対象:会計・経理
現在、中国で働く一方、副業として日本にある会社から翻訳の仕事を請負契約しています。仕事は毎月コンスタントにあります。
先方の会社の説明では、私は1年のほとんどを中国で生活する非居住者であるため源泉徴収はしないので、183日ルールにより、中国で納税するようにとのことです。毎月、源泉徴収なしの金額が日本の銀行口座に振り込まれています。
来年3月に中国の仕事をやめて日本に帰国する予定です。そのため個人事業主として開業届けを出し、09年の収入は2010年春に確定申告しようと考えています。
そこで問題なのですが、この開業届けはいつ出すのがいいでしょうか?11月末に一時帰国の予定がありますが、年内に出してしまうと日本に拠点を置くということになり、今年の収入を日本で確定申告(または中国で払っていると証明)する必要があるのでしょうか?本帰国は3月の予定ですが、1月から収入が発生することになります。3月に提出しても初年度から青色申告ができますでしょうか?または、事業開始の2ヶ月以内に届出しないと初年度は青色申告ができないことから、2ヶ月以内である2月までに郵送などで提出するべきでしょうか。
どうぞよろしくご指導お願いいたします。
mikamさん
回答:1件
中村 亨
公認会計士
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個人事業主開業届け提出の適切なタイミング
開業届けの提出についてですが、副業としてされている仕事が日本に帰国後、本業としてされる場合は、1月から開業届けを提出することになります。
もし、副業の仕事とは異なる業種になる場合は、中国の仕事が終了し、日本に帰国してから開業届けを提出することになります。
提出の期限は開業のあった日から1ヶ月以内に提出となっておりますので、1月1日から開業する場合は、1月末までに提出となります。
帰国のタイミング上、1月末までの提出が困難な場合は、管轄の税務署へ問い合わせしていただければ、提出期限を過ぎてからでも大丈夫な場合もあります。
なお、青色申告の申請については、3月15日までとなっております。
1月1日に開業した場合でも、3月15日までに申請すれば、青色となることができます。
ただし、1月16日以降に開業する場合は、2ヶ月以内となりますので、注意が必要になります。
評価・お礼
mikamさん
早速のご回答、ありがとうございました。
帰国後は、普通の会社員(=給与)をするかたわら、勤務先に了解を取って副業として行うつもりです。副業ですが、コンスタントに仕事があり、収入が20万円を超えることから個人事業主の届出を考えています。
私の場合は、来年3月の帰国後に届出すればよいということですね。
考えれば考えるほど混乱していましたが、すっきりしました。ありがとうございました。
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