対象:年金・社会保険
回答数: 1件
回答数: 1件
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はじめまして、宜しくお願い致します。
今年、会社を退職して個人事業を開業しました。
会社員の時にはまるで興味のなかった「年金・保険・税金」について真剣に考えるようになりました。
(というより嫌でも避けて通れない壁にぶつかっている状況です)
さて、御教示頂きたい問い合わせ内容ですが
自営業者の年金についてです。
37才男
個人事業(青色申告)
扶養なし
この先10年程度は事業継続できる見込み(その先の事業継続は不透明)
上記状況において、
国民年金保険とは別に、月々10万円程度を将来の備えに回そうと考えており、知識の少ない私なりに出した答えは、
「7割を小規模企業共済制度に、残り3割を個人型401kに配分」となりました。
質問1
共済掛金と401kはともに所得控除の対象だと思いますが、120万円/年 全額控除と考えてよいのでしょうか?
(控除の上限があるのかないのかよくわかりません)
質問2
3割を401kに回す理由は、会社員のときの企業型での資産が5万円程度あり、その資産に執着した結果です。
この資産を切り捨てても、別の手段(個人年金など)に切り替えることで将来のメリットが大きい「保険や制度」はあるのでしょうか?
少ない個人情報 且つ 本人知識不足 で大変恐縮ですが
ご意見を伺いたいと存じます。
宜しくお願い致します。
うーてんさん ( 長野県 / 男性 / 37歳 )
回答:1件
個人事業主と年金について
はじめまして、うーてん様。
社会保険労務士、ファイナンシャルプランナーの牛尾理です。
独立おめでとうございます。事業の発展をお祈りしております。30代から将来の備えを考えていらっしゃるのは素晴らしいことですね。回答です。
回答1
全額所得控除になります。上限はありません。
回答2
企業型での資産の有無は別にしても、私は、所得控除されるお金で資産運用できることほどメリットの大きなものはないと思っています。
将来の備えという意味では問題ないのかもしれませんが、小規模企業共済は事業をやめたときに最も共済金が多く、15年以上掛けて65歳以上で受ける老齢給付が次いで多くなりますので、中途で解約する場合は共済金の金額比較では少なくなります。
また、個人型401kも原則60歳まで引き出すことはできませんので、高齢になる前に資金が必要になる場合のことを考えると一部を別の方法で資産運用を考えておいた方がよいでしょう。
評価・お礼
うーてんさん
親身なご回答ありがとうございました。
御蔭様で起業後の滑り出しは順調ですので、将来の資産運営についてしっかり考えてみようと思います。
また機会があれば宜しくお願い致します。
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うーてんさん
小規模企業共済について
2008/09/03 22:51ご丁寧な回答、ありがとうございます。
401kの税制面でのメリットはなんとなく理解していましたが、個人年金と比較してもそのメリットはやはり大きいことを実感しました。
早かれ遅かれ事業を廃業した時の為に共済を選択したのですが、事業継続中にまとまった資金が必要になった場合を全く考えておりませんでした。
事業の将来性に加えて個人の人生プランも考慮して、資産をどのように拠出し運用していくべきか、じっくり考えたいと思います。
すみませんが再質問をさせてください。
頂いた回答のなかに、
「中途で解約する場合は共済金の金額比較では少なくなる」とありますが、
中小機構のサイト内 共済の概要では
「中途解約による解約手当金は掛け金の80〜120%相当」との説明があります。
この違いはどのような理由なのでしょうか?
うーてんさん (長野県/37歳/男性)
(現在のポイント:-pt)
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