マネープラン勉強中

デジタル・クーポン債のような仕組み債は、売る側に裁量の余地を多く与えていて、仕組みが複雑なものが多いので、購入する際は慎重な判断が必要ですね。
債券は原則的には満期まで保有するのがよいとは思いますが、あんこときなこさんの今後の資産運用のご予定、保有する資産の規模、内容、これらの債券が運用資産のうちどのくらいの比率をしめるのかなどをトータルに検討して満期まで保有するのか、処分するのか、処分するのならいつ、どれだけ処分するのか判断する必要がありますね。

あんこときなこ様 バームスコーポレーションの杉山と申します。

どのような理由で勧められたのでしょうか?運用が目的?節税が目的?

営業担当の方が、あんこときなこ様にその商品を説明されたとき、きっと何かアピールポイントがあったのだと思います。もちろん、アピールポイントがあれば、それに対するリスクがあるはずです。それを整理してから判断されるのがよいと思います。

ご自分で解決できないのであれば、FPに分析を依頼されてみてはいかがでしょう?どのような金融商品でも、よい面と悪い面があります。それらをしっかり把握した上で判断されたほうがよいでしょう。

あんこときなこ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。

ご質問の件、勧められるがままとはいえ、ずいぶん、特殊な金融商品を購入されたようですね。

マネープランの本をお読みになり、もうお気付きのことと思いますが、資産運用の基本は、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式に分散投資をして、長期で保有し続けることです。

それぞれに当てはめていく金融商品は、ごくシンプルなもので構いません。

デジタル・クーポン債の詳細が不明ですが、仕組み債の多くは、投資の素人には、わかり難いカタチで、売り手有利の条項が、盛り込まれています。
(詳しくは、発行条件をお読みください)

ご質問は、「この2本は償還日まで持っていたほうがいいのか」ですが、果たして、売れるのかどうかも不明です。売っても大きく損をしてしまう場合は、持ち続けるしかないかもしれません。

ご相談の背景や具体的な投資金額等が分からないので、アドバイスが難しいですが、今後は、勧められるがままではなく、必要に応じて、独立系の専門家のアドバイスを受けながら、ご自身の理解のペースに合わせて、金融商品を選ばれると、よいでしょう。

以上、ご参考にしていただけると、幸いです。

はじめまして、あんこときなこさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。


デジタル・クーポン債はあまりよく分からないのですが、仕組み債のようですね。

どちらのものについて共通して言えることは、為替リスクがある事です。利回りが良いのであれば為替リスクも回避できる可能性もありますし、また良い方向に向かえば大きなリターンも得られる可能性もありますね。

まだ資産運用する資金があるのであれば、ポートフォリオの一部として投資信託などの商品を組み入れられてはいかがでしょう。

また今後は長期で運用を目指されていますが、場合によっては月々の配当もあるような商品で運用させる事も考えられますね。


どのくらいの運用期間で運用させるのか、運用していく資金は何のための資金なのかを考えられて商品を選ばれると良いでしょう。

あんこときなこ 様
ご質問をいただきましてありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーが天職! BYSプランニングの釜口です。
よろしくお願いいたします。

あんこときなこ様は運用しようと思っておられる資産はどんな目的でいつ使用するつもりのお金ですか?
それに応じて投資先を決められた方が良いですね。

デジタルクーポン債は、ノックイン価額(あらかじめ決められた価額以下になれば強制償還させる)が決められていて、ノックイン価額以下になれば50%〜70%の価額で売買されてしまいます。
ですから価額急落時のリスクが大きいです。
リスクが大きいわりにリターンが低く設定されている債券です。

南アフリカランド債は、2010年償還の債券ですから、あと2年以内に南アフリカがデフォルトしなければよかったですねという商品です。

投信は短期1年〜2年で結果を出そうというお気持ちでしたら、投信に投資しない方が良いです。
10年スパンで資産運用をお考えであれば、投信は良い選択肢になります。

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/

よろしくお願いいたします。