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対象:住宅設計・構造

ガルバニウム鋼板屋根について

住宅・不動産 住宅設計・構造 2007/02/08 01:00

なみへいです。800字の制約の為2つに分けて質問しました。また×3質問なのですが、
ガルバニウム鋼板の屋根のメリット、デメリットです。耐久性は?メンテナンスは?と気になります。
ちなみにカラー無塗装品で提案されています。
塗装品はスレートと同じでメンテナンスがかかると思っています・・・
そういう意味では瓦がいいのはわかっていますが、高価ですし、屋根重量や重心の高い位置にあるわけですし以前別の会社の建築士の方に片流れの屋根もできないと言われた事がありますし・・・
回答の方宜しくお願い致します。

なみへいさん ( 神奈川県 / 男性 / 34歳 )

回答:6件

ガルバリューム鋼板

2007/02/08 11:05 詳細リンク
(5.0)

想設計工房の小島です。ガルバリューム鋼板とは、アルミと亜鉛の合金をメッキした鋼板のことで耐食性に優れ、細かい傷でも自己補修性があるといわれています。軽いことと、タテハゼ葺きにすると、かなりゆるい勾配でも使えるので、デザインの巾が広がり、私も良く使っています。私の設計した住宅で、無塗装の原板を使って、10年ぐらいたっているお宅がありますが、今の所メンテナンスの必要もないようです。いつごろメンテナンスが必要かわかりませんが、最終的には塗装をかける必要があるかもしれません。そういう意味では、塗装をかけた製品の方がさらに耐久性は高いと思います。ガルバリュームの原板は、独特の結晶模様を持つ銀色をしているのですが、これにシルバー塗装をしたものであれば、もし塗装が劣化して、剥がれてきても、あまり目立たないのではと思います。欠点ですが、鋼板なので熱を通しやすく、そのままでは雨音がうるさいことです。私は、野地板とガルバリューム鋼板の間に、12mm厚のインシュレーションボードを挟んで、これに対処しています。

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経年変化による塗り替えは必要になります

2007/02/08 11:06 詳細リンク
(5.0)

ガルバリウムとは、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のことで、アルミと亜鉛で鉄を守ることにより生まれた耐久性に優れた鋼板です。(質量比はアルミニウム55%、亜鉛43.4%、珪素1.6%)
一般的な建材としての製品は、表面塗装が施されています。
「カラー無塗装品」と紹介されていますが、全くの素地ではなく、クリアーなどの塗装がのってると思います。過去には素地のものを建材として使われましたが、表面の色に好き嫌いがあり、現在では鋼板メーカーでは耐久性も考えカラー鋼板として製品化しています。
ですから、その塗装の耐久性能と環境条件によって、10〜15年で塗り替え工事が必要になります。

メリットは、通常の溶融亜鉛メッキ鋼板(トタン板)の倍以上の耐久性を持つことです。その耐久性、加工性、塗装性、施工性をみればコストパフォーマンスに優れています。
注意すべき点は、金属ですから温度変化によって伸び縮みしますから、葺き方や技量によって伸縮時の音やあばれが生じます。ただ切り妻や片流れ屋根などの簡単な形状の屋根でしたら差ほどの心配はありません。
また、耐久性があると言っても、ステンレス鋼などには劣りますから、沿岸地域や幹線道路沿いのでの使用は錆の発生を考え避けたほうがいいでしょう。

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ガルバリューム鋼板屋根について

2007/02/08 17:19 詳細リンク
(5.0)

B&B住研の羽入です。
まずは、ガルバリューム屋根のメリット,デメリットですが、メリットとして瓦屋根より軽量であり加工性が良いことでしょう。その為、地震時には有利に働きます。そしてデザイン的にも、ある程度自由度が有ります。デメリットは金属屋根ですから、夏場には屋根温度の上昇に伴い、小屋裏或いは直下の部屋の温度がかなり上昇します。従ってエアコンが欠かせません。光熱費のアップに繋るでしょう。また、夜には雨音が気になることも多いはずです。断熱材を厚くすれば防ぐ事も可能ですが、コストも掛かります。屋根の断熱材はグラスウールよりもロックウール・ポリスチレン系の方が良いでしょう。メンテナンスですが、家を建てる事はメンテナンスも必ず発生してきます。どのような材料にもメンテナンスが必要です。ただ金属屋根の場合は、亜鉛メッキ鋼板よりもガルバリューム鋼板、更にはステンレス鋼板・銅板と価格は高くなりますが、メンテナンス費用は掛かりません。場所にも寄りますが、ガルバリューム鋼板は10〜15年でメンテナンスは必要でしょう。

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ガルバリュウム鋼板屋根について

2007/02/09 12:17 詳細リンク
(5.0)

野口朝夫建築設計所 野口です。
ガルバリュウム鋼板の件で、皆さんの意見がたくさん出ていますが、一つだけ実績からのご報告です。
18年ほど前に2軒の木造住宅を設計しました。1軒はガルバリュウム鋼板無塗装品 立て平葺き、もう1軒は亜鉛鍍鉄板 瓦棒葺きでした。ガルバリュウム鋼板の方が少し高く、選択の違いとなりました。ともに屋根勾配は2寸5分程度です。
その後のメンテナンスですが、ガルバリュウム鋼板の屋根は、3年ほど前に屋根に登り点検しましたが、全く塗装の必要はないような状況で、なかなか耐久性が良い素材だと実感しました(20年目には塗装しようと思っています)。一方の亜鉛鍍鉄板ですが、これまでに2回塗装をしています。こちらの方が立地が少し厳しいこともあるのですが、やはりある程度頻繁なメンテナンスが必要な素材です。メンテナンス費用を含めて考えると、圧倒的にガルバリュウム鋼板の方がコストパフォーマンスが良いと言えます。
カラー塗装鋼板か無塗装品かは、性能の違いというより、デザインの好みの方が大きいように思います。
ただ注意しなければいけないのは、屋根の場合でもディテールにどの程度注意をしているかで、耐久性は相当変わります。ガルバリュムは少々伸び縮みが大きい印象があります。

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回答ありがとうございました。
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長い年月の実例はとても興味深かったです。

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ガルバリウム鋼板屋根のメリット・デメリット

2007/11/16 22:28 詳細リンク

私の考えるガルバリウム鋼板葺き屋根のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
・軽い
・価格が安い
・デザインの幅が広い

デメリット
・遮音性が低い
・メンテナンスフリーではない

ご質問にある耐久性については、10年〜15年に1度のメンテナンスが必要な程度と思います。現在、無塗装品はあまり使われていないはずなので、ご質問にある「カラー無塗装品」とはおそらく素地風のクリア塗装品でしょう。メンテナンスの頻度は同じく10年〜15年に1度程度とおもいます。

また、遮音性は屋根仕上げ材だけで決まるものではないので、このデメリットは下地などを工夫することで挽回可能です。

私の事務所では、軽いことによる構造的なメリットが他のデメリットに充分勝ると考えています。そのため、勾配屋根の場合、特に要望がない場合は積極的にガルバリウム鋼板をお薦めしています

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一ノ瀬 寛人

一ノ瀬 寛人
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ガルバリウム鋼板の屋根

2007/02/08 15:33 詳細リンク
(5.0)

ガルバリウム鋼板の屋根にする事でのメリットは耐久性がある事、軽い事、デザインにもよると思いますが、メッキ層が改良されているらしく色々な形に加工しやすいので表現力に優れているとおもいます。
しかし、雨の音がする事と勾配天井にした時に小屋裏換気が取れない為、屋根断熱にしても夏場はエアコンがほとんど効かないというデメリットあります。
そこで、私はよく発泡ポリウレタンt=89mmを構造用構板ではさんだ高性能断熱パネルを使用しています。
最初は断熱性の向上の為使用していましたが、雨の音もほとんど気にならないようです。

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なみへいさん

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