対象:住宅設計・構造
回答:3件
風土性を考慮しましょう
タイガーちゃあーさんはじめまして。
床材は私も杉を前の方が書かれているように足ざわりも良いのでよく使います。杉材の特徴のひとつは経年で陽に焼けると風味が出てきます。それを長所と見るか短所と見るかの違いで好みが分かれるでしょうね。
チークとかカリンとかはローコスト住宅の設計が多い私は床材としては使ったことが無いので感触が分かりませんが、靴を脱ぐ生活をする日本の床材としては硬そうな気がします。
沖縄は知り合いの建築家がいますので時々行っていますが、高温多湿の風土を考えれば、それにふさわしい床材がおのずから選別できるのではないでしょうか。
使用する部屋にもよりますが、竹製の床材があります。
このあたりなんか面白そうですね。
あまり参考にもならなかったでしょうが、風土性を考慮した床材がよろしいと思います。
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部屋の雰囲気に合わせた選択
タイガーちゃあーさん、はじめまして。
design studio bAOBabの鈴木と申します。
床材の選択は悩みどころです。
チークはミャンマーチーク(本チーク)、インドネシアチーク(植林されたチーク)など同じ
チークでも値段も違うし、表情も違います。強度・硬度が高く高級感ある材料だと思います。全体的にはこげ茶ですが、黄色っぽい部分があり、ロットによってバラツキも見られます。
チーク同様にカリンも強度・硬度が高く良いのですが、施工性(硬すぎて)が少し落ちます。色は赤系で風合いも良い材料だと思います。
杉はチークやカリンに比べてやわらかく、傷つきやすい材料ですが、値段は安いですね。材料のバラツキ(それが杉の良さでもあると思います)があるけれど、足触りは硬い木に比べソフトで木の温もりを感じます。
無垢のフローリングは次第に色が落ち着き、濃くなっていくので竣工時と数年後では印象が違ってくると思いますし、色のバラツキが気にならなくなります。
フローリングを選択する際は、コスト、傷(テーブル、イスによって生じる傷、物を落した時に生じる傷)やしみ、汚れの問題、塗装の問題、メンテナンス等を考慮していきますが、部屋の占める面積が大きいので空間の雰囲気、デザインまた持込み家具、新調される家具などに合わせた選択が良いと思います。
やはりサンプル(実際と違う場合もあるので注意が必要ですが)を数枚取り寄せて床に並べてみて実際に目で見て触ってみるのと、仕上げた事例(メーカーが持っていると思います)などを見てみると雰囲気がつかみやすいと思います。
他にも様々な種類のフローリングがありますので、迷わない様にまず何を基準に床材を選択するのかを考えていけば自然と絞られてくると思いますので検討してみて下さい。
少しでも御参考いただければ幸いです。
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志田 茂
建築家
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杉材でしたら・・・
はじめまして
志田建築設計事務所 志田 ともうします。
沖縄という南洋の気候の地域ですから、チークはいいのかもしれませんね。
杉材は、私もよく使います。
短所
ご想像つくと思いますが、柔らかいので傷、へこみが付きやすい事
長所
温かい、足ざわりがいい、柔らかいので足にかかる負担が軽い
すわりたくなる、ころがりたくなる・・(まあ、これは感覚的なものですが。。)
といった感じです。長所を生かすために、塗装なし、もしくはオイル拭き仕上げをお勧めします。
また、柿渋 というのもいいかもしれません。
私はまだやった事なにのですが、ステインという塗料に墨を混ぜて塗る というのもあります。
また、材は厚みのあるほうがよりいいです。
ただ、、、私には沖縄での経験がありませんので、、
沖縄という地域性(気候・風土)に杉がいいのかどうかわかりません。地域の大工さんなどにお話を聞いてみるといいかもしれませんね。
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杉の床について書いているものがありますので、よろしければごらんください。
HP内 杉の床のある暮らし
ブログ内 カテゴリー:杉板
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