犬の口臭

口臭は色々な原因で起こります。口の中の炎症や歯石などによることが多いですが、代謝異常などにより呼気自体が臭くなる場合もあります。

口の中自体の問題では歯石や口内炎をチェックしてみてください。たまってるようでしたら早めに主治医の先生に除去してもらうことをお勧めします。歯のケアは寿命を延ばすといわれていますのでお勧めいたします。

また代謝異常などの場合はやはり血液検査などを行うことが一番良いと思いますので、これも主治医の先生にチェックしてもらうことが必要です。

どちらにしても安心するためにもやはり診察をy家手もらった方が良いと思います。

ワンちゃんは歯磨きをしませんので、それなりの口臭があるものですが、3歳ではまだ歯垢の付着も少ないでしょうし、また猫の尿のような臭いというのも気になります。

ワンちゃんには(猫にもあるのですが)体循環門脈シャントという門脈系血管の奇形があります。詳しくは『犬の病気』などの一般向けの本や、インターネットなどを参照していいただきたいのですが、この先天的奇形を持ったワンちゃんは、食後数時間で血中のアンモニア濃度が上昇します。これは奇形血管が存在するために、肝臓が十分に血液を受け取れないことで起こってくる現象です。奇形血管の太さや数でその臨床症状の程度は変わってきて、生後4、5ヶ月で発見されるものから、なかなか臨床症状の出ない軽度のものまであります。

ご心配でしょうから、一度掛かり付けの先生とご相談下さい。極めて珍しいという疾患ではありませんので、血液検査、腹部X線検査などで、普通の動物病院でもかなりの程度まで判定が可能です。治療となると、普通の病院でできる簡単なケースから、大学病院や、高度な設備を持った大きな病院でしかできないケースまであります。

口臭についてご説明いたします。口臭の原因は二つあります。歯周病から発生している場合と、においのもととなる血液中の成分が口から発散される事により発生します。
歯周病から来る場合には歯・歯肉の状態を診ることによりわかります。
歯周病以外の場合ですが、主に肝臓病や糖尿病に起因する事が多いです。どちらの場合にも口臭がするということは重篤な症状である危険性があるので検査を行うことをお勧めします。