対象:一般歯科・歯の治療
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40歳近くですが、出産後 落ち着いたので、歯医者さんに行き歯石の除去をしてもらいました。そしたら、四ミリのところが6か所あり、出血もともない 1年前よりかなりすすんでいることがわかりとてもショックを受けました。歯並びも悪く、歯磨きする時間がなかなかつくれなくています(子供も小さいため)電動歯ブラシや有効なものはなんでもためして これ以上進まないようにしたいのですが、なにかよい薬や方法はありますか?歯医者は昔から通っていた自宅から遠いところにいっていますが、近所の有名ではない普通の歯医者さんにまめに通うか迷っています。歯周病の早急な対応が必要ですよね。できるかぎりわかりやすくお願いいたします。
ゆうくんさん ( 宮城県 / 女性 / 64歳 )
回答:4件
適切な治療を行えば問題はありません。
歯周ポケットの測定で、4mmが6箇所ということですね。
歯周ポケット(歯と歯ぐきの境目の深さ)は、通常0.5〜2mm程度が理想的とされています。
骨の状態や炎症の程度によっても違いはありますが、3mm〜5mm程度は軽度の歯周病、6mm以上になると重度の歯周病と言われています。
現在の程度であれば、非常に軽度の炎症です。歯周病の程度も軽度ですね。
まだ軽度の歯周病であれば、治療方法はそれほど難しいものではありません。
1、毎日のブラッシング(患者さん本人による努力)
2、歯科医院での定期的な検診、クリーニング(歯科医院の努力)
によって、歯周病の進行を抑え、健康なお口を保つことができます。
まずは、毎月通っても苦にならない距離で、歯周病の治療や予防歯科(定期健診)を行なっている歯科医院を見つけましょう。
現在の歯周病の改善のために、磨き癖のチェック(歯並びが悪い場合は特に注意が必要です)や歯面清掃を行なってもらいましょう。現在の進行具合であれば、これだけでも改善してくるかと思います。
歯周病の改善が見られた所で、再発を防ぐために定期健診を受けてください。このときにもブラッシング指導や歯面清掃を行なってもらいます。
歯周病の程度は非常に軽度なので、投薬や外科手術は必要ないかと思われます。磨く時間が短く、磨き残しが多い場合は、電動歯ブラシも有効です。ただし、電動を使えば問題ないというわけではないので、磨き癖は毎回チェックすべきですが。
歯周病について
千葉県松戸市 むつみデンタルクリニック
歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜
回答専門家
- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
倉田 友宏が提供する商品・サービス
堀内 晃
歯科医師
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歯周病の早急な対応についてですね!?
はじめまして、堀内と申します。
歯周ポケットが6ミリということで心配されているんですね。
歯周ポケットが5ミリを越すと歯周ポケット内の歯石が通常の歯石とりでは除去が難しいとされています。
当院では、歯周ポケットが5ミリ以上あられる場合、簡単な手術によって歯ぐきの中の歯石を完全に取り去ることをお勧めしています。また、歯周ポケットが深い場合は、場合によっては歯の根っこを支えている骨が吸収していて場合によってはよく観察すると歯自体が揺れていることもあります。こういった場合は、骨を移植したりする再生療法が行われたりします。もちろん、ご要望があればですけど、、、
こういった処置を行うことで歯周病によって悪くなった部分をある程度もとに戻すということができます。
ただし、歯周病が進行してしまう原因はやはり歯並びや噛み合わせのバランスの不調によるところも大きいですから、なるだけなら矯正治療をすることで歯列全体のバランスを良好にし、ハミガキがしやすいお口にしておくことが今後もっとよい方法かもしれませんね。
晝間 康明
歯科医師
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歯並びが悪い方の歯周病への対応
こんにちは,東京都立川市ひるま矯正歯科の晝間康明です.
歯周病は,歯と歯肉の間に増殖する細菌が毒素を出して進行する病気です.したがって,この細菌を取り除く事が歯周病の進行を止める最も有効な方法です.
細菌を取り除く方法として,患者さん自身が行なうホームケアとしての御家庭でのブラッシング,フロスや歯間ブラシによる歯間部の清掃,歯科医院が行なうプロフェッショナルケアとしての歯石除去や専用の機械によるブラッシング(PMTC)が必要となります.
しかし,歯周病は歯科医院でホームケアの指導やプロフェッショナルケアを受けて改善したとしても再発する可能性が高く根治できない疾患です.また,再発するたびに徐々に症状が悪化していきます.したがって定期的に長期間継続通院する事で歯周病の発症をコントロールする考え方(歯のメインテナンス)が必要となります.
この様なメインテナンスを中心とした歯科診療体制は歯科先進国では一般的であるものの,日本ではまだ定着しておらずごく少数の歯科医院でしか行われておりません.
現在のお口の中の状況は,歯周ポケットが4ミリのところが6ヶ所あり出血もあると言う事ですが,この様な状態であれば歯肉炎から初期の歯周病と考えられ,的確な歯石除去やブラッシングの指導によりコントロール可能です.
また,歯並びの悪い部位は歯が磨きにくく細菌が増殖しやすい環境となりますので,今後の再発を最小限に食い止めるためにも矯正治療により歯並びを改善すると良いかもしれません.
しかし,歯周病を発症した状態で矯正治療(歯を移動する)ことは歯を支える歯槽骨の吸収を促す危険があるため,まずは歯周病の治療を行なう必要があります.
以上,参考になれば幸いです.
参考サイト
山形県酒田市日吉歯科
東京都千代田区スウェーデンデンタルセンター
評価・お礼
ゆうくんさん
少し安心しました。油断は禁物ですが・・・とりあえず、歯周病をなおすように努力することにします。昨日から 歯磨きとフロスと歯間ブラシ とジェルをつけて 頑張っています。アドバイスありがとうございます。先生の病院がちかかったら 通いたかったです。
金田 竜典
歯科医師
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歯周病について
ゆうくんさん こんにちは。
歯科医師の金田 竜典です。
歯並びが悪いと歯周病が進むのでまずは、歯並びを直してブラッシングしやすい環境にして、歯槽膿漏の治療を受けてください。
(現在のポイント:-pt)
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