対象:リフォーム・増改築
本日2箇所の大手の業者に屋根を見てもらいました
前者は、瓦屋さんも連れて来られ、屋根に上がって点検されました。結果勾配がきつい事が功を奏して 一部割れているところもあるが 年数にしては綺麗で、下地も剥がして見なくても踏んだ感じでおそらく大丈夫だろうと・・・。しかし塗装しても3〜5年の保障、時期からいって吹き替えもいいのでは??との意見でした。
後者の業者は、周りだけ見られて屋根の上は点検されませんでした。結果は前者と同じく、築年数の割に瓦は綺麗だし、塗装だけで大丈夫との事 カラーベストは丈夫で40年近くもつ また最近の塗装剤はとても良いし数年前より変色しなくなっているとの事
雨漏りの心配もないとの事でした
吹き替えか・・・と思っていたところでこの意見
一体どちらが本当でしょうか???
のりりんさん ( 兵庫県 / 女性 / 45歳 )
回答:2件
今までにメンテナンスしていますか?
ご質問ありがとうございます。
築19年を経過したカラーベストの屋根についてのご質問ですね。
たいへん申し訳ございませんが、「のりりん」さんのお住まいの屋根を実際に拝見したので、ご質問になる2つの業者のどちらが正しいかは正直、分かりません。
ただ、通常のカラーベストで40年の耐久性があるとは思えないので、あえて申しあげれば
「塗装しても3〜5年の保障、時期からいって吹き替えも」とする見解の方が、一般的かと存じます。肝心なことは「のりりん」さんのお住まいの屋根に使用しているカラーベストがどのような素材のものかですが、通常のものでしたら、新築時から一度もお手入れしていなければ、そろそろ「葺き替え」の時期に来ています。通常のケース、10年ごとに塗り替えの工事を行いますが、それを行っていれば、「葺き替え」はもう少し後でもよいのが一般的です。耐久性が30年以上のガルバニウム鋼板のような素材ならばフリーメンテナンスですが、通常のカラーベストでしたら10年ごとのお手入れは必要かと存じます。仮に一度もメンテナンスをしていなければ、早めのお手入れをお薦めします。
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曽根 省吾
一級塗装技能士
-
屋根塗装か葺き替えかどちらがいいのか?
このご質問は2回目の塗装時期に悩まれる方が多いご質問ですね。
そのころになると、痛みもすすんでこの先また塗り替えるぐらいなら、もうメンテナンスの必要がない屋根に葺き替えてしまおうといった具合にです。
まず、ご質問の回答ですが、どちらが本当のことを言っているのかといえば、どちらも間違ったことは言っていないと思います。
あとは、築19年ということですから、これから先の家自体の耐久年数と照らしあわせて、''どちらがコスト的に安上がりになるのかどうか?''の点になるのではないかと思います。
わかりやすい例で言いますと、仮にあと20年住むとすれば、今回の塗装と次回の築30年目の塗装も入れて、あと2回の塗装で済ますのに対して、その2回分の塗装費用と葺き替え費用は、どちらが安上がりになるのかという点です。
そうなったときに気になるのが、塗装した場合の耐久性です。
果たして、塗装だけであと20年持ってくれるのかということですが、お話の限りではどうやら下地(屋根材の下に敷いてある板)がしっかりしているようですので、問題ありません。
中には下地が湿気を帯びた状態のため、屋根の上から歩いても、下地がふんわりやわらかいような感触が感じられる場合の屋根もあります。
この場合は、下地ごと屋根の葺き替えをする必要があると思います。
葺き替えも、現在の屋根の上からかぶさるようにして新しく屋根を葺くのか、それとも下地から、すべて交換するのかの違いによって、値段も大きく変わってきます。
また、もし塗装をしたときの注意点をコラムに追記しておきます。(このコーナーでの文字数制限の都合のため)。屋根塗装工事のコラム
コロニアル屋根塗装は、トラブルが多い工事です。
ぜひ、ご参考にしてください。
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