対象:家計・ライフプラン
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住宅ローンの繰り上げ返済を何度かし、あとローンは15年で1200万円ほど残っています。繰り上げ返済のたびに驚くのは、いくらか返済して期間を短くすることで、かなりの利息の減額になるということ。低金利の今、貯蓄をしてもほとんど利息の付かない今は、貯蓄よりも、ローン返済にお金を回した方が、かなり得だということが、計算から一目瞭然です。そこで、できるだけ預金をローン返済に回したいと思うのですが、手元にはいくらくらい残しておくべきなのでしょうか。夫は41歳会社員、子供は春から中学2年生のひとりっこで、大学までは行かせてあげたいと思っています。よろしくお願いします。
にこちゃんさん ( 大阪府 / 女性 / 42歳 )
回答:4件
繰上返済は、慎重に。
にこちゃん様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談の件、そもそも住宅ローンを組むことは、リスクの高い取引ですし、多くの場合、金融機関に支払う利息も総額で1〜2千万円程度にのぼります。地価の上昇が期待できない今、これまでに実施してきた繰上返済は、リスク軽減に大きく貢献したと言えます。
しかし、繰上返済は、残りの返済金額が大きく、残りの返済期間が長い程、計算上は、その効果が大きくなります。いただいたデータでは、あとローンは15年で1200万円とのことですので、当初驚いた程の金額にはならないかもしれません。
これから教育資金も掛かりますし、繰上返済をやり過ぎて、かえってお金に悩む結果となってしまったら、本末転倒です。年3%程度で借りられるような個人向けローンは、通常は、他にはないのです。
具体的には、今後の教育資金や生活を楽しむための資金を余裕を持って見積もった上で、慎重に判断されることをおすすめします。
評価・お礼
にこちゃんさん
ありがとうございます。
住宅ローンは安い金利で借りられる、そういう考え方もあるのですね。なるほどと思いました。
どうもありがとうございました。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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繰り上げ返済の件
にこさんへ
はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。
『できるだけ預金をローン返済...残しておくべきなのでしょうか。』につきまして、このご質問につきましては、お子様のこれからかかる教育資金をはじめ、将来予定しているライフイベントがいつ頃、いくらかかるのかを予想したうえで、現在の預貯金残高、さらに毎月の積立金額などを考慮に入れた上で、イベント資金が必要になったとき不足がないように決定していくことになります。
よって、手元にいくら残すのかにつきましては、各家庭により異なります。
にこさんもまず、各年ごとに予定しているライフイベントとそれにかかるイベント資金を書き出すことから始めてください。
いつ頃いくらかかるのかを予想することができれば、各年ごとにいくら手元に残しておけば大丈夫かが把握できますので、手元に残す資金にもメリハリをつけることができますし、繰り上げも効率よく行えると考えます。
できるだけ分かり易く書いたつもりですが、ご理解いただけましたでしょうか。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。また、分からないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
リアルビジョン 渡辺行雄
評価・お礼
にこちゃんさん
ありがとうございます。
一度書きだして、きちんとした予想をたてたいと思います。
ありがとうございます。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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お手元資金の考え方
にこちゃん様
初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
投資運用のセオリーとして、借入金の返済は無リスクで利息分が運用益になる最も有利な投資先とされています。これからもお続けください。
手元に残される金額は、私はこのようにお勧めしています。
1.(毎月の生活費×6ヶ月)+2.(これから1年以内に予定されている大口の支出)=生活準備金
理由は
1.は緊急用です。万が一ご主人がご病気(怪我)などで収入が減じた、転職(リストラ)などで一時的な収入減が発生したなどの場合に、6ヶ月あれば対応が可能と考えてのリスク資金です。また、入院などでもこの資金があれば、高額療養費制度での還付を待つ間も対応が出来ます。
2.は予め分かっている費用は手元に残すことで、プラン変更等への対応が少なくなります。
入学金や授業料、旅行費用なども入れます。
これは、3ヶ月に1度は見直してください。追加で残す支出予定の確認、必要がなくなった費用の確認も行いながら準備金の額は変わります。
上記の内1.の内半分程度は定期預金(ネット銀行は金利が高めです)に、2.も支出時期までは3ヶ月か6ヶ月の定期預金にされるようお勧めします。
なお、証券口座をお持ちの場合はMMFで保有されるのも、普通預金より利回りが高く有利と考えます。
以上のことにより、繰り上げ返済した後に、緊急のことが発生しても対応可能と考えます。
評価・お礼
にこちゃんさん
どうもありがとうございます。
手元に残すべき額とその理由が明確で、わかりやすかったです。一度その方法に従って、計算してみます。
ありがとうございました。
ファイナンシャルプランナー
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繰り上げ返済はほどほどに
にこちゃんさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
繰り上げ返済の魅力にはまっちゃいましたね。
どれだけ残しておけば・・・につきましては一概にいくらと言う答えはできませんが
教育資金の準備はどのくらいできていますか?
高校私立で300万円
大学文系で400万円、理系で500万円(学校に納めるお金のみ)くらいはかかりますよ。
もしかしたら自宅から通学できない可能性もあるのではないでしょうか?
教育資金のほか、イザと言う時のお金も生活費の3〜6ヶ月分は取っておきたいものです。
預金であればいつでも下ろせますが、一度繰り上げ返済に充てたお金はもどってきません。
そろそろお子さんにお金のかかる時期ですからよよっぽどの余裕がない限りは
貯金を増やした方がいいとおもいます。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼
にこちゃんさん
ありがとうございます。
これからの生活に無理のないように、教育費からまず計算してみます。
ありがとうございます。
(現在のポイント:-pt)
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