対象:民事家事・生活トラブル
回答数: 1件
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先日、自宅に運勢鑑定の店の者だという2人組みの女性が来て、私の手相を見たり、姓名判断をして「転換期です。これから良くもなるも悪くなるもあなたしだいです。特別価格で家相などもっと詳しく診断するので来店してください。」と言われました。実際、悩み事もあったのでこの値段で見てもらえるならと思い、自分と子供の氏名と生年月日、住所、電話番号を記入して後日予約をしました。
しかし、ネットで色々調べてみると、宗教関係の勧誘の手口だと知り、すぐに予約のキャンセルの電話をしました。幸い金銭的な実害があったわけでは無かったのですが、鑑定の為にと家系のことや個人情報を教えてしまったので、情報を悪用されないかと心配です。このような場合、鑑定を目的として渡した個人情報なので相手が鑑定と関係ない内容で連絡してきたら、個人情報保護法の違反だと言えるのでしょうか?
rengeさん
回答:1件
村田 英幸
弁護士
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個人情報保護法違反になり得るケースです
rengeさん、こんにちは。
まず、個人情報保護法では、6ヶ月以内に、5000件の個人情報を保有している事業者が対象となります。
ご質問からは、詳細は不明ですので、一応、個人情報取扱事業者であると仮定しておきます。
次に、占い目的と宗教勧誘目的とでは、利用目的が異なります。
したがって、個人情報保護法16条(利用目的による制限)に違反してなされた個人情報の取得ですので、利用停止、削除等の請求ができます。
目的外利用は、主務大臣による勧告の対象となります。
また、目的外利用は、損害賠償請求の対象ともなります。
裁判例では、個人情報の漏洩についての判決で、1個人につき、1万5000円の損害賠償を認めた例があります。
大変な状況ですが、頑張ってください。
参考 ホームページ http://www.murata-law.jp
(現在のポイント:-pt)
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