卵巣腫瘍

実際には、担当の先生に詳しくお聞きいただいた方が良いと思いますが、一つの指標としてお答えします。

1.中が水分の場合は、小さくなる可能性も大きくなる可能性もあります(正確には卵巣嚢胞と呼ばれます)
2.もう一方の卵巣への影響はあまり考えなくても良いと思います(妊娠に影響を与えるほどの影響はないと思います)。
3.可能です。ただし、出産時に、腫瘍が炎症を起こしたりすると、産後に手術となるケースがあります(実際に3人の方に出会いました)
4.可能です。
5.手術は、おそらく卵巣を全て取るのではなく部分的に取る手術になると思いますので、大きな影響はありません。
ただし、手術には必ず、
・癒着と呼ばれるカサブタのようなものが体内に出来ること(これがイタズラするケースもなくはないです。便秘など。子宮内膜症があるなら、すでに若干の癒着が体内にある可能性もあります。もちろん程度によりますが。)
・腹筋にメスを入れるので、腹筋が若干弱くなること
は考えられます。

6.ホルモン療法(経口避妊薬・実際に妊娠すると内膜症は消失することもあります。炎症については、漠然としたものも含むので割愛させて下さい。卵巣嚢腫があれば炎症として現れますことも考えられますので。)・漢方治療など、先生によって異なります。


質問がなかったのですが、放っておいた場合の、最悪のケースを伝えておきます。
卵巣に腫瘍があると、卵巣についている卵管が捻れることがあります(卵巣茎捻転)。この場合は、処置が遅れると卵巣全体を取り除くことになります。また、一般にはかなり強い腹痛になります。

私自身は医師ではなく、医療関係者なので、あくまで参考程度に留めて置いて下さい。
少し怖い話もすることになり、申し訳ございません。

ご参考になれば幸いです。

ご質問有り難う御座います。
各御質問に関しては、前田先生が詳しく回答して下さったので、この内容で宜しいかと思います。
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