今後のライフプランについて

職人志望 さま、はじめまして。
ファイナンシャル・プランナー(FP)、茨城の横田と申します。

「自分の人生で何が一番重要かを考えた上で決断」すばらしい志ですね。

独立・自営に向けての道はいろいろなことが待っていると思います。
それらに対応するために、どんな事がこれから起きるか、どれくらいの費用がかかるかを見通せたら安心感が広がると思います。

まず、これから独立して収入が安定するまでに起こりそうなこと、やりたいことなどを時系列に並べてみましょう。
例えば、専門学校入学。修行。開業準備など。
これらを表にしたものが予定表(ライフプラン表)になります。

次に、これに対応してお金の出入りを1年単位で捉えていきます。
その際に貯蓄残高の推移がわかるようにしておくとわかりやすいです。
これがキャッシュフロー表といわれるものです。

これに事業計画を重ね合わせれば将来を見通した資金計画を立てることができると思います。

独立するということは生活費や開業資金などを含め出費が重なる時期があります。
上記のことが計画性のある独立を支援してくれるはずです。

そして、仕事が安定するまでは「殖やす」ことよりも「貯める」ことを重点に
元本が確保される方法で資金を作っていくことをお勧めします。

大きな志で独立事業主としてご活躍されますことを心から応援いたします。
計画作りのお手伝いが必要であれば遠慮なくお申し出ください。

職人志望様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

某大手企業の研究職から、実家に戻り自営で商売を始めたいとのこと。

ちなみに、私も33歳の時に、独立をしました。

独立当初は、FP事務所なんて、上手くいくわけがない、という空気も周囲には、ありましたが、3年経った今は、それなりに形になってきています。

経験から申し上げると、3年程度は、仮に無収入でも暮らしていけるような蓄え(銀行預金)があると安心です。

この蓄えが、そのまま資本金になります。自営で商売を始めると、事業のお金と生活費は、区別がつかない状態になります。

将来に向け現在の蓄えを有効に活かしていく方法としては、事業にいくら投資するかを計画してから、それでも余裕がある場合は、余裕資金を長期運用に回していく方法が考えられます。

ですが、計画通りには、いかない可能性が高いと思います。もし、生涯現役で、その仕事に取り組むつもりなら、惜しみなく事業の方に投資しても、軌道に乗れば、事業から生み出されるリターンは、金融商品による運用をはるかに上回るものになります。

ある種の賭けで、私がいつも提案しているような安全性の高い運用方法とは異なりますが、中途半端では、成功確率が低くなりますので、覚悟を決めてみるのも、ひとつの考え方です。

以上、ご参考にしていただけると、幸いです。

FPの東城です。今日は、キャリアカウンセラーとFP、両面からお答えいたします。

まず職業上の価値観として本当に自営が可能かどうかということです。

エドガーEシャインという心理学者がキャリアアンカーという説を提唱しています。

キャリアアンカーとは自らのキャリアを選択する際に最も大切な価値観や欲求のこと、また、周囲が変化しても自己の内面で不動なもののことをいいます。
様々なサイト出ています。8つの価値観のうちご自身に最もマッチしているのはどの価値観か、客観的によく考えてみてください。


また自分で商売するためには(何を商品あるいはサービスにするのかわかりませんが)売りは何か、すなわち差別化が必要になります。(マーケティングの世界ではUSP・ユニークセリング・プロポジションといいます)
やるからにはしっかり準備をして、そして成功してください。


最後に本題の金銭面についてお答えします。

商売を始めるのに自分の金も商売の金ない・・・というのは賛成できません。

まず事業計画を立て、そのために必要なお金はいくらか、何年後までには黒字にするのか、しっかりプランニングしてください。

それとは別に、ご自身のライフプランを作ってみてください。自分のライフプランが実現できない事業計画になってしまうのなら、何のための人生かわかりません。

成功に導くための事業資金がいくらなのか、今もっているお金はいくらなのか、手元に置いておける資金はいくらなのか。

そのような具体的な内容がわかって、はじめてアセットアロケーションが組め、運用方法を当てはめることができるのです。

自分の大切なお金です。安易に考えないでください。

自分の大切な人生です。じっくり考えて、その結果GOを出したら、悔いのないように全力で商売を成功させてください。

成功を同じ自営業者として心からお祈りします。

職人志望さんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『迷いなく新たな道へ踏み出すためにも、将来に向け...アドバイスをお願いいたします。』につきまして、どのような商売を始めるのかにより、必要となる資本金額や軌道に乗るまでの期間なども異なりますので、一概にアドバイスという訳には参りませんが、ライフプラン設計をとおしてより具体的なアクションプログラムを作成しておく必要があります。

今後の独立開業するまでのスケジュールと具体的な金額。さらに、具体的な行動としての目標や売り上げとしての目標金額。
何年後には必ず軌道に乗せるなど、具体的な目標を掲げ、将来成功しているご自身の姿を思い描けるような、具体的なアクションプログラムを作成してください。

ファイナンシャル・プランナーの世界でも、独立して成功する方はほんの一握りとなりますが、職人志望さんにおかれましては、是非とも成功するように一生懸命頑張ってください。

以上、簡単ではありますが、ご参考にしていただけますと幸いです。
リアルビジョン 渡辺行雄

こんばんは。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。

独立開業されたいようですね。楽しいでしょうが、楽ではないと思います。でも、そこのところを分かっていれば、得られたものによって将来の不安も解消できるでしょう。

開業してうまくいく人は、誰かの役に立った人です。研究職であっても、その研究結果が誰かの役に立つことで報酬がいただけたのだと思います。たとえそれが基礎研究の分野であったとしても同様です。

将来の蓄えということですが、時としては永く残そうと思うのではなく、可能な範囲で思い切って使うのが正解な場合もあります。

お金を使うのは、まずは、職人志望さんのことを支えてくれる、知恵をくれる、一緒に仕事をしてくれる人を見つけるための人脈をつくるために使うのがふさわしいように思います。
技術や専門知識を得るのは、自分を磨くためにも大事ですし、人脈を広げるためにも大事ということになります。

だからといって、ムダ金を出すわけにはいきませんので、そのためにライフプランなりビジネスプランを作ることになります。
ライフプランやビジネスプランを作ることによって、職人志望さんご自身が誰のお役に立てるか、そのためにどんな動きをして、お金を使っていくかがおのずと決まってくるように思います。

職人志望さん、初めまして。
ファイナンシャルブランナーの阿部雅代です。

自営業になると、サラリーマンのように安定的に収入を得ることができなくなりますから、資産から安定的に収入を得ることができるようにしたほうが良いのです。

そこで、お勧めするのが、私の実践している投資です。

投資にまわせる資金量にもよりますが、私は、サラリーマンの時代と同じ程度の配当が稼げています。

興味がありましたら、個別にご紹介しますので、下記までメールをお送りください。

abe-masayo@zpost.plala.or.jp

職人希望様

初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

私達独立系FPも多くは退職後自営業を始めた者ばかりです。その経験からアドバイス申し上げます。
まず、事業計画(漠然としたプランニング)をお立てください。その事業計画とライフプランを重ね合わせることで、資金計画が出来ます。その資金計画に沿って、現在の貯蓄による投資・運用をお勧めします

事業計画は、3年を目処に、支出額を記載します。特に活動経費(交通費・会費・勉強会費用等)が必要です。そして支出は多めに収入は少なめに計画ください。

そして、目標設定のためにライフ・プラン検討のツールをご紹介します。

将来の夢や希望と各種のイベント、例えば、専門学校への進学、開業に向けた準備期間、また、進結婚や出産・こどもの進学、車の購入やレジャー・趣味などを費用とともに記載するイベント表と、
生活面での収入・支出及び事業の開始とそれに伴う収入・支出、そして貯蓄額の年度推移を記入するキャッシュフロー表です。
このキャッシュフロー表は、事業計画にも応用が可能です。事業計画の際には、年度でなく月度での収入と支出の記載が必要です。

これらの表を作成しますと、資金計画や将来の生活設計の全体像と将来像が把握でき、夢や希望を実現するための、貯蓄目標も明確になります。この貯蓄額が資産形成の目標値になります。

サンプルを私のホームページに掲載しています。宜しければ参照ください。
http://www.officemyfp.com/planningtool.htm

こんにちわ、FPコンサルティング岡崎です。

安定な正社員をなげうっての独立は勇気が要りますね。しかし価値観で
自分の人生で何が一番重要かを考えた上で決断されたのですから
頑張ってください。
私自身も大企業から独立してFP業しておりますので、よく理解できます。ました。

不安な点はまずやはり収入がどれくらいになるかでしょう。当面は貯蓄を取り崩して
生活になるでしょう。
よってライフプランというよりは事業計画などのをしっかり立てるのが大切だと思います。
収支計画をしっかり立ててください。その中で現在の貯蓄は金額にもよりますが
できるだけ安全な商品で対応したほうがよいでしょう。

ぜひ頑張ってください!