対象:ペットの医療・健康
満15才のオス猫です。
先日後ろ右足の様子がおかしかったので、かかりつけの獣医に診せたところ関節炎と診断されました。
診断された当日と翌日は痛くて動けないだろうと思い、フードや水を猫のいる場所まで持って行ったりしてました。
そしてその翌日(診断されてから2日後)自分からフードのある場所まで来て食事をすませ、歩こうとしたとき、後ろ右足をひねってしまったのか痛みを訴え30秒ほど激しく鳴いていました。しかしその後すぐにお気に入りの場所に戻りリラックスしている様子でした。
そしてまたその翌日(診断されてから3日後)以降はお気に入りの場所からまったく動こうとせず、食事等もこちらから与えるまでは摂ろうとしません。しかしフードの入れ物を見せたり、音を鳴らしたりするといつものように欲しがり、実際与えると食べっぷりもよく食欲は旺盛です。水も良く飲みます。トイレも連れて行くと排泄します。
またお気に入りの場所は家の中でも運動ができるようにと30cmほどの段差をつけた4つの棚の頂上です。
診断されてから2日後以降には、床からお気に入りの場所がある頂上まで駆け上ることが出来ます。
その様子を見ると関節の痛みは緩和しているのではないかと思っています。
このまま自分で動くまで根気よく見守っていたほうが良いのでしょうか?
ご指導のほどよろしくお願いします。
くうだいさん ( 東京都 / 女性 / 29歳 )
回答:2件
老猫の関節炎
老猫の関節炎につきましては、昨年のWVC(西部アメリカ獣医学会)でも発表がありまして、たくさんの老猫が持っていることが判りました。しかし、ほとんどの場合、無症状で、他の病気でX線を撮った時に偶然見つかることが多く、犬だったら痛がって大変だと思うほどの変性、変形があるのにネコの場合は痛がらなくて不思議だという内容でした。しかし、当院でも一匹、四肢に関節がぎしぎしいって、激しい痛みを訴える老ネコちゃんがいます。幾つかの非ステロイド性鎮痛剤を処方して、一番合ったのを続けていますが、順調に生活できています。
評価・お礼
くうだいさん
お忙しい中お返事ありがとうございます。
ここ最近は通常の生活に戻りつつあるので、こちら側が神経質になりすぎず、尚且つ気を配っていきたいと思います。安心しました。ありがとうございます。
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RE:飼い猫が関節炎と診断されました
関節炎は高齢動物によくみられる疾患です。関節を保護している軟骨組織の減少により、慢性的な痛みが生じます。完治させることは難しく、これ以上進行させないようにすることが大切です。
まず猫が肥満気味であればダイエットをお勧めします。それにより、関節に加わる負担を軽減することができます。逆にジャンプや高い所から飛び降りるなどの行為は関節に負担がかかるので避けてください。
動物用に様々なサプリメントが市販されているので試されるのもいいかと思います。
痛みが激しい場合は治療により症状をコントロールする必要があるため、かかりつけの獣医師をご相談されることをお勧めします。
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