私は映像学校に通い、劇団を主催している、23歳のフリーターです。現在は親の扶養家族という形になっています。質問です。先日、アルバイト先での収入が103万円を越えてしまいました。103万円を超えると親の扶養から外されて、親が支払う税金が増えるということは知っていたのですが、具体的に何がどうなるのかさっぱりわかりません。かつ、この先具体的に何をどうすればいいのかさっぱりわかりません。また劇団での収益は
僕の所得の対象になるのでしょうか?気が動転してしまい、大変困っています。助けてください、よろしくお願いします。
ウエダさん ( 神奈川県 / 男性 / 23歳 )
回答:3件
劇団での収益について
ウエダさんへ
こんばんは。
ファイナンシャルプランナーの上津原です。
劇団を主宰されているといわれましたが、アマチュア劇団なのでしょうか。それとも、劇団四季のようにビジネスとしても成り立つようなものを目指しているプロ劇団なのでしょうか。
ビジネスとして考えているのであれば、当然のことながら事業所得になります。
アマチュア劇団としてずっと活動するのであれば、収益というか余剰金は団の共有財産として団運営に限定して使っていくことになります。この場合はウエダさんの事業所得として考えなくて結構です。
ただ、ビジネスの場合も、アマチュアの場合も、お金の管理をいい加減にしないことは言うまでもありません。
回答専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
心とお金が豊かになるライフプランを一緒に作成しませんか。
「上津原マネークリニック」という名前には、お金の無理やストレスのない「健やかな」暮らしを応援したい、という思いがこもっています。お客様の「ライフプラン設計」を第一に、また「長いお付き合いを」と考え顧問スタイルでライフプランを提案します。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
103万円のライン上の意味
ウエダ 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
ウエダ様のアルバイト先での収入が103万円を超えた場合、お父様(お母様)の扶養から外されるのではなく、親の所得税と住民税の納税に関し、扶養控除(所得税は38万円)が使えなくなるというものです。
そして、税金が38万円全額増えるのではなく、38万円×税率(親の所得によって異なります)だけ増加します。
また、お父様(お母様)がサラリーマンの場合、ウエダ様のアルバイト収入が103万円を超えても、何もする必要はありませんが、年末になるとお父様(お母様)の年末調整の際に、扶養社の欄に記入せず申請します。
なお、ウエダ様の収入が年間130万円以上、1ヶ月当りの収入が108,334円以上になりますと、此方はお父様(お母様)の健康保険の被扶養者になれません。この場合ご自分で国民健康保険に加入する必要が発生します。
岡崎 謙二
ファイナンシャルプランナー
1
103万の壁
こんにちわ、FPコンサルティングの岡崎です。
年収が103万円を超えると親の所得税計算時に扶養控除から外れ、所得控除として38万円控除がなくなります。
親の所得により違いますが、通常の家庭では、多くなる所得税額は38万円の10〜20%、
つまり3.8万円〜7.6万円位ではないでしょうか。
それとは別に年収が130万円を超えると社会保険の扶養から外れることになります。
そうなると健康保険や年金に自分で入り、その保険料を支払う必要があります。
アルバイト先で社会保険に入れてもらうか、自分で国民健康保険、国民年金に入るかです。
劇団の収益が個人の所得になるのかどうかは、劇団の組織上との契約の問題でしょう。
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング