歯列矯正の終わり（終了の目安）

こんにちは。むつみデンタルクリニックの倉田です。

現在は最終調整の段階ですよね。見た目がきれいになったとしても、上下の奥歯がきちんと咬み合わない状態では装置を外した後に動いてしまう可能性があります。現在はそれを含めた調整でしょう。

前歯に関してですが、現在の状態でガチガチ咬み合っていると、装置を外した際に上の前歯が前に出てしまい、「出っ歯」になってしまいます。ですので、現在の段階ではそれほど問題はありません。

先生の考える「完成」とあなたの考える「完成」が異なっていると、治療後も不満を持ったままになってしまいます。
現在の状態を先生に説明して、双方納得のいく「完成形」を見つけてくださいね。(型を取ることももちろんできます。先生に相談してください)

ちなみに私でしたら矯正治療を行った場合、前歯の咬み合わせはあまり強く当てないようにしています。
薄い紙がちょっとひっかかりながら抜ける程度ですね。

詳しくはこちらを見てくださいね。
あなたの前歯の寿命

千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
歯HOO!ブログ~松戸市の歯医者さん~

矯正治療の終わりというのは、その先生によって完成度の違いがありますのでなんともいえませんが、治療期間でいえば、歯を抜いて治療する場合は、約2年から2年半くらいでしょうか。
歯を抜かないで治療する場合は、1年半から2年というところだと思われます。ただし、一般の方では、奥歯の噛み合わせの具合がいいのかわるいのかがわかりづらいところだと思われますので、治療期間のことは先生にあまりせっつかれないのがいいのではないかと思われます。先生によってやはり技術面の差はやはりありますが、それなりの期間がもらえるのであれば、キチンとした噛み合わせに仕上げてもらえると思われます。ただし、私も矯正医ですので経験からお話しますと、横向きねやうつ伏せね、あるいは唇をかむくせなどの態癖と呼ばれる癖をお持ちの方では治療期間が伸びてしまう傾向にあるようです。もし、あられるようでしたらご注意ください。

今の段階で前歯でごく薄い物が咬めないのは、あまり問題でないかも知れません。今の装置が外れると、通常であれば次の段階の保定期間に移行します。この期間は簡単な取り外しの装置を装着し、新しくできあがった歯並びできちんと噛めるようになるための機能的な順応期間つまりリハビリ期間のようなものです。この期間の間に微細な歯の動きがあり、個人の咀嚼運動にマッチした咬み合わせができあがっていきます。ですから、今の装置が外れた時が、矯正治療の終了ではないと言う事です。
良い治療結果を得るためには、患者さんと術者(先生)の信頼関係が一番大切ですから、装置をはずすタイミング、今後の治療の流れやその目的等について、担当の先生と納得いくまでお話しされることをお勧めします。



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りっつんさん こんにちは。

歯科医師の金田 竜典です。

最初の状況及び、現在の状態が確認できないのですが、治療期間が症例によって多少変わるのは仕方ないことです。
早く装置をはずしたい気持ちは分かりますが、今かみ合わせをよくして、将来後悔しないためにも、もう少し専門的になりますが、噛んだまま下顎を前にずらした時に、上と下の前歯があたるのであれば問題ありません。
それから噛んだときに上の歯が下の歯に2〜3mm被さるくらいが、理想とされています。

型をとってもらうのは可能なので、模型を見せてもらいながら自分の納得のいくところまで治療を続けてみてください。
その分治療期間が長くなりますが、頑張ってください。