噛みグセ

可哀想に、骨折で入院とは、きっと痛い思いをし、治療や入院で不安や恐怖を感じたこともあったでしょうね。もしかしたらこの経験がトラウマとなり、体を触られるときにその時のイメージが湧いてしまうのかもしれませんし、また別の原因があるのかもしれません。

「噛み癖」と表現されていますが、まず具体的にどのような状況で噛まれるのでしょうか?
噛み方は歯を当てる程度ですか?それとも歯型がつく、または出血するほどでしょうか?
また、「子供たち」とはいくつくらいのお子様ですか?
同じ状況を大人が作っても噛まないということなら、このプードル君は子供たちの関わり方に少なからず不穏な感情を抱いているのだと思います。

例えば急に触ったり、強く掴んだり、乱暴だったり、ということはありませんか?
心当たりがあれば、まずは触り方で不快感を与えないよう十分慎重に行いましょう。

噛み癖を直すための練習ですが、プードル君が大好きな食べ物を与えながら少しずつ触らせてもらえるようトレーニングすると良いでしょう。
プードル君が体に触れる手を気にしないで受け入れてくれるくらい、うんとおいしいものを使ってください。そして、本当に少しの刺激から徐々に大胆に触れるように時間をかけて練習を重ねて下さい。

それから、骨折をきっかけに子どもたちに噛むようになったということですが、今も痛みを感じているということはありませんか?もしその可能性を感じるようなら必ず獣医師に相談してください。