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吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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先行きの見通しと投資の考え方です
くりぴー 様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
株価の下がりに連動して投資信託も下がりますが、平均回帰のセオリーから何れは価格も回復します。
過去1992年から2006年の15年間で、日本株は1992年-23%、2000年-25%も下がっています。一方、1999年には+60%、2003年は+25%、2005年も+45%上昇しています。また外国株は、1994年-10%、2002年は-28%も下がり、1995年は+34%、1996年+38%、1997年も40%、そして2006年は24%上昇しています。このように現在の下がり方は、普通の状態なのだと考えてください。
また、企業年金連合会が公表している期待リターンに、ダイヤモンド社が算出したリスクでは、日本株式は期待リターンが6.0%で、標準偏差2は36%ですので、価格が-30%〜+42%になることも予測の範囲です。同様に外国株式でも-28%〜+39%の幅がぶれる範囲とお考えください。
株式や株式を対象とする投資信託のご購入に当たっては、上記を念頭に分散投資を行います。
ところで、長期投資ではアクティブ型の投資信託は、市場のインデックス(TOPIXなどの株価指数)に勝つことが困難であることが様々なデータで実証され、現代ポートフォリオ理論によれば、最も効率的な投資方法は、インデックス・ファンドをなるべく安く購入して、長期間保有し続けることとされています。
買換えをお考えの際、新規購入を検討される場合は国内外の株式指数に連動するインデックス・ファンドまたはETFをお勧めします。
なお、市場の価格上昇は極めて短期間に発生します。例えば1999年の日本株式や2003年の日本株の急騰です。しかも、それは予測が困難です。従いまして、市場に居続けることが勝てる要因とされています。
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