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会社(主に中小企業)にお金が残らない理由について

法人・ビジネス 財務・資金調達 2008/10/12 15:35

会社(特に中小企業)にはお金が残りにくいしくみになっているといわれます。主な理由の一つは、利益の中身にあるとのこと。そこでこの考え方のある解説例について質問させていただきます。例えば、以下のような解説です。「多くの会社の利益の大半は現金以外の不動産、在庫、受取手形、売掛金等です。それにもかかわらず、利益の約半分近くは税金として現金で納めなければなりません」というものです。受取手形や売掛金は現金受取までのタイムラグが現金不足を招くのだと思いますが、これも中長期的には原因とならないように思いますし、特に分からないのが不動産や在庫が利益とは、どのような意味なのでしょうか?
ご回答の程よろしくお願い申し上げます。

gardenkさん ( 東京都 / 男性 / 52歳 )

回答:1件


資金の流動性

2008/10/14 12:28 詳細リンク

初めまして、税理士の丸山です。

gardenkさんのおっしゃる通り、受取手形や売掛金は通常流動資産ですから、不良債権にならない限り、直接の資金不足の原因には考えにくいと思います。

資本金1000万円で、会社を始めたとして、まず仕入や販売・管理費に資本金が使われ、その後に売上の回収ということになります。両方の取引の差額により利益・損失が明らかになる訳ですが、これらの取引が継続して行われる場合、(損失が出た場合を別として)資金的なタイムラグは徐々に緩和され、いずれ資金に余裕が出てくるはずです。それが利益剰余金として、会社に留保される資金となるのです。
この資金で固定資産を買った場合、本来流動資産(現金・預金)だったものが、流動性を失い、減価償却などで費用化していくことになります。
不動産の場合はさらに顕著になります。土地についてはそれを売るか、それを担保にしてお金を借りるかして流動性を図るしかないのです。建物も減価償却期間が長く、費用化には時間がかかります。費用化されない以上、一時に資金が流失したとしても、利益から引くことはできないので、税金の負担と資金の有高には誤差が出てくるのです。

1000万円で建物を買ったとして、その年に1000万円の利益が出た場合、建物の減価償却期間が24年だと、利益から引ける減価償却費が40万円ほどで、残りの960万円ほどに法人税が課税され、400万円以上の法人税等が課税されるのです。1000万円の資金が流失しているにも拘らず、費用とできるのは40万円だけだということになります。

棚卸資産も、3ヶ月のサイクルで回っていたものが、半年、一年と滞れば、不良在庫となり資金を圧迫します。不良債権も同様です。

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質問者

gardenkさん

会社(主に中小企業)にお金が残らない理由について

2008/10/15 22:59 固定リンク

ご回答をありがとうございます。
2点再質問をさせていただきます。

?固定資産の購入は、現金一括ではなく長期ローン等が現実的と思うのですが、その場合には税負担と資金の現在高に、誤差は出ない若しくは縮小されると考えてよいでしょうか。

?「多くの会社の利益の大半は現金以外の不動産、在庫、受取手形、売掛金等です」とは、会社は利益が挙がっても、即その利益を会社成長・発展のために不動産や在庫の購入に充てる、という意味と捉えてよいですか。

gardenkさん (東京都/52歳/男性)

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