対象:お金と資産の運用
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夫48歳、私は47歳、夫は地方公務員です。中途採用です。家は公営の賃貸住宅で、もう持ち家は諦めています。子供たちは同居していますが、二人とも社会人で働いております。私達夫婦は、今迄将来の事を深く考えず、何とかなると甘く見て生活してきました。今迄は、私もパートをしながら生活を支えてきたつもりですが、体調を壊し、今は働いておりません。今後も、年齢の事を考えれば無理なような気がします。本題ですが、そんな私達ですから貯金も恥ずかしい金額で、500万ほどです。今は金利の少しでも良いネットバンクに定期で預けています。しかしながら定年まで後10年と少しになり、かなり焦ってきました。何とか少しでも確実に増やせないかと思いまして、いろいろ調べたところ、共済組合の貯蓄の金利が市場より格段に良く、そちらに預け変えようかと思い始めています。ただ心配な事があります。組合は銀行ではないので預金保障はされないのです。組合が無くなったり、破綻すると言う事はあるのでしょうか。それとネットバンクに預けているお金は私名義です。何か税法上問題があるか教えていただきたいと思います。例えば、贈与税などですが どうぞ宜しくお願い致します。
ランさん ( 茨城県 / 女性 / 47歳 )
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共済組合の貯蓄
京都のファイナンシャルプランナー、税理士の佐々木です。
共済組合が破綻するということはあります。共済組合は銀行と違い、預金保険機構が無いので補償はありません。ただ、それぞれの共済組合では、預かった資金を、銀行の大口定期預金や国債等の債券で安全な運用を行い、リスクの軽減に努めてはいるようです。
ビーズさん名義のネットバンクの定期預金については、いつ預け入れがあったかで変わってきそうですね。ビーズさんがパートをしていたころか、パートをやめた後か、預けた預金額はいくらか。厳密に言えば、ビーズさんに収入がないのにビーズさん名義の定期預金が増えるということは贈与があったということにはなります。
また贈与税は年間110万円までは課税されません。定期預金に年間110万円までを預けていれば贈与税の問題はありません。これも500万円の定期預金のうち、いくらをいつ預けたかで変わってくるということです。
回答専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
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それほど心配しなくてもよいでしょう
ビーズ様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
破綻の可能性は、どのような金融機関でもあります。私もかつては公務員でしたので、金利の良い共済組合の貯金を喜んで使わせていただきました。
ビーズ様の言われている共済組合がどの共済組合かわかりませんが、よほどのことがない限り問題ないと思います。当たり前のことですが、もし仮に破綻したとしても、ビーズ様の預けたお金の全額が消えてしまうわけではありません。
それでも心配なのであれば一部を共済組合にまわせばよいのではないですか?
回答専門家
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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積極運用も考えましょう。
はじめまして、ビーズさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野です。
まず、ご心配されている破綻についてですが、これは共済組合でも銀行でも破綻の危険性はあります。
しかし、それはよっぽどの事だと思います。また、影響が大きいと何らかの救済も出てくる可能性はあるでしょう。
名義については、厳密に言えば贈与になる部分もあるでしょうが、グレー部分でもあり、年間の贈与税基礎控除額110万円と言うものがあります。
さて、今ある資産の500万円を10年で、少しでも多く増やされてたいと思われていますが、今の金利情勢で市場より多少良くても、それほど増えてくるものではないと思います。
10年と言う期間がありますので多少はリスクのある商品で積極運用をされても良いのかと思います。
''仮に10%の運用利回りが期待できる商品では、500万円ですと10年後には約1,300万円になります。''
お子様の独立されているのであれば、出来るだけ貯蓄に回されるのも良いですね。
また、出来れば早い時期から運用を始められて方が良いでしょう。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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国内外の株式と債券への分散投資をお勧めします
ビーズ 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
共済組合の内容が分かりませんが、金利が高ければそれだけリストも高い物になります。
また、ビーズ様もお書きになっているように、預金保険制度の対象外のため保証はありません。
あまり焦らずに、地に着いた投資・運用をお勧めします。宜しければ此方のコラムをお読みください。
老後の生活費と必要な貯蓄額
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/column/detail/16927
リスクをお取になるのでしたら、国内外の株式と債券への分散投資をお勧めします。
様々な実証研究によれば資産運用の成果の91%は資産配分によって決まると報告されています。
私は、手元資金の急な資金の必要性も考慮して、1.定期預金(ネットバンクが金利が高めでお勧めです)、2.日本債券(国債)、3.日本株式、4.外国債券、5.外国株式、5資産クラスへの投資配分をお勧めします。
例えば例えば5資産均等配分では、リターンは(3.5%)ですが、リスクも(8%)に抑えられます。私のHPに資産配分シリーズとして資産配分検討表とともに、皆様の年金を運用している、年金積立金管理運用独立行政法人、年金基金連合会や企業年金連合会の資産配分、そして各資産クラス別の期待収益率を掲載しています。宜しければご一読下さい。
http://www.officemyfp.com/assetclass-1.html
また、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
私のHPにインデックス・ファンドを掲載しています。ご参照下さい。
http://www.officemyfp.com/toushishintaku-7.html
(現在のポイント:-pt)
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