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ベンチャーの広報担当がIPOの前後にやるべきこと

法人・ビジネス 広報・PR・IR 2008/03/11 15:52

ベンチャー企業で広報担当としてマーケティング部に属しています。

具体的には、プレスリリースの作成→配信、メディア対応のほか、イベント出展、セミナー開催、キャンペーンの実施、広告出稿、営業資料の作成などを行っています。

近い将来会社がIPOする予定なのですが、これまで上場企業のマーケティングを担当したことがありません。

また将来的にはIRの専任がつく予定ですが、IPOの前後は私の方で必要なことをしていかなければいけない状況です。
そのため、企業の広報担当としてその間やるべきこと、考え方のポイント、参考になる書籍などをお教えいただければと思います。

よろしくお願いいたします。

広報担当さん ( 東京都 / 女性 / 38歳 )

回答:4件


足腰固めを大切に

2008/03/11 23:53 詳細リンク
(4.0)

広報は、現在の専門ではありませんが、門外漢でもなく、元々は広報が専門でした。ですので、今現在の専門分野であるブランディングという視点から広報活動についての意見を述べさせていただきます。

御社のビジネスがBtoBなのか、BtoCなのかはわかりませんが、いずれにせよ、「上場」というものを意識すると、担当者としてはついついIR的な視点でだけモノを考えがちになるような気がします。成長性をアピールしたい、業績を評価してもらいたい、可能性をわかってほしい。それはそれで当然のことです。

しかし、上場の準備時期というのは、まずは足腰をしっかりさせる時期だというのが、ワタシの考えです。ビジョンや理念が社内共有できているか、自社の強みや他社との違いをわかりやすく語る「言葉」を持っているか、それは適切でわかりやすいか、それは社内に浸透させられているか、それらを社外に伝えるためのツールは準備できているか、等々。

ワタシが最近感じるのは、今現在上場を目指している企業や最近上場した企業は、なんらかの形で理念やビジョンを言語化したり、視覚化するという取り組みに対して積極的だということ。これはとても良いことだと思います。しかし、往々にしてありがちなのが、形は整えたものの、急成長してきたが故に、社内で意識共有ができておらず、心がバラバラというケースも見受けられます。

理念やビジョンを語る言葉というのは、一種の旗印です。旗印はまちがいなく必要なのですが、あれば何でもいいわけではありません。問題は、果たしてそれで戦えるか、です。もし戦える言葉が見出せているのなら、後は、それを社内/社外にどうやって浸透させるかといった方法論を考えればよいだけです。自社の強みをわかりやすく伝える方法論なくして、第三者に成長性を期待させるということはありえないと思います。

まずは、そんな足腰固めから取組まれてはいかがでしょうか。

評価・お礼

広報担当さん

早速ご返答いただきましてありがとうございます。

まずは、急成長がゆえに社内の意識共有ができていないことが往々にあるというご指摘、まさにごもっともでした。

BtoBの企業として、プレスリリースなどを通じ社外にアピールすることには留意してまいりましたが、理念やビジョンの社内共有が、先立って重要であると認識いたしました。

経営陣の意向を汲み上げ、カタチにするという足場固めを今後行っていきたいと思います。

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IPO前後でのIRの業務について

2008/03/12 01:21 詳細リンク
(3.0)

広報担当様、こんにちは。コンサルタントの神永と申します。

さて、ご質問頂きました「IPO前後のIR」について。
PRとIRの大きく異なる点は、以下の2点と考えます。

1)告知対象が異なる(PR:ユーザー、もしくはユーザー候補が主)
(IR:投資家、もしくは潜在的な投資家が主)

2)アプローチが異なる(PR:商品コンセプトメイク等からのアプローチ)
(IR:目論見書や有価証券報告書を主とするアプローチ)

IR(特にIPO直前)においては、IPO後に株主になって頂ける株主候補の方に対し、
自社の魅力を誤解が無い様に的確に目論見書等にて伝える必要があるということです。

IPO直前には複数の機関投資家様に対して、連日自社をIRして回る「ロードショー」と
いうものがあります。

この際に、機関投資家様は財務上の数字及び今後の戦略の実行可能性・魅力度合い等の
物差しでロードショーの会社を評価します。

つまり、IPO直前においては、IR担当の方は

・自社の戦略をきちんと理解しており、魅力的に(但し、偽りなく)伝えることが出来る。
(「エクイティストーリー」が重要⇒企業価値に直結します)
・財務的な観点から自社を捉えることが出来る。

という2つの能力が必要です。

ですので、IPO前のIRに関しては、貴社の財務部長、経営企画室長との連携を密に
してゆく必要があると思います。又、エクイティストーリーと呼ばれる部分に関しては、
役員陣との連携も必要になります。

今からしておくべきこととしては、他社のIR事例をストックしておくのが良いかも
知れません。金融庁のEDINETや東京IPOのホームページをご参照下さい。
事例が一番の実務上の参考図書になります。

字数の関係上、多くの回答が出来ないのですが、又ご質問があればお気軽にお問い合わせ
下さい。

株式会社フューチャーデザイン 神永

評価・お礼

広報担当さん

お忙しい中ご返答ありがとうございます。

ご説明が足りず申し訳なかったのですが、IPOに関わる目論見書や報告書など、直接関係者向けに必要となる書類類は業務部の方で対応しております。

質問は、一広報担当が、IPOというステージの切り替わりの中意識すべき点、やるべきことでした。
が、他社事例の有効性や掲載箇所は大変参考になりました。

実際、私と役員陣が連携をするというのは、組織上難しいところではありますが、PRとIRの違いを意識した広報を行っていければと思います。


具体的なIR活動について

2008/03/12 20:19 詳細リンク
(4.0)

こんにちは、根本と申します。上場会社で総務、IRを担当しておりました。
今は、コンサルティングをしております。

IR担当者としての考えについては、ほかの方がご回答されているようですので、
私は、具体的なIR活動をご紹介したいと思います。
IR活動には、以下のようなものがあります。

公開前は
※アナリストとのミーティング
※IRに関するツールの作成(会社案内やパワーポイントの資料、会社紹介ビデオの作成)

公募期は、
※上場の発表や目論見書の範囲内の内容での会社説明会の実施
※ホームページでの情報発信
この時期は、ある程度活動が制限されてしまいます。主幹事の証券会社と確認を取りながら進めていく方が良いです。

公開後は
※決算説明会の準備(会場確保、説明会資料作成)
※会社説明会(個人向け、機関投資家向けなど)
※株主総会開催(現在は、IR的見地からの総会運営が主流です。)
※株主通信、事業報告などの作成(株主総会終了後に株主に発送する書類)
※ホームページによる情報開示(適時開示など)
※アナリスト、投資家対応 などがあります。

私が、以前いた会社は、IR担当が株主通信(事業報告)やホームページののデザインレイアウトや
文章をつくっていましたので、大変でした。
(私は、デザインや掲載する写真を集めることなど苦労しましたが、広報ご担当ということですので、その辺は得意分野ですね。)

IRは、その言葉のとおり、投資家(資本市場)との関係作りです。
一方通行ではなく、双方向でなくては、コミュニケーションは成り立ちません。
良い情報のみでなく悪い情報も伝える誠実性がないと投資家からは信用されません。
新しくIR担当者になった方に、一番最初にする説明です。

頭の整理にでもなれば、幸いです。

東証のホームページには、上場準備会社のためのページがあります。
http://www.tse.or.jp/listing/b_listing/index.html
書籍は、本屋さんで自分に合うものを探されるのが良いと思います。

評価・お礼

広報担当さん

丁寧にご回答いただきましてありがとうございます。

現状、広報的な実務は「PR」ですが、IPO時に関しては特に「IR」を意識した対応が重要であると認識いたしました。

弊社では、IPOにおける公式文書は業務部、ホームページやプレスリリースの発表、営業用資料などはマーケ(広報を担当する私が所属する部署)の担当となっており、IPOに関する情報は主に業務が把握しています。

今後は業務が把握する情報を上手く共有し、それぞれのターゲットへ向けて情報発信をしていきたいと思います。


PRとIRの違い

2008/03/12 23:32 詳細リンク
(3.0)

大変な重責をになわれていらっしゃるのですね。それだけにやりがいもあることと存じます。
さて、ご質問の件ですが、PRとIRの違いを認識することから始まります。
PRは株主・投資家を含む一般とのリレーションづくりであるのに対し、IRは株主・投資家に
対するリレーションづくりです。
PRは信頼感などを醸成するのを目的とし、IRは企業価値を正当に評価してもらうのを目的
とします。
PRは直接一般に働きかけるのに対し、IRはアナリスト等に対する場合もあります。
IRは財務情報等数値をベースにした情報提供になります。
留意点としては、IPO前は注目していただけたのに、IPO後に注目していただけなくなり、
株価が不当に低くなりがちであることです。
その備えとして、株主説明会・決算短信・年度計画発表・計画修正等、年間のIR関連行事を
あらかじめスケジューリングしておき、IRニュースをきらさないようにすることが重要です。
また、企業価値を高める事業取組みは積極的に発信していきます。
参考図書としては、まず、日経文庫「IR戦略の実際」をお読みになることから初めては
いかがでしょうか。

評価・お礼

広報担当さん

ご回答いただきましてありがとうございます。
(皆様遅くに書き込みをされているようで頭が下がります。)

IPOというものを目前に控えながらも、広報的な活動については、具体的な方針やスケジューリングが提示されていなかったため、経営層と認識を共有する指針を作成しようとご質問させていただいておりました。

そのため、「PR」と「IR」の対象や内容の違いについてはある程度把握していたのですが、ご回答により、特に「IR」には長期的なスケジューリングの元に動くことが重要であると認識いたしました。

また今回の皆様のご回答に刺激を受け、自分なりに検討した結果、以下の書籍を購入することにいたしました。
僭越ではございますが、ご参考まで挙げさせていただきます。

「戦略広報」-電通パブリックリレーションズ
「[絵解き]広報活動のすべて」-PHP研究所

ご意見、書籍などにより、自社にあった広報の活動を検討して参りたいと思います。

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