バルコニーの大きさについて - 住宅設計・構造 - 専門家プロファイル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

注目のQ&AランキングRSS

対象:住宅設計・構造

バルコニーの大きさについて

住宅・不動産 住宅設計・構造 2008/09/06 10:55

現在、2階建の2階LDKにて新築を計画しています。
LDKに接するバルコニーをできるだけ大きく、広く取りたいと考えています。
希望は幅約8m、奥行1.8mです。
真ん中にはバルコニーを支える柱は建てたくないのですが、この大きさは構造的に可能なのでしょうか?
(両端には柱が必要と思っています。)
また、建築面積に関わるとの事ですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
お手数ですが、教えて頂きたくお願いします。

jhyqq953さん ( 愛知県 / 男性 / 31歳 )

回答:4件

木の特性を抑える必要がありますね

2008/09/08 11:04 詳細リンク

バルコニー魅力的ですね。
さて、ご質問へのお答えですが、木というものは、梁などで使う場合、計算上ではなく
長い年月が経つと垂れてくるものです。

ですので、8mの間を柱無しで持たせることも可能だと思いますが、柱がないために
将来バルコニーが垂れてくる可能性も十分あるでしょう。

どうしても、柱をいれたく無いとなれば、将来梁が垂れてこないように、鉄骨で補強
するなどして対応することも可能です。

実際私もそれで設計をした家が数件あります。
お住まいの愛知県の名古屋市や豊田市で実際に建てた家もありますよ。

このあたりは実績のある設計事務所や工務店にお願いするほうが無難でしょうね。

建築面積に関しては、出が1m以上になると面積に参入されるので建蔽率が厳しい
時には影響する程度でしょう。

参考になれば幸いです。

八納啓造 拝

回答専門家

八納 啓造
八納 啓造
(建築家)
株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
082-207-0888
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

世界で一つ「あなただけの幸せな住まい」を共に造りませんか?

私たちの考える家作りの大きな目的は「家族の絆や幸せが育まれること」。そこでこれまで家作りに成功した人たちの「家作りの知恵」をベースに家族が共通の思いを持ち、向き合える住まいをご提案。家族の思いをカタチにします。

八納 啓造が提供する商品・サービス

メール相談

無料メール相談を受け付けています

家づくり全般で分からないことがありましたらいつでもご相談ください

質問やお悩みは解決しましたか?解決していなければ...

※あなたの疑問に専門家が回答します。質問の投稿と閲覧は全て無料です。

防水の危険性

2008/09/08 16:25 詳細リンク

木造における構造上の欠点は先の先生方がお話されましたので、木造バルコニーに使用される''防水工法''について触れたいと思います。

現在、木造バルコニーで使用される主流の防水工法は''「FRP防水」''が多いかと思われます。

FRP防水とは小型ボートや浴槽にも使用される材料で、硬質プラスチックのように叩くとカチカチ音がします。これを大スパンのバルコニーに使用した場合、''木材のたわみによりFRPにひび割れが生じ、水漏れが起きる場合があります。''

下階が部屋のタイプのルーフバルコニーでなければ重要視されない方もいらっしゃいますが、躯体を長持ちさせるには好ましくありません。。

余計なアドバイスですが、ご参考になれば幸いです。


やすらぎ介護福祉設計 斎藤

回答専門家

齋藤 進一
齋藤 進一
(埼玉県 / 建築家)
やすらぎ介護福祉設計 代表
048-935-4350
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう

齋藤 進一が提供する商品・サービス

対面相談

バリアフリー住宅(新築・リフォーム/リノベーション)のご相談

終の棲家としての「介護福祉住宅・障がい者住宅・車椅子住宅・高齢者住宅」の考え方をアドバイス致します。

森岡 篤

森岡 篤
建築家

- good

木造で8mは大変

2008/09/06 15:15 詳細リンク

jhyqq953さんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡です。

バルコニーを支える柱を1階に建てても、2階には柱はありません。
2階LDKならば、LDKの前に柱が立つわけではありません。
LDK下1階の部屋の用途がわかりませんが、1階の部屋の前に柱があってはじゃまですか。


バルコニーの先端両端のみに柱を建て、中央に立てないことで考えてみましょう。

''8mスパンの梁で構成する場合''
単一部材では、必要な断面の大きな梁があるとしても、普通8mの長さの構造材はありません(通常4m)
あっても、住宅地の道路では運搬ができないでしょう。
木部材は、断面性能を保持する継ぎ手:剛接合ができないので、単一部材は無理。

手摺壁を使いトラス構造とする方法が考えられ、これなら短い部材を組み合わせることで構造体が可能です。
しかし、手摺壁の上側が圧縮部材となるため、大きな巾が必要で、建築面積に影響します。


このように、木構造で8mスパンというのは、''不可能ではないけれど''、かなり大変です。

構造的には、2本の柱を、両端から1.5m〜2m入った所に建てるのが合理的ですが、1階部屋から見えやすくなりますね。

この梁のみ鉄骨梁にすれば、実現は可能です。運搬が難しければ、継ぎ手を設けることができます。



2階はバルコニーの奥行きがほしくても、1階にとっては、1.8mの庇が全面あり、うす暗く感じられるかもしれません。

1階、2階の外壁面を合わせるのでなく、2階の外壁を1階よりセットバックさせることで、2階バルコニー奥行きを取りながら、1階も開放的にする、という方法もあります。


建築面積ですが、庇やバルコニー等持ち出し床があるときは、床の先端から1mバックした部分が建築面積としてカウントされます。
1.8mの持ち出しがあると、部屋がなくても、0.8m分建築面積に入ることになります。

参考にしていただければ幸です

横山 彰人

横山 彰人
建築家

- good

ルーフバルコニーの長所と欠点

2008/09/07 21:46 詳細リンク

ルーフバルコ二ーは私も設計でよく取り入れます。 8mで奥行き1.8mならリビングルームの延長としていろいろな利用の仕方が考えられます。

しかし1階部分においては、もちろん暗くなりますし、木造では8mは無理ですので柱が立つことになります。

どうしても柱をなくす場合は重量鉄骨なら可能ですが、梁成は50cm以上になり現実的ではありません。

1階の有効利用をよく考えた設計が求められます。


分からないところがあれば、事務所にご連絡下さい。 横山彰人

(現在のポイント:-pt このQ&Aは、役に立った!

このQ&Aに類似したQ&A

外張り断熱と充填断熱併用における壁内結露について taniyamaSYO112さん  2011-04-17 22:00 回答2件
設計契約解除について かっぷさん  2010-03-13 23:34 回答4件
住宅設計 s255さん  2008-08-21 09:08 回答9件
地盤改良(柱状改良工事)内容について kiichuさん  2008-02-03 05:43 回答2件
地盤改良(柱状改良工事)内容について kiichuさん  2008-02-03 05:39 回答2件
専門家に質問する

タイトル必須

(全角30文字)

質問内容必須

(全角1000文字)

カテゴリ必須

ご注意ください

[1]この内容はサイト上に公開されます。

  • ご質問の内容は、回答がついた時点でサイト上に公開されます。
  • 個人や企業を特定できる情報や、他人の権利を侵害するような情報は記載しないでください。

[2]質問には回答がつかないことがあります。

  • 質問の内容や専門家の状況により、回答に時間がかかる場合があります。
気になるキーワードを入力して、必要な情報を検索してください。

表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング

対面相談

【関西圏限定】戸建て住宅の設計・見積・契約書をプロがチェック

注文住宅や戸建てなどの契約前・後に設計・見積が適正なものか中立的なプロがチェックします! 

寺岡 孝

アネシスプランニング株式会社

寺岡 孝

(お金と住まいの専門家)

対面相談

【静岡・愛知限定】戸建て住宅の設計・見積をプロがチェック

住宅メーカーなどの契約前・後に設計・見積が適正なものか中立的なプロがチェックします! 

寺岡 孝

アネシスプランニング株式会社

寺岡 孝

(お金と住まいの専門家)

メール相談

住まいの無料メールご相談

新築・建て替え・リフォーム/リノベーションをお考えの方へ

齋藤 進一

やすらぎ介護福祉設計

齋藤 進一

(建築家)