対象:投資相談
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REITを二つにわけてご説明します。
はじめまして、FPの岩川です。
分かりやすくするために
まず、REITを二つにわけてご説明します。
一つは、東証で売買のできる「△●□投資法人」といった名前の上場REITです。
これは「△●□投資法人」という会社を設立し、投資家から集めたお金で「複数」の不動産を保有し、経営(投資)を行います。
不動産の分散投資と考えられます。
しかし、角度を変えて見ると「△●□投資法人」という一つの会社に投資をしていることになります。
我々から見ると、一社への集中投資に見えてなりません。
一つの会社に投資をするわけですから、経営が困難になり破綻した場合は、負債差し引き後、資産が残れば返還となります。
(あまり期待できるものではありません)
二つ目のREITは、
「△●□投資法人」に投資をする投資信託を購入する場合です。
REITの投資信託は「△●□投資法人」に対して、投資を行います。
「不動産に分散投資をしている会社(投資法人)」に対して
さらに分散投資をするということです。
この場合は「△●□投資法人」という「複数の会社」に分散投資をしていることになります。
したがって、投資信託を利用して、不動産投資(REIT)を行えば、今回のようにあるひとつの「△●□投資法人」が破たんしても、投資額がすべて消失することは避けれます。
つまり、すべての投資元本が消失するのは、投資先であるすべての「△●□投資法人」が破たんに追い込まれた時、ということですから、極めて考えられない話です。
同じ、REITを買うのであれば、リスクの低い手段を選択するということです。
仕組みを理解していない人は、やたらと売っていますが、知っている人は、追加投資をしています。
「思いつきで売るのはもってのほか」ですが、
「安いから買う」というのも浅はかです。
自分のお金がどこの誰に使われているかを見極め、
リスクをいかに小さくできるか考えましょう。
不明なことがあれば、気軽にどうぞ。
評価・お礼
ちゃれんじゃーさん
投資信託という選択肢も踏まえ、投資について再考したいと思います。
ご丁寧に解説いただきまして、ありがとうございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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