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増員なし(派遣・パート)の産休・育休について
私は販売事務の職場で働いており今回産休・育児休暇を申請しましたが、上役の方針は増員なしで女性社員5人で仕事を負担して回すということでした。
そして後は女性社員達に丸投げしてしまいました。(みんなでなんとか協力してくれと)
そうなるとみなさんの負担が大きすぎて育休は申請しずらいです。お互い様と言いますが、結局私だけが迷惑・負担をかけるような気がして、職場には独身の方も多いし、すぐに予定のある方もいないし、やはり自分の身になってみないとなかなか協力してあげようという気にならないと聞きます。(もちろんそうでない方もいらっしゃると思いますが)、私が会社初の育児休暇申請ということもありますし、以前産休のみで出産後復帰された方もいましたが、なにやらさりげなく言われていたようです。保育園の関係上産休のみだと難しいですし、無認可の託児所などを利用すれば復帰できないわけではないので悩んでいます。
ブリーさん ( 東京都 / 女性 / 28歳 )
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葉玉 義則
キャリアカウンセラー
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同僚の女性社員に、共感と協力をうながしましょう。
こんにちは、ブリーさん。My人事の葉玉です。
これも、建前と本音の問題ではないかと思います。
育児休暇は、育児・介護休業法に則り、会社としては、対応しないといけない
「福利厚生」規則になるので、産前産後の休暇と併せ、取得を要請する事自体は、
まったく何の問題もありません。これは、世の中の本流(建前)です。
但し、今回、ブリーさんのお悩みのように、実態として、取得しやすい環境が
整っているかどうかについては、会社によって、かなりの差があるのが、現状
(本音)だろうと思います。
ベストな案は、職場の同僚(女子社員)の協力を得て、申請に協力をしてもらう
事と、日々、職場の連携を図り、じわじわと、会社にプレッシャーをかけ、環境
を整えていく事だと思います。
この事により、例えば、当初は既存社員で回すにしても、その事により、
・職場のお客様サービスが低下するとすれば、
・ブリーさんを擁護の上、現場から環境改善を求める声が上がれば、
派遣社員等の増員によるカバーリングを、会社としても、検討せざるを得なく
なるでしょう。
一般的には、育児休業等による派遣導入は、当たり前の対応策です。
そういった実例の積み重ねにより、後輩の女子社員も、長く働ける環境を
つくっていけるんだ、という意識を、職場の皆さんに、持ってもらう事が
肝要です。
ただ、最終的には、会社の雰囲気、同僚や上司との人間関係、等々の微妙な
ラインで、方針を決めた方が良いので、前項を参考にしていただいた上で、
ブリーさんご自身が、ご家族ともご相談の上、慎重に、各種の手続きを進めて
ください。
一番大切なのは、やはり「育児環境」を、どう整えるかだと思います。
末筆ながら、ブリーさんのご希望に近い形で、回りの協力が得られる事を
心よりお祈りしております。
(現在のポイント:-pt)
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