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対象:経営コンサルティング

銭湯の経営について

法人・ビジネス 経営コンサルティング 2008/10/14 23:10

こんにちは。

私の実家は地方で小さな銭湯を営んでおります。
祖父の代から40年以上、家族で力を合わせて頑張ってきました。
しかしながら内風呂の普及やスーパー銭湯の出現など、
東京や大阪等の下町に残る銭湯とは異なり、
地方にある銭湯の経営は一層厳しい状況にあります。
このような環境の中でさらに加えて、
先日身内に突然の不幸がやってきました。
肉体的な労働負荷に加え、設備の老朽化もあり、
親はほぼ銭湯の経営を諦める方向にあります。

銭湯は単に体の汚れを落とすためだけでなく
日本の伝統文化の一つであり、
社会のマナーや時には人生相談など
地域の中で人との繋がりが得られる場でもあります。
私個人としてはできる限り今の銭湯を残したいのです。
とはいえ、私自身は全く銭湯経営の知識なく、
今後の見通しがなければ新たな設備投資も考えられません。
現実問題として、銭湯の経営自体が時代に合わず
私自身の思いは単なる懐古趣味の理想像なのか、
地方の銭湯でも生き残る術があるのか、
アドバイス等いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

風呂屋さん ( 愛媛県 / 女性 / 34歳 )

回答:3件

藍原 節文 専門家

藍原 節文
経営コンサルタント

- good

確かに現状として厳しい部分はありますね

2008/10/16 19:26 詳細リンク

現状、スーパー銭湯や健康ランドなどの大型公衆浴場が多くなってきて
いますが、そのスーパー銭湯などでも経営が立ち行かなくなり、閉店に
追い込まれているところも多いようです。

そんな中、街の銭湯で生き残っていくこと、そのものが厳しいかもしれ
ないですね。


販売促進支援・経営支援とデザイン制作を行っております
ファースト・シンボリーの藍原です。

しかし、全く方法がないわけではないと思います。まずは、現状把握を
しっかりとすることが優先であると思います。


「風呂屋」さんの思いも、痛いほど分かりますが、あくまでもビジネス的
な観点でアドバイスさせていただきます。



【現状把握】
■毎月の売上高は?
■現状での損益分岐点売上高は?
■毎月の売上と損益分岐点売上高との乖離はどの程度ですか?
■毎月の客数は?
■何人が来店されると損益分岐点がクリアできますか?
■顧客の客層はどうなっていますか?
(新規・既存比率は?男女比率は?年代は?商圏はどのくらい?)
■商圏から判断して、見込まれる最大の売上高は?
■近隣に競合mの風呂屋(スーパー銭湯も含)はどのくらい?
■他店に負けない、あなたのお風呂屋さんだけの強みは?
■老朽化に関して、あとどのくらい現状維持で持つのか?
■改修する場合、費用はどのくらいかかる?
■今まで行ってきた販促展開は?
■販促の効果は?


だーっと書きましたが、上記をまずは理解していることが前提条件です。
その上で、何らかの投資をして、利益が確保できる見込みがあれば、
投資すべきですし、難しいと思うようであれば、最悪のケースも考えた
ほうが良いと思います。


広告・販促手法、ブランド構築の手法はたくさんあります。ただ、
現状把握ができていない状況で、やみくもに販促行動をしても
全く効果がありませんので、まずは、落ち着いて足元を見たほうが
良いのではないでしょうか。



株式会社ファースト・シンボリー

回答専門家

藍原 節文
藍原 節文
(経営コンサルタント)
株式会社ファースト・シンボリー 代表取締役
03-3555-9551
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

緻密な顧客分析で、デザインも含めた効果的な販売促進戦略を提案

座右の銘は「行動あるのみ」。お客様の販売促進という課題に対し、瞬発力・発想力をもって想定以上の結果をお届けすることを心掛けています。「お客様の幸せが弊社ならびに弊社社員の幸せ」をモットーに、費用対効果に優れた販売促進戦略を提案していきます。

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長坂 有浩

長坂 有浩
経営コンサルタント

- good

競合と戦わずに独自路線でいきましょう

2008/10/16 02:57 詳細リンク
(3.0)

頭を悩まされていることと思います。

確かに、昨今はスーパー銭湯等の大型公衆浴場に人が流れています。
その中で、町の銭湯が生き残り成長するためには、抜本的な工夫が必要かもしれません。

そもそも、人は昔、なぜ銭湯に来ていたのでしょうか。
今、人はなぜスーパー銭湯等に行くようになったのでしょうか。
それぞれの時代で何を求めているのでしょうか。

おそらく、今と昔では求めるものが違っているかと思います。
スーパー銭湯は楽しいのです。いろんな風呂があって、レストランがあって、休憩もできる。
子供も楽しいし大人も楽しい。いわゆる、「レジャー施設」です。
銭湯本来の目的である、「お風呂に入って体を洗うこと」は次の欲求かも。

一方で、今の時代で町の銭湯のよさは何でしょうか。
昔は家の風呂は狭いので、銭湯で広い風呂に入ってのんびりして、近所の人とお話して、上がってから牛乳飲んでというのが楽しみだったと思いますが、それはスーパー銭湯で満たされてしまいます。

「昔の銭湯」を徹底的に追求してみてはいかがでしょうか。
特に、ハード面を徹底的に。昭和の香りのする銭湯。
壁、棚、籠、レジ、そしてポスターまで。完全に昭和の匂いを復活させる。
アンティークショップを探し回って昭和のものを集めていく。
長くすんでいる近所の家には、結構年代物が残っていることがあります。それをいただいたり買い取る。
「アンティーク風」ではだめです。「匂い」が大切です。
人は匂いで時代を感じ取ります。昭和の匂いは昭和を生きたものでないと決してしません。
おじいちゃんの家に行ったときにする、あの「匂い」です。

日本の伝統文化を復活させるのです。

おじいちゃんおばあちゃん、ご両親の世代もきっとすごく懐かしむと思います。
これは人の懐古意識に訴える時代的な「テーマパーク」です。

ちょっとパワーがいるかもしれません。生き残る方法はあります。

評価・お礼

風呂屋さん

アドバイスいただきありがとうございました。
人が減りつつある田舎にあっては
なかなか厳しい面もあるかもしれませが、
元々うちの銭湯が昭和から時間が止まったような空間ですので、
それを生かした生き残り方もありますね。


銭湯の背景にあるニーズそのものは底堅いと思われます

2008/10/15 18:05 詳細リンク
(4.0)

「銭湯」の推移について統計を見てみました。
ご指摘通り、銭湯は減少の一途にあり、なかなか経営環境も厳しいことが伺えます。

全国の時系列推移(「衛生行政報告例」)

ここで、統計を良く見てみると、「公衆浴場」の「普通浴場」が減少しているだけで、「公衆浴場」の「その他※1」は増加していることがわかります。
※1:サウナ、健康ランド、スーパー銭湯など

すなわち、入浴を通した安らぎやコミュニケーションのようなニーズそのものは決して廃れておらず、底堅いのではないかと考えられます。


さて、ご質問ですが、以下のような2つの方向性があるのかなと思います。

''1.既存の(現状の)銭湯施設・業態からの発想''
(1)客数を増加させる:地域で入浴ニーズを持つヒト/層を考える
ヒトからの発想:例;単身高齢者、主婦(冷え・肩凝り)・・・
場面からの発想:例;スポーツ後、祭事、祝日・・・
(2)客単価を増加させる※2
例;飲食料品、部屋/場所レンタル、マッサージサービス・・・
※銭湯は価格が決められているため、入浴料ではなく付帯サービスでの客単価上昇をねらう

以上、売上維持・拡大の方策に絞ってみてみましたが、経費削減の方向性もあるかもしれません。


''2.既存の(現状の)銭湯施設・業態にとらわれない発想''
スーパー銭湯や健康ランドという選択肢も、設備投資の余裕があればありえます。また、より大胆に、「安らぎ・癒し・コミュニケーション」のようなニーズに焦点を絞って、新しい市場や業態を開発するようなことも考えられるのではと思います。

例えば、地域に高齢者が多い場合、高齢者向けのサービスと「安らぎやコミュニケーション」ニーズを、入浴施設を介して結びつけるような方向性での発想です。


いずれも難易度は高いかと思いますが、機会はあると思います。
まずは、廃業という選択の前に検討されてみてはいかがでしょうか。

補足

''2.既存の(現状の)銭湯施設・業態にとらわれない発想''ですが、具体的には以下のようなアイデアです。
●安らぎニーズ:健康相談、食事サービス、フィットネス器具設置・・・
●コミュニケーションニーズ:スポーツイベント、託児サービス(子供、孫世代との接点)、高齢者向け行政申請代行・・・


''1.既存の(現状の)銭湯施設・業態からの発想''で参考となる事例として、茨城のスーパーキダストアーをご紹介します。
同社は「日本一お年寄りに優しいスーパー」を標榜しており、地域の特性に合わせた顧客獲得に成功しています。

また、''2.既存の(現状の)銭湯施設・業態にとらわれない発想''の事例としては、「ドラリオン」「アレグリア」などのショーで知られるシルク・ドゥ・ソレイユがあります。同社はサーカス集団が前身ですが、「子供相手の見世物」という認識の中衰退産業であったサーカスの分野から、「大人相手の芸術性の高いショー」という新市場を開発し成功しました。

評価・お礼

風呂屋さん

様々な観点からのアドバイスを有難うございます。
ご意見を参考に今後じっくりと家族で話し合い、
よりよい結論を出していきたいと思います。

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