対象:不動産売買
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住宅売買の情報で、「セットバック○○?済」あるいは「セットバック済」という記載が見られます。こういった場合、物件の土地面積の記載に対し、セットバック面積をどう見るべきか、という質問です。
具体的に言うと、「土地100?、セットバック10?済」と書いてある場合、『110?の所有権だが、実用面積として10?を減じた100?を地積として記載してある』と解するべきなのか、『100?の所有権だが10?減じられているので、実用面積は90?になっている』と解するべきなのか、どちらなのでしょうか??
ちなみに、もし後者だとすると、「土地100?、セットバック済(平米数の明記無し)」とあった場合、実用面積がどれだけあるのか分からない事になるのですが・・・。
ちなみに「セットバック○○?要」という記載であれば、表示面積からセットバック分が引かれる、という理解が容易にできるのですが・・・。
もしかしたら、明確な基準とか業界標準って無いのでしょうか?
御指導よろしくお願いします。
ナンモナイトさん ( 神奈川県 / 男性 / 43歳 )
回答:1件
セットバック有り物件の地積表示方法について
ナンモナイト さま
はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、
不動産の広告の規制は、「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」を基に管理されています。
その中で、セットバックありの物件に関して、セットバック後の有効面積を表示するのか、セットバック前の面積を表示するのか、明確な基準は残念ながら見当たりません。
(セットバックを要する面積が、当該土地面積の10%以上占める場合には、その面積を表示しなければならないという規制はあります)
また、注意しなければならないのは、建物を建築できないような傾斜地も区別なく表記されている場合がございますので、広告の内容に不明な点がございましたら、ご自身で判断されるのではなく、不動産会社に確認するなりするようにされてください。
以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト 藤森哲也
評価・お礼
ナンモナイトさん
アドバイスありがとうございます。
そうなんですか・・・
地積は不動産の仕様としてはかなり大事な要素だと思いますが(当たり前ですが)、その表示に基準が無いと、素人は勘違いして失敗する可能性もありますね。
信頼できる不動産会社であれば良いのでしょうが、やっぱり我々消費者もうんと勉強して、慎重にならないといけなそうですね。
回答専門家
- 藤森 哲也
- (不動産コンサルタント)
- 株式会社アドキャスト 代表取締役
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?
売ってしまえば終わり・・・になりがちな不動産業界の現状に疑問を抱き、不動産購入には欠かせないお金の勉強をスタート。FP資格を取得。住宅購入に向けての資金計画、購入後の人生設計までトータルにサポートする「一生涯のパートナー」を目指しています。
(現在のポイント:-pt)
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