松の剪定法

彩人様

はじめまして、コルツ小林勝郎でございます。

率直に申し上げて、松の木の剪定は素人には難しいです。まして高さ2.5mでは
プロの意見としては「職人さんにお願いしてください。」が正解だと思います。

それにはバランスや時期が関係しますので、ご理解下さい。

参考にしてください。

松の木の剪定には適切の時期があります。

春先(5月〜6月)に行う剪定は『芽摘み』といい、伸びた新芽を摘む作業です。

松の新芽が伸びてきて松葉が2cm位になり緑色がはっきり分かるようになった頃が適期です。

その年の新芽は指がハサミで全て取ります。

次に今ある去年出た枝のうち必要でない枝をよく見極め、半分くらいに減らします。

一番上の枝から順に切り落としていくのですが、

この時にそれぞれの枝の大きさ、バランスをよく見極めるのが大切です。
最後に去年に出た松葉を半分程度に切ります。

こうしておくと秋の剪定『古葉のもみあげ』」が楽になります。

手順としてはこの通りです。

素人の剪定では一ヶ所の剪定でバランスを崩し不格好になってしまうというのはよくあることですが

松の木は2〜3年で成長する木ではありません。

2.5mの松の木であれば、やはり植木職人にお任せしたほうが無難でしょう。

大きな松の木のあるお宅は、最近の住宅では大変めずらしいです。

大切になさって下さい。