対象:投資相談
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お世話になります。
先月から投資信託の積立を始めました。
ネット銀行の1年定期と円MMFを相当額確保した上で、以下3ファンドを選びました。
・日本株(225連動)
・外国株(MSCIコクサイ指数連動)
・外国債券(シティーグループ世界国債指数連動)
上記3ファンドを選んだ基準は主に、
・ノーロードのインデックスファンド
・分配金は年0〜1回(再投資)
・純資産100億以上
その中から、信託報酬ができるだけ安く、レーティングができるだけ高目なものを選択しました。
ベンチマークから下に乖離していないことも確認したつもりです。
新興国の株と債券も小額で組み入れたく思い、同じ基準で検索してみましたが、
気に入るファンドが全く見つかりませんでした。
新興国ファンドは、できれば一国や特定の地域ではなく広く分散されているインデックスファンドを
選びたいと思ってます。
信託報酬が少々高くなるのは仕方ありませんが、ノーロードはできれば譲りたくないところです。
また繰上償還のリスクから、純資産もできるだけ多い方がよく…。
レーティングが低かったり、新しいファンドも若干不安…。
…という心情ではありましたが、再度基準を変えて検索するのにハードルを下げるとしたら、
どこから譲っていけばいいでしょうか?
(そもそも、私のファンド選択の基準は間違ってないでしょうか?)
また、新興国全体のカバーが難しければ、おすすめの国や地域はありますか?
あと、どの指標で選ぶべきか、実はよく分かってないので、
基準にするべきベンチマークも教えていただきたいです。
できれば新興国全体をカバーしているベンチマーク、また、地域ごと、国ごとのベンチマークも
教えていただければ助かります。
質問が多く申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いします。
wakabaさん ( 京都府 / 女性 / 25歳 )
回答:2件
典型的な年金運用ですね。
wakaba様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、典型的な年金運用ですね。
例えば、勤めている会社に確定拠出年金の制度がある方は、みなさん、同じようなインデックスファンドで運用しています。
(というよりも、それしか選択の余地がないケースが多い。。。)
選び方については、可もなく、不可もなくといったところです。
新興国株式のインデックスファンドも、探せばあると思います。指標は、MSCI エマージング・マーケット・インデックスが、よろしいのではないでしょうか。
ひとつの考え方ですが、せっかく、独自に資産運用をしていくのですから、国や地域別のアクティブファンドを研究してみるのも、面白いと思います。
新興国は、まだまだ市場規模も小さいので、個人的には、成長性の高い個別銘柄を選んで、インデックスを大きく上回れる余地は、十分にあると思っています。
ベンチマークを設定しているファンドは、目論見書等にその旨の記載がありますので、それも参考にしましょう。
手数料は、少し高めになりますが、メインテーマは、最近のような1年間で、20〜30%以上も変動するような時期をいかにして乗り切っていくかですし、0.数%程度の手数料の差で悩むより、20〜30%以上の部分で悩むべきでしょう。
(0.数%程度の差は、気にしなくてよいという意味ではありません)
関連コラムを書きましたので、よければ、ご参考にしてください。
インデックスファンドの問題点
http://profile.allabout.co.jp/pf/morimoto-fp/column/detail/39709
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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新興国のインデックスとファンド等について
wakaba 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
投資方針は、長期ポートフォリオ理論に則った選定をなされていますから正しいものです。
私のコラムでもご確認下さい。
インデックスファンドの選び方
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/29804
インデックスファンドの購入はコストを確かめましょう
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/29513
先進国のインデックスとして最もポピュラーなものは、MSCIエマージングマーケット指数になります。組入れ対象国は、アルゼンチン、ブラジル、チリ、中国、コロンビア、チェコ、エジプト、ハンガリー、インド、インドネシア、イスラエル、ヨルダン、韓国、マレーシア、メキシコ、モロッコ、パキスタン、ペルー、フィリピン、ポーランド、ロシア、南アフリカ、台湾、タイ、トルコの25カ国です。BRICsも含まれていて、分散もはかれます。
残念ながら国内では、この指数に連動するインデックス・ファンドは2本しか設定されていません。ベンチマークとするファンドは33本あります。内1本は確定拠出年金向けで1本がネット証券などで購入出来ます。但し、設定が本年うがつ1日で評価が定まっていません。
各種のインデックスファンドのリストはHPを参照下さい。
http://www.officemyfp.com/idxfund-1.html
一方、米国市場で上場している、上場投資信託ETFは国内の証券会社(ネット証券も含む)数社で購入出来ます。毎月積立は出来ませんが、当該ETFを購入できる金額まで、MMFなどで積立てておき、数ヶ月に1度購入されては如何でしょう。
私のHPに日本で購入できるETFリストを掲載しています。宜しければ他の指数に連動するものもありますから参照下さい。
http://www.officemyfp.com/ETF-6.htm
(現在のポイント:-pt)
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