対象:ペットの医療・健康
推定年齢12歳〜15歳のメス猫です。湯たんぽによる低温やけどで壊死した皮膚を切除し、6月23日から現在も入院中です。体重5kgあったのが4kgまでおち、7月10日から夕飯は私が食べさせています。食欲旺盛になり、体重も4.3kgになりました。だいぶ皮膚が再生してくれて、あと4cm×3cm位が再生できない状態で、その皮膚はまだ赤みがあります。8月末くらいから皮膚の回復スピードが停滞している感じで、1日も早く退院できるようにしてあげたいと思い、ウォルサムの高栄養・免疫サポート(粉末)の物を食事に混ぜてあげたいと思うのですが、体重が増えてきた事、食欲もある事を考えたら必要ないでしょうか?今の食事はドライフード(モンプチ・フレッシュブレンド)10〜15gと一般食の缶詰70g、モンプチスープパウチのスープのみを2〜3袋を夕飯に食べています。缶詰は完食する時と少し残す時があります。缶詰が一般食なので、栄養を増やしてあげると回復力にも期待できないかと。血液検査などでは異常はありません。アドバイス宜しくお願い申し上げます。
JJhachiさん ( 東京都 / 女性 / 44歳 )
回答:2件
サプリメント
サプリメントをする場合、現在入院されて治療を受けていらっっしゃるのでしたら、治療方針に差し支えのないようにしていただきたいと思います。治療の段階で、免疫性を落とすことも、上げることあリますので、病院が下げたいと思っているときに、上げるサプリメントを添加すると効果的ではありません。
大きな皮膚欠損は皮膚移植が行えない場合、とても時間がかかります。当院では、回復が停滞してしまった場合は、一度、表皮活性を高める処置を取ることもあります。
担当の先生と、良く相談してみてください。
評価・お礼
JJhachiさん
井上先生、お忙しい中、アドバイス頂きましてありがとうございました。現在、どのような治療をして頂いているか詳しく伺い、相談してみたいと思います。ありがとうございました。
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RE:猫の食事(栄養)
お返事が遅くなり申し訳ありません。
一日の栄養必要量の大まかな目安は、エネルギーや蛋白質の大量の喪失がない時60kcal/kg/日→体重4.3kgとして計算した場合 4.3kg×60kcal=258kcalとなります。
動物が重篤な疾患のため輸液中であったり栄養失調である場合は下記の計算式を目安にします。
基礎エネルギー要求量 {30×体重(kg)+70} × 補正係数 (ケージ内休息時 1.1、外傷時 1.2、敗血症時 1.28、重度の火傷時 1.4 )=218.9〜278.6kcal/日
(体重4.3kgとして。補正係数は動物の状態がわからないため幅をもたせて記載しました)
現在元気・食欲があり、順調に体重も回復しているのであれば今の食事で問題ないと思われますが、上記の栄養必要量と照らし合わせ、足りているかどうか確認してみましょう。不足しているが今の食事で補うには量が多すぎるのであれば高栄養の処方食などを使用されると良いでしょう。皮膚の再生のためには栄養バランスのいい総合栄養食を選んでください。市販の缶詰の中には総合栄養食でないもの多いので、総合栄養食を合わせてあげると良いでしょう。
評価・お礼
JJhachiさん
●●先生、お忙しい中ご回答頂きましてありがとうございました。とても参考になり、勉強になりました。ドライフードも好きですが、必ずウェットと両方食べますし、ウェットは一般食の方を好みますので、カロリーを計算して好んで食べる総合栄養食の缶詰を探してみたいと思います。本当にありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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