対象:住宅設計・構造
今、3階建ての木造住宅を建築中なのですが、3階の天井に筋交いがありそれがある事でカーテンが付けられない状況なのです。
確認申請を通す際に設計をお願いした方の説明では確認申請を通すためにはこれが必要なんですと言われ、カーテンが付けられない事を指摘すると、後でとれば良いですよと言われました、その時にはそれを取る事でのデメリットは説明されませんでした。
ですが上棟と中間検査も終わりその事の話になると地震等でのゆがみなどデメリットは無い訳ではないと言われ、取る場合は自己責任でお願いしますと言われました。これは設計をする人としてはいかがなものなのでしょうか?確かに確認申請が厳しくなり最初の計画では無かった物を付ける様に言われたのですが、最初の説明時にデメリットを説明するかカーテンを付けられる様に設計を考える必要があった様に思われます。この様な場合はこちらはどう対応したら良いのでしょうか?それと、とった場合の考えられるデメリット部分を詳しく教えて頂きたいです。お願いします。
tomo_r3さん ( 神奈川県 / 男性 / 35歳 )
回答:2件
まず大切な事をお話します
文面拝見しました。
まず、構造面に関して「確認申請の対応のため」というのは建築士として大きく道理から
ずれていますね。基本的にあってはならないことです。
ですので、「現場がはじまってから対応してきましょう」という建築士の言葉もあっては
ならないことですし、そのことを信頼せざるを得なかったtomo_r3さんにとっては、心外な
ことだったかも知れません。心情お察しします。
ただ、まず大切なのは「構造は確実に忠実に構造計算どおりに計画すること」です。
逆に構造計算上での検討は可能ですから、筋交いの変わりになる対応法が取れるかどうか
を建築士の方に言ってみてください。出来れば構造計算をされている方もいると思います
ので、その方にも必ず伝わるようにお願いをするのも一つだと思いますよ。意外と方法が
ある場合もありますので、しっかりと伝える事が重要でしょう。
いい形になることを祈っています。
八納啓造 拝
評価・お礼
tomo_r3さん
有り難うございました。
建築事務所の方と相談して、取りあえず解決できました。
回答専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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横山 彰人
建築家
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どんな設計の依頼をしたのでしょうか
文面を見ると、設計は設計監理としてお願いしたのではなく、確認申請と検査だけなのでしょうか。
基本設計からの設計であれば最初の段階で話が出たはずです。
その段階であればその場所以外の所や、工夫をすれば間違いなくカーテンは取り付けられたはずです。
中間検査が終っているのであれば取り外すことは、止めたほうがいいでしょう。
出来た図面の確認申請だけの仕事なら設計とはいいませんので、責任が問えるかは、どこまでその設計の方が関与していたかが問題でしょう。
分らないところがあれば、ご連絡下さい。 横山彰人
(現在のポイント:-pt)
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