対象:投資相談
回答数: 5件
回答数: 2件
回答数: 3件
回答:4件
社債は会社の借金証書
さくらん様、はじめまして。
ファイナンシャル・プランナー(FP)の横田と申します。
社債というのは会社が発行した「債券」です。
**「債券」というのは「借金証書」
お金を借りるときには借りる内容を明らかにします。
借りる人の名前、借りる金額、返す時期、返し方、その間の利息など
これを今回の例に当てはめると、
借りる人の名前=オリックス
借りる金額=一口100万円総額何百億円など
返す時期=2年後
返し方=ここでは書かれていませんが、2年後に借りた額をまとめて返します
利息=年2.27%
こうした条件を、借りるとき(債券を発行するとき)に明確にします。
明確にしてあるので借りた側がこれを実行しなかった場合は信用を落としてしまいます。
一度信用を落とすとそれ以降なかなか借りられなくなってしまうので、
借りた側はこの条件を守るために最大限の努力をします。
その結果、もし借りた側の財布の中身(財務内容)が悪化した場合も
株式などに比べて優先的にこの条件(借りた額の返済と利息の支払い)を実行しようとします。
オリックスは会社の事業のために常に多額の資金を必要としており、
そのために社債を数多く発行しています。
会社の信用度は高い方なのですが、銀行ほどではないのです。
そのため、借りやすくするため銀行より高い金利が出されるわけです。
それと借りている期間が長いほど会社がお金を使える期間が長くなるのでその分金利を高くしてくれるわけです。
**注意すべきこと
ということで、注意することは信用度(会社の安定度)において大手銀行よりは低いということ、さくらんさんとしては2年間使う予定のない資金なのかどうかです。
この点を考えご判断されるといいでしょう。
ちなみに、国の借金証書が国債。
株式は「権利証書」(会社の利益を分けてもらう権利、経営に参画できる権利)といえます。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
会社の借金を証券化したものです。
さくらん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご質問の件、社債とは、ざっくりと分かりやすく言えば、会社の借金を証券化したものです。
国の借金を証券化したものが、個人向け国債ですので、その会社版と言えば、ご理解いただけるのではないでしょうか。
オリックスの社債は、年2.27%で、2年後の満期まで持ち続ければ、銀行定期よりも魅力的ですが、「信用リスク」が伴います。
「信用リスク」については、社債の購入の際に必ず説明があるはずです。この部分の判断については、格付機関の格付けを参考にされると良いでしょう。
ご参考までに、過去には、日本でも社債の発行会社が倒産して、債務不履行(デフォルト)になった事例も存在しています。
格付けの高い社債であれば、ほぼ安心とは思いますが、信用リスク部分が、金利の上乗せとして反映されているものとお考えください。
以上、ご参考にしていただけると、幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
利率は額面に対してです。
はじめまして、さくらんさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野です。
社債は、文字通り会社が発行している債券です。
債券は期間を決めて発行されて、期間が満了になれば元本を返すというものです。
その約束の上に利率を決めているのですが、発行された後は売買される事もあります。
今回さくらんさんが思われたように、利率が良いんなら債券を買おうという人は増えますよね。
債券も株式市場同様にせりのようなもので価格が変わります。
投資家の方は、今の他の利率より上回る利率が得られるのであれば、額面より高くても購入しますよね。
ですので、時期によってはそんなに大きな利率になるとは限りません。
後は、会社の経営にも大きな影響を受けます。
万が一、潰れそうな会社でしたら、利率が良くても誰も買おうとしませんよね。すると他の会社より良い利率で社債を発行することもあるでしょう。
社債も格付けや企業経営の情報を調べながら購入しましょう。
社債は株よりはリスクは少ないですが、1社へ投資するよりは複数の会社の社債を購入されるなどの分散投資をされると良いでしょう。
また、投資信託にも債券型投資信託と株式投資信託があります。
これから投資をされるのであれば、投資信託もお考えになられてはいかがでしょう。
また何かありましたら、ご相談ください。
恩田 雅之
ファイナンシャルプランナー
-
元本保証の部分がちがいます。
さくらん さん
こんにちは、FPの恩田と申します。
社債と銀行預金の大きな違いは、元本保証があるかどうかになります。
社債の場合は発行した会社が倒産してしまいますと元本割れをしてしまいます。
どれだか元本割れするかは倒産した時の会社の資産によって変わります。最悪の場合は、
社債が紙くずになる可能性もあります。
銀行預金はペイオフによって元本1000万円+利子は保証されますが、1000万円以上は
銀行の破綻した状況でかわります。
社債を発行する企業から見ますと銀行から借りるよりの低い金利で直接投資家の
方からお金を借りることができます。
定期預金と社債との金利の違いは安全性の違いによります。
また、社債の場合は企業の業績や信用度の変化により社債の価格自体(元本)が変動します。
満期時には、社債の額面金額で投資したお金は償還されます。
まとめますと、社債発行した企業が倒産した場合のリスクと、途中で解約した場合の元本
割れリスクがありますが、定期預金のは1000万円まででしたら元本保障があるということです。
そのリスクの差により、オリックスの社債が2年2.27%、銀行1年定期 1.0%になります。
倒産リスクや途中解約のリスクについては、格付け(AAA、AA、Aとかいったもの)を参考にし
てください。
おはなさん
運用の種類について
2008/07/18 09:44説明ありがとうございます。
運用をよく見かける大きく4に分ける方法でしてみようとおもっているのですが。25パーセントずつに。この社債はどのグループに考えれば良いですか?定期の代わりに考えれば良いですか?
一年定期おおぞらの1.0利率
日本株
外国株
外国債券
おはなさん (愛知県/38歳/女性)
(現在のポイント:1pt)
このQ&Aに類似したQ&A