生命保険の払い済みについて

困子様、アイスビィの植森宏昌です。

文面の中で既払保険料が776万円で、現在の年払保険料が67000円とあるのですが、少し計算が合わない様に感じます。いつ加入された終身保険ですか?また、解約金が159万円とありますが払済死亡保険金は幾らと言われているのでしょうか?
少し詳細が判りかねますので誠に済みませんが、詳細をお教えいただけますでしょうか?

因子 様

ご質問をいただきましてありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャル・プランナーの釜口です。
よろしくお願いいたします。

すでに自身で払い込んだ保険額が776万円に達していて、払い済みを勧められています。
⇒この保険は定期付き終身保険ですか? 単体終身保険でしたらちょっと総支払保険料が高すぎますね!
払い済みというのは「払済」ですか?「払込済み」のことではないですか?
※「払済」については私のコラムをご参照下さい。
http://profile.allabout.co.jp/pf/bys-planning/column/detail/14513
もう少し詳細を教えていただくか、保険証券自体をFAXまたは添付でメールでいただければ、中立的にお伝えさせていただきます。

終身保険で年金受取にすることがお得なわけではないですよ。
年金で受取ると雑所得がかかります。終身保険を毎年減額して解約返戻金を受取ると一時所得ですから、50万円の控除枠が使えますので、払込保険料から考えれば税金がかからない状態で受取ることが可能だと思いますよ。
※具体的には保険証券を拝見して診断させていただければと思います。

医療保険ですが、単体の終身医療保険ではほとんど1日目から支給されています。
オリックス生命の医療保険は女性疾病に手堅い保険になっていますよ。


不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/

よろしくお願いいたします

はじめまして、困子さん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。


保険は、困子さんの状況にもよっても変わってくるのですが、医療保障をお考えでしたら現在の保険を払い済みにされても良いと思います。

払い済みにした場合に年金受け取りに出来ないというのは、年金原資は解約返戻金と同じだからです。

しかし、その資金も支払保険料に含まれているので、この商品を払い済み保険にして、年金は資産運用などで準備されても良いと思いますよ。

まだ年金受給まで15年以上ありますから、保険商品などで運用するより年金原資が増える可能性はありますね。

医療保険も、終身保障のものでも死亡保障や解約返戻金が無いものですと保険料は比較的安く抑えられますので良いのではないでしょうか。

こんにちわ、大阪のFP会社FPコンサルティング岡崎です。

まずは年払いで67000円ですでにで払込保険料が776万円というのは一時払いをされたのでしょうか?計算が合いません。
払済みされなくても一部解約とか、入院保険は掛捨てでしょうから新しいものに変えるからなど可能いです。どちらにしても現在の保険を詳しく診断が必要ですね。そうでないと正確なアドバイスができないですから。
現在加入の保険証券診断をお勧めいたします。

困子さんこんにちは、クロスロード笹島です。
保険料と払い込み金額の計算が合わないようですが、いずれにしても
一番大事なポイントをお話したします。

まず第一に終身保険の解約返戻金を使って、老後の年金保険を期待しても
期待以上の返礼はありません。
というのは仮に終身保険の死亡保険金が本当に800万円あったとすると、
運用率のよかった15年前に契約したもの(30年間の支払い?)でも、
払い込み終了時の59歳時で保険料の払込みが400万円、
その時点での解約返戻金が480万円位になる筈です。
これを払い込み終了の59歳から年金利用したとしても
10年確定年金で年額50万円くらいにしかなりません。
月額にすると4万円程度でしょう。
率的には払い込み保険料に対して1.3倍から1.4倍の年金受取りが
できればいいぐらいではないでしょうか?
上記は一般論からの計算例ですので、困子さんの表記には恐らくどこか
勘違いされているところがあると思います。
いずれにしても一度お近くの来店型の保険代理店か、ファイナンシャル
プランナーに見てもらうことをお勧めいたします。

困子さん、こんにちは。フォートラストの大関です。

保険料払込と解約返戻金との関係から、計算が噛み合いませんので、
重要な部分を見落とされているのではないかと思われます。

ただ、解約返戻金が159万円であるということが事実なら、
**払済終身保険の保障額は、少なくも180〜200万円にはなる筈です

よって、現契約を払済処理(払済終身保険への移行)し、
1日目から対象となる終身医療保険のご加入や年金資産の貯蓄を
なさるべきでしょう。