IPOコンサル

法人・ビジネス経営コンサルティング 2008/04/23 11:14

ＩＰＯを目指す場合、ＩＰＯコンサルを雇う場合の留意点をおしえてください。

?ＩＰＯコンサルを雇用しなくてもいい状態
?ＩＰＯコンサルへの料金
?ＩＰＯコンサルはどの程度の仕事をしてくれるのか

ポプラさん（埼玉県 / 男性 / 33歳）

回答：1件

専門家

運営事務局
編集部

ご質問ありがとうございます。

2008/04/24 10:01 詳細リンク

はじめまして、株式会社イーコンサルタントにて代表を務めております大場です。
武田が出張の為,代理でご回答させて頂きます。まず前提としてご理解戴くのが、IPOコンサルは『雇う』という感覚は、大変恐縮ではございますが、私共では少し違和感を覚えてしまいます。
上場審査・上場準備では長期間(約3.5年)のお付き合いとなり、継続して煩雑な作業、多数の課題を解消していかなければなりません。時には貴社の役員・社員がそのような状況下で“心が折れそうなとき”や貴社の代弁者として証券・監査法人・ベンチャーキャピタル等の折衝をしなくては
なりません、予って、パートナーという立ち位置でお付き合いする方が宜しいと考えます。
さて前置きはその辺として、ご質問について回答させて戴きます。
★IPOコンサルを雇用しなくてもいい状態経験則となりますが、数年前までは、自社内で人事総務5名程度、経理財務で5名、その上司(管掌役員/管理本部長)1名の体制(直前期/上場2期前)があり、
一の部・二の部・有価証券報告書を自社内で作成できる労働力とスキルを持ち合わせていれば自社内で完結できましたが、昨今の審査状況の厳格化やJ-SOX(内部統制)を直前前期(上場する年度の3期前)同時に社内プロジェクトを発足しなくてはならない状況を勘案すると、内部統制は社内の人員(勿論、IPOコンサルも参画しますが)で、上場審査はIPOコンサル主導で進める方が双方のプロジェクトが円滑に進むものと認識しています。但し直前期の中間決算で、証券会社の中間審査が参画してきますので、それ以降は当方どもは裏方に回りますので、それまでにIPOコンサルは、お客様を教育し育成し自社で業務をこなせるするスキルUPを担当するIPOコンサルは求められています。

補足

★IPOコンサルへの料金ですが各社ばらばらで、公認会計士のIPOコンサルは工程(時間給又は日給)に対し報酬を請求しているところが多いようです。当社の場合、全ての業務を開示させて頂いておりますので以下のアドレスをご確認頂けましたら幸いです。
直前前期の報酬 http://www.e-consultant.jp/ipo/fee.php
直前期の報酬 http://www.e-consultant.jp/ipo/feefig.php?fig=1
申請期(上場する年) http://www.e-consultant.jp/ipo/fee.php
当社の報酬基準は、以下のコンセプトに構成されています
★お客様は上場前に少しでも利益を追求してもらいたい(株価へ影響)
★当社とお客様の利害関係を一致させる(お互いに諦めないように)。
予って、固定費は低く、その対価として新株予約権(株を購入する権利を付与戴く、但し契約解除の場合、お客様(役員会承認で)の判断で回収可能な契約を締結します)を頂戴しております。
★IPOコンサルはどの程度の仕事をしてくれるのかですがいくつかの形態にわかれているようです。
A:口頭指導型によるコンサル(元証券会社のOBの方が多いようです)、B:会計指導型のコンサル(公認会計士・税理士出身者の方が多いようです)勿論、他社の話を聞くとそのような形態が多いように感じます。Aは???ですが、Bの場合、審査資料及び内部管理体制に必要な書類の策定
までしてもらえるとお聞きしています。当社の場合、全ての業務を開示させて頂いておりますので以下のアドレスをご確認頂けましたら幸いです。 http://www.e-consultant.jp/ipo/jirei_0.php
特に心がけている点は、導入から定着です、いくら書類が沢山出来ても現場が回らないルールを定めても実態が伴わないということがありますので、実際に現場へ出向き、そして向き合いそして共に上場に向けたルール(内部管理体制)を構築していく事を常日頃、社員一同心がけている現在です。