対象:お金と資産の運用
回答数: 2件
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回答数: 1件
はじめまして。40歳のパート主婦です。(夫40歳 子供小学生2人)
家のローンを払い終わり、そろそろ老後資金を準備しなければと思い、インデックスの投資信託をいくつか分散して(日本株・外国株・日本債・外国債)積み立てはじめました。(昨年11月から)
けれどサブプライムローン問題で、どの投資信託もマイナスです。長期運用なので長い目でみていますが、あるコラムで、「分散投資も今は同じような値動きをしているので、あまり効果がない」というような事が書かれていました。
長期投資なのでプラスになる時期もくるのかとも思うのですが、
このあたりのご意見を伺えないかと思い質問しました。
あき99さん ( 群馬県 / 女性 / 40歳 )
回答:4件
1日でも分散投資の効果はあります
あき99様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
最近、株式市場は芳しくありませんね。ただ、
>分散投資も今は同じような値動きをしているので、あまり効果がない<
というのは少し乱暴な言い方かもしれません。
たとえば、昨日の市場だとアメリカの住宅関連の統計が芳しくなく、一方で、ドイツのビジネス指数は思いのほかよいものでした。アメリカだけに投資しているよりドイツにも投資していたほうがよかったと思える例です。
さらに、アメリカでは中央銀行が金利をさらに引き下げると見られています。そのため金利が下がって、債券の価格は上昇しています。株式市場はマイナスでしたが債券の価格は上昇していた。これも分散投資の好例ですね。
長期投資については少し注意が必要でしょう。放っておいてよいということではありません。
サブプライム問題に対してどのように説明するのか?私なりの回答をこちらに書いてあります。参考にしてください。
評価・お礼
あき99さん
ご回答ありがとうございます。
サブプライム問題に対しての回答を拝見しました。口数に対しての考え方は新鮮だったので、すごく安心しました。
分散しないより、したほうがいいですよね。
ありがとうございました。
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老後資金は長期分散投資で
あき99さん、はじめまして。
''オールアバウトフィナンシャルサービス登録IFAの田口智隆 ''です。
はじめに、40歳でしかもお子様お二人を育てながら住宅ローンを完済
されているあき99さんは、かなり家計上手な方だと思います。
今まで住宅ローンの返済に充てていたお金を老後資金準備のために
長期で運用をしていけば、ハッピーリタイアできる日が訪れるはずです。
さて、分散投資の効果についてですが、確かに昨年から投資を始めた、
運用期間が1年未満という方は、たとえ分散投資をしていたとしても
現時点での損益がマイナスになっているケースが多いかもしれません。
しかし、それはあくまで短期での話であって、
このわずか数ヶ月という期間だけをみて分散投資の効果がないと結論
づけるのは少し乱暴のような気がします。
私自身、デイトレのような超短期投資からあき99さんが実践されている
インデックスを活用した分散投資まで様々な投資を実践してきましたが、
老後資金を着実にコツコツと築くためには、分散投資ほど適した方法はない
と思っています。なので現在、デイトレは一切やっていません。
あき99さんには、ぜひ今後も初志貫徹で投資信託を活用した分散投資で、
老後資金を築き上げていただけると嬉しいです。
私の周りには、多くの長期投資を実践している仲間がいます。
もし、運用をしていて不安になるようなことがございましたら、
私で良ければいつでもご相談に乗らせていただきます。
私からのアドバイスがあき99さんに少しでもお役に立てれば嬉しい
です。何かございましたら、気軽に声をかけてくださいね。
評価・お礼
あき99さん
ご回答ありがとうございます。
家のローンは、15年間は共働きでしたので、繰上げ返済を繰り返し、なんとか返す事ができました。
今まであまり資産運用を考えずにいましたが、家庭の事情で退職した為、家庭に入る収入がぐっと減ったのをきっかけに、勉強するようになりました。
長い目で見て、あわてずに少しずつ勉強しながら資産を増やせたらと思います。
自分の方向性で、納得してから進むタイプなので、アドバイスいただいてよかったです。
ありがとうございました。
回答専門家
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吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
-
同感する部分もありますが・・・
はじめまして、あき99さん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野です。
昨年からのサブプライムローン問題で、世界同時株安が続いてます。私の顧客の皆さんへお勧めしている分散投資での保有銘柄も、例外に無く減少しています。
確かに、短期的に観れば分散投資の意味が無いかも分かりません。しかし、今や資金の流れもグローバル化していて世界のお金が地球規模で回っているように思います。
昨日のニュースでは、インドの自動車メーカーが大手の自動車メーカーを買収したと言うニュースも流れていました。
今は、中国などの流行のファンドを持っておられる方が多くなっているのも事実ですので、現在の中国の信用失墜での損失は大きいですね。
しかし、まだまだ新興国では元気なところもあると思います。
また、アメリカとの景気への関連がないと立証しながら運用しようと言う流れもあります。
現在も積み立てをされているのであれば、基準価額が下がった今も購入されているので、長期で見ると購入単価が下がります。
質問を拝見しますと''外国株''と書かれていますが、これが1銘柄の購入をされているのでしたら、もう少し細かく購入されても良いかも分かりませんね。
評価・お礼
あき99さん
早々のご回答ありがとうございます。
外国株はインデックスの投資信託を始めたばかりです。あと中国株の投資信託を持っていますが、長期保有で買ったつもりなのですが、今となっては随分高値で買ってしまいました。(笑)
外国株も余裕が出来たらいろいろな国に分散していきたいと思います。
ありがとうございました。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
分散投資へのアドバイス(リスクとリターン)
あき99様
ファイナンシャル・プランナーの吉野充巨です。
世界の各市場は確かにグローバル化が進み連動性が昔より高まっていますが、分散投資の効果は顕在です。
現在、債券と株式の関係では、株式は下落し、債券価格は大きく上昇しています。
特にユーロ建て国債等は在庫ががなくなっている状態です。日本国債も大きく上昇しています(金利の低下=債券価格の上昇の関係にあり国債の利率が低下しています)
通貨を見ると、ドルに対してだけは円高ですが、ユーロや豪ドル等に対して依然として円安レベルに留まっています。やはり通貨分散は必要なことがわかります。
また株式も各国の下落幅は大きく異なり、各国の株価指数を組み入れた指数に連動したインデックス・ファンドへの影響は、一国に集中されたときのブレ幅より小さくなっています。
但し、リスクの観点から、夫々の資産クラスが持つ、リスクの大きさの違いで、株式のブレの幅が大きいので、パニック的な見方が紙面を飾っています。
例えば外国株式の期待リターンは7%(企業年金連合会の公表値)で、リスク(標準偏差1)は19.5%(ダイヤモンド社試算値)です。これは年間で68%の確率で、-12.5%から+26.5%の間に入ることを指しています。また標準偏差2では最悪-25.0%〜最良+39%の間に入ることも分かります。まだ、標準偏差1に近い数字ですので、数十年に一度来る最悪ケースにはなっていません。
ちなみに、2005年には日本株式は標準偏差1を超え、45%の上昇をしました。これと同じような幅でマイナスの状態にたる時期とお考えください。
現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。市場に留まることをお勧めします。
私のHPに毎月の運用レポートを掲載しています。宜しければ一読ください。
http://www.officemyfp.com/myfundreport1.html
補足
過去の事例から学びますと、
近くは9.11テロ、2000年〜2001年にかけてのITバブル、ロシア通貨危機、アジア通貨危機等、10年に満たない頻度で、世界的な株安・債券高、債券のデフォルトが発生しています。その度に世界全体の経済はこれらを乗り越えて、右上がりの成長を遂げています。私は今回の世界経済の混乱も、何れは収束して、成長が始まると考えています。
ただ、今回の混乱は、米国、英国、スペイン等各国の住宅バブルが弾けた結果引起されていますから、日本の不動産バブルの例からも、回復には時間が掛かると推測しています。
なお、過去の米国の実証データでは
株価が大きく上昇する期間は極めて短い期間で発生することが知られています。そして、このことを予測するのは困難だということも実証されています。従いまして、常に市場に居ることが資産形成には欠かせません。
今後も保有されるようお勧めします。
評価・お礼
あき99さん
丁寧なご回答ありがとうございました。
方向性が見えてきました。
少しずつ勉強し、少しずつ積立も頑張っていきたいと思います。
あき99さん
積立額を増やす場合
2008/03/28 17:26回答ありがとうございます。
【ちなみに、2005年には日本株式は標準偏差1を超え、45%の上昇をしました。これと同じような幅でマイナスの状態にたる時期とお考えください。】
この部分でよくわかりました。このマイナスの時期を受け入れられるかが自分のリスク許容範囲なのですね。
追加で質問なのですが、毎月の積立額に頑張ってもう少し増やせそうなのですが、今やってる投資信託の額を増やす場合と新しくアクティブファンドや外国株の投信を細かくしていく方がいいのか迷っています。
それぞれ一長一短あるかと思いますが、ご意見をお聞かせいただけたらと思います。
あき99さん (群馬県/40歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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