対象:心の病気・カウンセリング
最近、うつ病のような症状がひどくなり、近くのクリニックに予約を入れました。
医師にどのように相談するかを考えていたところ、自分のうつ的症状はきまって初夏にはじまり、秋に軽快し、冬から春にかけては疲れ知らず(ハイな感じ)であることに気づきました。自分で考えても夏と冬ではものの考え方や振る舞い、体の調子には雲泥の差があり、やや異常といえるほどです。また、年々夏の過ごし難さの度合いが高まってきているようにも思います。
ここでお聞きしたいのは、2点です。
1.夏季限定のうつ病はあるのでしょうか。
調べると、「冬季うつ病」に関しては記載があり、夏季に関しては「ごく希」ということで症状等はのっていないので、詳細がわからなく、やはり病気ではなく体質による甘えなのだと思ってもいます。
2.以下にまとめる私の症状から考えられる病気は何でしょうか。
初夏〜初秋
全身倦怠感・頭にもやがかかった感じ・記憶力減退・過度の眠気・易疲労・自殺を考える・人に会いたくない・食欲減退・肩こり・頭痛・微熱・めまい・憂鬱感(夕方から軽快)性欲減退・微熱・胃痛・吐き気・過度の不安(人に嫌われているなど) など
その他の季節
上記の症状のいくつかは残ったままであるが、気分が高揚しているのでよくわからない
以上、矛盾している記述もあるかもしれませんが、簡単でいいのでご回答いただけると助かります。よろしくお願いします。
ねこぱんださん
回答:1件
季節性感情障害 Seasonal Affective Disorder
毎年、夏季に抑鬱状態になるとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
ご指摘の通り、''季節性感情障害 Seasonal Affective Disorder'' というのは秋から冬に抑鬱状態を呈し、春から夏に軽躁状態を呈するものが中心です。これは日照時間が寄与していると考えられています。従って高照度光療法が効果的と言われています。
一方、夏季に抑鬱状態を呈する方も少なからずいらっしゃいます。これは春の軽躁状態から鬱転するためなのか、夏季の暑い気候のせいなのか分かりません。多くの患者様は鬱なのか夏バテなのか区別がつかないようです。
いずれにしても、薬物療法が効果的です。躁鬱を繰り返していらっしゃるならば、やはりリチウムを基本にした気分安定薬をお勧め致します。詳しくは精神科を受診してご相談ください。どうぞ宜しくお願い致します。
銀座泰明クリニック
評価・お礼
ねこぱんださん
「夏季に抑うつ状態を呈する人も少なからずいる」ということで、少し安心できました。夏バテとの区別もつきにくいものなんですね。
受診してみます。早い段階でのご回答、ありがとうございました。
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
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