対象:心の病気・カウンセリング
学生を卒業してこれまで、何度も職場をかわりました。気分的な要因が大きく、気分の上がり下がり(急に泣いたり、切れたりなど)が要因です。職場の人間関係も内容も申し分ないところでも同じ結果になりました。
気分が正常な時は、自分がした不安定な時の行動(無断欠勤からの退職など)が理解できません。その為『こんなことには次はないはずだ』と気持ちを新たに転職活動をするのですが、似た結果を繰り返し続け今年35歳を超えてしまいました。うつかとも思い心療内科にも行きました。診断は思ったとおりのものでした。
これまで短期の派遣の仕事でしのいできた状況ですが金銭的にも厳しく、こんな状況は続けられないと思っています。結婚の予定はないので、正社員としての職を探したいと思っていますが、これからのことを考えると不安です。
非定型うつのコラムを読み、自分が実際診断されたものより近いものだと思えました。(過眠・拒絶への過敏さ)薬は現在飲んでいません。父方の家系(父やその母。私の兄弟)に、家の外ではおだやかなのですが、家の中では突発的にヒステリのように怒鳴り散らしている人がいます。幼いころはそういう性質が理解できなかったのですが、今は自分はよく似てきていると思わずにはいられません。家系なのでしょうか。しかし私以外は皆人並み以上に仕事をこなしてきています。
sayaeiさん ( 神奈川県 / 女性 / 35歳 )
回答:1件
気分を安定させるには
非定型うつ病が原因のようで職務が長続きしないとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
お父様の家系に怒りっぽい方や仕事が人並み以上におできになる方々いらっしゃることは、確かに非定型うつ病を示唆する事実です。非定型うつ病は、うつ病というよりも躁うつ病の成分を有した病態だからです。躁うつ病は刺激性・易怒性や高い目標志向性の行動を特徴とする病気です。
従いまして、治療としてもSSRIなどの抗うつ薬に加え、リチウムなどの''気分安定薬''が効果的なことがありません。いずれにしても、精神科を再受診してご相談くださいませ。気分を安定させ仕事や生活を無事に送られることを期待しております。どうぞお大事にして下さい。
銀座泰明クリニック
補足
「従いまして、治療としてもSSRIなどの抗うつ薬に加え、リチウムなどの気分安定薬が効果的なことがあります」にお詫びして訂正いたします。
評価・お礼
sayaeiさん
その後クリニックで上記の質問を尋ねました。
気分を安定させて仕事を続けていければと思います。
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
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sayaeiさん
病院の選び方
2008/04/17 09:20わかりやすい説明ありがとうございます。これから病院を選ばなくてはと考えています。うつ病と考えたときは心療内科を選びましたが、回答では精神科とあります。
躁鬱の場合とでは違うのでしょうか。
sayaeiさん (神奈川県/35歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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