株について教えてください。

ことこ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

ご質問の件、証券会社に口座を開設された際に、特定口座・源泉徴収ありを選ばれましたか?

もし、そのコースの選ばれていれば、売却しても、税金計算は、証券会社が代わりに行ってくれます。確定申告は不要です。

具体的な売却手続きは、証券会社の窓口でお尋ねください。
「売却したいのですが・・・」といえば、親切に案内してもらえるはずです。

ご主人の年末調整の配偶者控除は、年間の合計所得金額が38万円以下であれば、受けられます。

なお、判定の際の合計所得金額には、「特定口座の源泉徴収選択口座内の株式等の譲渡による所得で、確定申告をしないことを選択したもの 」を含めなくてよいことになっています。

出所:国税庁ホームページ
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1190.htm

以上、ご参考にしていただけると、幸いです。

ことこさん、こんにちは。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。


まず株式の売却ですが、注文の時に指し値注文か成り行き注文かを決める必要があります。

''指し値注文''は、その時の相場などを考えながら幾らで売りたいと注文を出します。
ですのでその時の相場とかけ離れている金額で注文をすると成約にならない可能性もあります。

''成り行き注文''は、その時の市場に任せて、幾らでも良いから売りつけると言うものです。
成約はスムースに行きますが、思ったより安く売ってしまう場合があります。

とにかく早く売ってしまいたいのであれば成り行き注文で、相場を見ながらゆっくりと売却益を少しでも多く得たい時は指し値注文で注文しましょう。

また売却益に対しての税金ですが、これは開かれている口座によっても違います。

一般口座ですと、ご自身で確定申告を行い、売却益が38万円を超えている場合にはご主人様の扶養から外れる事になります。

特定口座の''源泉徴収なし''を選択されている場合は、証券会社から年間取引報告書が送られてきますので、それを基に確定申告をしなくてはなりません。
この場合も扶養に関しては、一般口座と同様になります。

特定口座の''源泉徴収あり''を選択されている場合は、証券会社が年間損益を計算して利益があれば税金を引いた金額で取引してくれますので、確定申告も不要ですしご主人様の扶養要件から外れる事もありません。

ことこ 様

初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

お勤め先の株式をご購入されていた由、現在の保有株数は何株でしょうか、まずはお調べください。
株式市場での取引は、単元単位になります。

例えば、保有株式が135株の場合、1単元が100株に設定されていますと、100株は株式市場で取引できますので、証券会社の口座を使用してご売却が可能です。

残り35株は市場での取引が出来ません。従いまして退職された企業の総務部か株式部にお問合わせしてください。内容は現在保有している単元未満の株数を伝え買取請求をしてください。
企業か持ち株会何れかが購入します。(きちんと教えてくれますから安心してお電話ください)

単元の株数は、下記のHPに銘柄名・証券コードを入れる箇所があります。
ここに元の勤務先を入力して検索すると、社名が出て株価などの株式情報が表示されます。
社名欄の下に「売買単位:100株」という表示が出ています。この売買単位100株が1単元です。
1000株の会社500株、100株、1株など企業により様々です。
http://markets.nikkei.co.jp/

単元未満株がある場合には、最初に企業にご連絡の上、全株か単元未満株だけの買取なのか等訪ねて下さい。株価は上記の検索サイトで表示されますから、参考になります。

単元株数だけの場合は、現在取引している証券会社に電話で売りたい旨を伝え、成行(売却価格の指定なし)か指値(売りたい価格を指定する)かを指示すれば、売却が執行されます。

税金は、(売却価格-買取価格(持ち株会から書類を頂いています)-売買手数料)×10%(現時点の優遇税制)が掛かります。
源泉徴収ありの口座であれば、申告の必要はありません。証券会社が譲渡益に対して税を引いた後の金額で口座に入金されます。