
虫の良い事を思っています。
どうかよろしくお願いいたします。
まめ丸さん ( 北海道 / 女性 / 49歳 )
回答:3件
堅実な積立てを
まめ丸 さま、はじめまして。
ファイナンシャル・プランナー(FP)の横田と申します。
同年代の方のご質問でひとごととは思えない気持ちで回答させていただきます。
まめ丸さまや私の年代でローンがないというのは一番のことです。
多額のローンを抱えていては貯蓄があってもかえって不安材料は多くなってしまいます。
ここで一念発起、毎月3万円を10年間積立てるご計画はすばらしいことです。
これが達成できれば元本だけで360万円たまることになりリタイア後の安心感にもつながります。
ではどのような商品で積立てるか。
MMFという商品をご存知でしょうか。
無期限でいつでも1円から入金できる商品で、投資信託の一商品です。
投資信託という分類上元本保証ではありませんが、集まった資金を期間の短い金融商品で運用する、投資信託の中では最も安定性の高い分類に属する貯蓄商品です。
また、利息にあたる運用益は払い出しにならず元本に繰り入れられますので複利効果が得られることも大きな特徴です。
詳しい商品内容は証券会社や金融機関の店頭できくことができます。
老後資金の積立ては堅実な方法が第一です。
納得のうえでのご判断をお勧めします。
なお、私は中高年の方向けのライフプランづくりのお手伝いをしております。
老後の充実した人生を送るためのご参考によろしかったらこちらをご覧になってください。
回答専門家
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記事制作に関するご相談
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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リターンを求めるのであれば・・
はじめまして、まめ丸さん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
元本割れのない商品でリターンを期待されるのであれば、銀行などの商品などでの運用になってしまうでしょうね、
また元本割れリスクの極めて少ないMMFといった商品もあります。
ただこれから老後資金を準備されるまでに10年はありますし、積み立てをされていかれると言う事で、多少のリスクを取りながらでもリターンを狙われた方が良いと思います。
仮に1%で運用しながら3万円を積み立てた場合は、約378万円になります。
積み立ては360万円ですので、約5%のリターンしか期待できません。
しかし5%で運用が出来ていれば、約466万円となり約30%のリターンが期待できます。
現在は金融不安や景気後退で投資信託などの運用も良くない状態ですが、ファンドの運用が良いものであれば、この危機を乗り切り安定的な運用がされていくと思います。
投資信託で分散投資をして運用した場合に7%くらいの平均のリターンが期待できるというデータもあります。
元本割れの不安を考えられては、インフレになった場合の実質的なマイナスに対応できない事がありますので、分散投資、長期投資である程度のリターンを狙われてはいかがでしょう。
よく老後資金を3,000万円は貯めておいた方が良いと言われています。
住宅ローンもないと言われていますので、出来れば積み立て額をもう少し増やされて老後資金に回されても良いのではないかと思います。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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リスク別の対象商品と分散投資のお勧め
まめ丸 様
初めまして、オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
60歳までの10年間積み立てされると、運用利率別に幾らになるかの表を掲載します。参考としてください。下記にリスク別の積み立てをお知らせします
1.元本割れの無い商品
ネットバンクの1年満期の定期預金積み立てをお勧めします。1年満期ものは金利動向をある程度反映します。0.5%の金利でも10年間では369万円になります。
若干手間が掛かりますが、個人向け国債を3ヶ月毎に9万円購入することも積み立てになります。この場合利子は当該国債の口座に入りますから、1万円が貯る都度買い増しをお勧めします。
個人向け国債は10年変動は前2回の受取利息を返済すれば元本が返ります。5年固定は4回分を返すことで元本が返りますので緊急の出費にもある程度応えられます。
2.元本割れが低い商品として円のMMFをお勧めします。
過去10年で1度マイカル倒産の際に一部のMMFで発生しましたがそれ以降は元本割れは発生していません。実績利回りですので運用会社毎に利回りが異なります。下記の最後に比較表がありますので参考としてください。銀行の金利も載っています。
http://markets.nikkei.co.jp/plan/ratelist.aspx
3.長期投資ですのでリスクを取った運用もご検討ください。
現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
下記を参考に、定期預金のほかに、日本債券、日本株式を対象とするものに夫々1万円ずつ、リスクを取るなら、日本債券、日本株式、外国株式などの組み合わせが考えられます。下記を参考にお考えください。
補足
私のHPに資産配分検討表とともに、年金を運用している、国民年金基金連合会(均等配分型)、企業年金連合会(株式重点型)、年金積立金管理・運用(独行法)(日本債券型)の資産配分、各資産別の期待リターン(収益率)を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
そして信託報酬の安インデックス・ファンドも掲載しています。参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
(現在のポイント:-pt)
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