アリコ　マイフューチャーの件

みーぽ様、アイスビィの植森宏昌です。

今回の金融不安から色々な問題が明るみに出て、何が正しくて、何が憶測なのかも分かり難い状況である事は確かです。ただ、新聞報道や、世間の風潮に流されて物事を簡単に決めるのは問題あると思います。最近は風評や、その場の雰囲気で株を売買したり、保険を解約する方々が多い様に思います。大切な財産ですので、やはり、正しい情報を集める努力をし、自分にとってのベストを探し契約するべきと思います。ただ、言える事は世の中には100%は無いと言う事です。

実際、私はAIGの出身ですから、今朝、少し早く内部の情報を聞きましたが、本音の部分で社員さんでさえ新聞報道程度しか分からないのが現状です。下記がその時に送って貰った、お客様宛の文章です。読んで頂いたら分かりますが、ハッキリ言って、これ以上、今朝の地点では分からなかったという事です。

私のアドバイスは周りに流される事なく、自分がベストと思う正しい判断をして下さいですね。

「時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜わり、厚く御礼を申し上げます。AIGの各保険会社の資本金は十分であり、各国法令の定める基準を満たしており、保険事業は正常に運営されております。また当社におきましても、十分な健全性は維持しており、保険契約者の皆様への保険金等のお支払について、影響はございません。どうかご安心をいただき、今後とも引き続き、ご愛顧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。」

こんにちは、みーぽさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。


今回のニュースは、不安になられている方も多いと思います。
保険だけではなく、経済への影響も今後どうなるのかといった不安も出てきています。

保険会社の破綻に対しては、日本で営業している保険会社は生命保険契約者保護機構といところへ加入しています。

破綻して保険会社の契約を引き受ける保険会社が出れば、生命保険契約者保護機構から引き受け保険会社へ資金援助を行ないます。
引き受け保険会社が現れない時は、保護機構が救済保険会社を設立して破綻会社の保険契約を引き受けます。

ただ従前の保険契約に対しては、90%までしか保障されなくなります。

現在のAIGの状況は、国からの資金援助はなく、業界内での援助を探している状態だと思いますが、みーぽさんは現在、生命保険に加入されていると思いますので、少し様子を見てから加入を検討されても良いのではないでしょうか。

また代替のものとしては、先回のご質問でお伝えした変額保険が良いと思います。
保険料は、少し高めになる可能性はありますが、運用は有価証券などで運用するので、運用がよければマイフューチャーより利回りは良くなるでしょう。

日本支社では、アリコやAIGスター生命保険、AIGエジソン生命保険の生保3社、AIU保険会社、アこんにちわ、FPコンサルティング岡崎です。

米国の金融不安は心配です。
アリコの所属する、AIGホールディングスは聞くところによると、『財務内容は基本的に問題ありません』日本の各保険会社が、サブプライム案件の資産運用などに関連していることはないからです」と説明しています。

日本の保険会社では、契約者保護のため、保険業法に基づいて設立されている生保、損保の契約者保護機構に出資している。AIGグループ各社も例外ではない。

金融庁保険課によると、保険会社が破たんした場合、この制度により破たん時は保険契約の9割まで保証される。ただ、他の保険会社と再契約した後は、利回りが下がって元金の増やし方が減ることで支払いが9割を下回る可能性はあるという。保護制度はあるが、AIG各社は契約者にどのように対応しているのでしょうか?
「日本支社の決算を見ましても、支払い余力の基準を満たしており、ご心配には及びません」
「もし破たんすることがあっても、保護制度の適用を受けます」とのことです。

大丈夫とは思いますが少し様子を見た方がよさそうですね。