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対象:保険設計・保険見直し

払い済み保険への移行条件について

マネー 保険設計・保険見直し 2008/07/14 13:12

はじめまして。
現在 主人(32歳)の契約している内容が
●死亡・高度障害(一時金)[新生存給付金付定期保険特約]=200万円
●死亡・高度障害(一時金)[定期保険特約]=2400万円
●死亡・高度障害(一時金)[終身保険]=100万円
●三大疾病[定期保険特約]=200万円
●病気による身体障害[疾病障害保険定期保険特約]=200万円
○特定損傷特約=5万円/一回に付き一時金
○新成人病入院医療特約=5000円/日額
○通院特約(5日以上継続入院後の通院)=3000円/日額
○新災害入院特約=5000円/日額
○新入院医療特約=5000円/日額


という内容の保険に加入しています。
加入して10年になろうとしている今、結婚したこともあり
新しいプランの提案に来たのですが、現在かけている
年間17万円強の保険料を下回るプランの提案ができないので(そんなことあるんですか??)
という条件のもと プランの提案に来ました。

そもそもそこがひっかかり 「払い済みの算出をお願いできますか」と伺ったところ
現在の彼の条件では 払い済みができないとのこと。
(現時点での解約払戻金は278000円ほど)
では、どんな条件なら払い済みにできるのか と聞いたところ

払い済みの算出の結果が 100万円を超えないとできない

とのことでした。

確かに、終身保険が100万円だけのものなので違うのかもしれませんが、
払い済みの条件て、そんなにハードルの高いものなんでしょうか・・・。

是非、皆様のご意見をお聞かせください。

おかめさん ( 埼玉県 / 女性 / 31歳 )

回答:4件

辻畑 憲男 専門家

辻畑 憲男
ファイナンシャルプランナー

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払い済みについて

2008/07/14 13:37 詳細リンク
(4.0)

こんにちは。
株式会社FPソリューションの辻畑と申します。

払い済みの基準については保険会社により違います。払い済みとは、今の解約返戻金を使って一時払いで保険を買うということです。最低の保険金額(解約返戻金額)は各会社により決まっています。

現状の内容から考えると改良できる保険ではないので、一から保険について見直す必要がありますね。家と同じです。基礎がきちんとしていれば改良するだけでいいのですが、基礎がだめだとすべて壊さなければなりません。

保険の考え方について私のコラムに書いてありますのでご参照ください。

死亡保険の考え方
http://profile.allabout.co.jp/pf/fpsolution/column/detail/25920

死亡保険金額の計算の仕方
http://profile.allabout.co.jp/pf/fpsolution/column/detail/22163

遺族年金について(サラリーマンの場合)
http://profile.allabout.co.jp/pf/fpsolution/column/detail/22181

医療保険を選ぶポイント1
http://profile.allabout.co.jp/pf/fpsolution/column/detail/2050

医療保険を選ぶポイント2
http://profile.allabout.co.jp/pf/fpsolution/column/detail/2155

評価・お礼

おかめさん

ご回答ありがとうございました。

辻畑様のコラム、読ませていただきました。

賢くない私の頭で 理解できるものなのか、
文字が沢山並んでいたらどうしよう・・・と思ったのですが、
とても分かりやすく要約されており、
大変参考になりました。
ありがとうございます。

何においても 各社規定というのはあるかと思いますが、
直接担当の方とお話をしていても
「現在の契約内容、支払金額を下回るプランを提示できない」ですとか
「お祝金(42万強あります)を引き出すときは 5000円単位じゃないとできない」等、
また、極めつけが
提示してきた新しいプランにおいて
死亡時に支払われる一時金が 総額3500万です
とのことなのですが、項目が4つに分かれているので
「項目を分けてる意味合いはなんですか?」
と聞いても
「私も良く分からないんですよねぇ」
という答えでした。

とにもかくにも、私も主人も 保険に関しては
ど素人です。
是非、素人の素朴な疑問に 根気よく答えていただけるパートナーを見つけたいと 痛切に感じました。


現在の契約内容については、
主人が入社当初若かりし頃、
生保レディの方の提示するものをそのまま鵜呑みにしたものであり、
これからの私たちはもとより
当時からの彼のこの10年間において最もフィットする内容なのかも
多少疑問が残ります。

口うるさい私と結婚した今、
是非 見直しを考えたいとおもっております。

辻畑様のコラムを熟読させていただき、
もっと勉強させていただきたいと思います。

お忙しい中 ご回答および情報提供いただき
感謝しております。ありがとうございました。

回答専門家

辻畑 憲男
辻畑 憲男
(東京都 / ファイナンシャルプランナー)
株式会社FPソリューション 
03-3523-2855
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

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笹島 隆博

笹島 隆博
医療経営コンサルタント

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残念ですが・・・、

2008/07/14 13:42 詳細リンク
(5.0)

はじめましておかめさん、クロスロードの笹島と申します。

現在ご契約の保険内容ですが、

新生存給付金付定期保険特約200万円
定期保険特約2,400万円
>終身保険100万円<
三大疾病定期保険特約200万円
疾病障害保険定期保険特約200万円
特定損傷特約5万円
新成人病入院医療特約 日額5,000円
通院特約 日額3,000円
新災害入院特約 日額5,000円
新入院医療特約 日額5,000円

上記の終身保険以外の契約内容がすべて10年更新でしたら、解約

返戻金は終身部分の100万円部分にしか貯まってくれませんので、

あと10年支払いを続けて行っても、おそらく解約金は50万円を

越えることはないでしょう。

終身保険の最低払い済み金額のバーが100万円で高いから払い済

みが難しかったのではなく、設計時の終身保険の比重が小さかった

から、100万円程度の払い済みも難しかったのだと解釈しています。

保険料は毎月換算で14,166円ですから、月割りで1,500円

程度しか終身保険に保険料が回っていません(年間保険料でおそらく

18,000円程度)ので、終身保険部分の積み立ては18万円に配

当がいくらかついた程度だったのだと思います。

残念でしたがさっと諦めて、新たな保険も組見直しをお勧めします。

評価・お礼

おかめさん

ご回答ありがとうございます。

笹島様の提示してくださったような
具体的な数値というのは、大変わかりやすく
とても勉強になります。

皆様がご指摘くださったように、
「掛捨て」の割合がかなり高かったのだと
改めて認識させられました。

勿論、何かあったときに 「もらえるお金」というのは
あればあるほど良いに決まっています。

しかし、それを受け取るために掛ける金額を
冷静に算出、判断する必要があるんだと感じました。

10年間こつこつと支払ってきた主人には申し訳ないですが、
是非二人でよく話し合って、次のステップを考えたいと思います。

具体的なご指摘、ありがとうございました。

照井 博美

照井 博美
ファイナンシャルプランナー

- good

担当者も含め、見直しが必要かもしれません

2008/07/14 14:04 詳細リンク
(5.0)

おかめさんはじめまして。
サラリーマン家庭の保険の見直しの相談を最も多く
受けているファイナンシャルプランナーの照井博美と申します。


生命保険の払い済みとは、わかりやすく言ってしまうと、
その時点までに貯まった解約返戻金でその後の死亡保障を
一括で購入する、というイメージです。 その後の保険料の
払込は必要なくなり、そのかわりに現在の終身の保障金額よりも
小さな保障になる、というイメージです。


加入されている保険は現在ご主人が万が一の場合約3,100万円が出ます。
そのうち終身部分が100万円、定期部分が3,000万円ですので、
全体のなかの終身部分に占める割合は非常に小さいです。 この保険の
主契約が終身保険であれば、お手元の保険証券に、保険料合計額と、
主契約部分にあたる保険料が記載されているかと思います。
その金額から保険に必要な費用が引かれた金額に、保険会社で運用された
金額が加わったものが現在の解約返戻金にあたる278,000円となります。


加入されて10年とのこと、10年で278,000円の解約返戻金ということは、
主契約にあたる保険料は少ない金額だったことでしょう。
つまりは3,100万円はほとんどが掛け捨てのタイプの保険だった
ということですね。


従いまして、解約返戻金が一定金額を超えていないと払い済みに
できないというのは、おそらくどの保険会社も同じだと思います。
問題はその仕組みを理解せずに加入されている、ということ
なのかもしれませんね。
(ご主人は加入の際理解されていたようでしたか?)


また、現在の保険料を下回るプランの提案はできないというのは、
ちょっと理解に苦しみます。


この保険がおかめさんのご家庭の希望とマッチしているのか、
保険金額・保障内容・保険料ともに、おかめさんご一家の理想とする
保険とのギャップがないのか、信頼できる専門家に相談されたほうが
よいのかもしれませんね。

評価・お礼

おかめさん

ご回答ありがとうございます。

正直申しあげまして、主人が入社したての頃に
会社に来ていた生保レディの方から契約したもので
具体的な内容についてはすべて把握しての契約とは言い切れないようです。

現在の契約内容が 年払いをしてるとはいえ
年間17万超える金額をかけてる割に
掛け捨ての割合がそんなに低いのかと思うと
保険の購入は しっかり理解してから決断すべきだと
つくづく感じました。

私のイメージとしては、
現段階ではまだ子供がおりませんので
必要最低限のプランで組んでもらい、
子供ができた段階で 将来を見据えた内容に変更
もしくは 子供ができなくても 私が再就職するのが困難になってきたら内容を見直すという形にしたいと伝えたのですが、
前述のとおり 現在の保険料を下回るプランがたてられない ということと、
後に変更できるのは 減額だけ とのことで
今の私のイメージとはま逆の提案でした。
(私のライフプランニングが甘いのかもしれませんが)

今の契約しているものが 払い済み扱いにできないにしても
内容を見直す必要はあると思いますので
いろんな方のお話を聞いてみたいと思います。

素人相手に 解りやすい御説明
誠にありがとうございました。

大関 浩伸

大関 浩伸
保険アドバイザー

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回答申し上げます

2008/07/14 15:43 詳細リンク
(4.0)

おかめさん、こんにちは。フォートラストの大関です。

払い済みへの移行とは、それまで掛けて来た保険の解約返戻金をベース
にして、一時払の保険に移行するというものです。

種類としては、保障額を落とさずに保険期間を延長するものと
終身保険に移行(保障額は減額される)するものがありますが、
おかめさんのご加入の契約の主契約は終身保険なので、後者となります。

払い済み保険への移行についての最低基準は、各社区々です。
「100万円を超えないとできない」というのは突出して高い数値ではないです
ので、ハードルが高いと感じられたとすれば、

現在ご加入の保険が、掛け捨て中心で、解約返戻金が非常に少なかった
という設計上の都合

というだけのことです。

現在の保障内容・設計内容は、どちらかというと「売り手側の論理」で
作られたものと判断できますので、おかめさんご夫妻に適合しているとは
思えません。

本格的に見直したほうがいいでしょう。


コチラ(私のコラム)をご参照下さい。
↓↓

(生命保険の検討に必要な絶対的3ヵ条)
http://profile.allabout.co.jp/pf/ohzeki/column/detail/22616

(商品選定の前にニーズ確認を!実例編)
http://profile.allabout.co.jp/pf/ohzeki/column/detail/31447

(安い保険を探す前に)
http://profile.allabout.co.jp/pf/ohzeki/column/detail/17622

(保険での貯蓄はナンセンス?)
http://profile.allabout.co.jp/pf/ohzeki/column/detail/28738


以上、参考にして戴けたら幸いです。

ご不明な点がございましたら、個別にお問い合わせ下さい。

評価・お礼

おかめさん

ご回答ありがとうございます。

「売り手側の倫理」の商品を 10年もの間買い続けていたのかと思うと、
売り手側の倫理を疑ってしまいます。

せめて、自分の売ったものについて、隅から隅まで 説明できる状態でいるのが仕事じゃないのか??と
熱くなってしまいそうです。

大関様のコラム、大変勉強になりました。
生命保険の検討に必要な絶対的三カ条、
まさしく私の求めるものでした。
そして、少なくとも今の契約社(担当)については、
内容以前の部分で 私の要望に答えてくれていません。

同じ金額を掛けるにしても、
内容、条件によって、高い買い物になるのか、割安に感じるのかは
変わってくるものだと思っています。

少なくとも今契約してる内容については、
どちらにしても見直す必要を感じているので
早々に判断したいと思っていますが、
契約解除 という最悪の選択の前に、
払い済みという手段が使えれば と思ったのですが、
それすらもできないという 最後までとても残念な商品(保険)だったんだと感じてしまいます。

しかし 今回たくさんの方のご意見、知識をいただき、とても勉強させていただけました。
こういう機会がなければ得られなかった財産だと思っていますので、
良しということにしたいと思います。

貴重なご意見と情報を提供いただき
誠にありがとうございます。

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